伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

ロシア、モスクワ生まれのピアニスト、オルガ・シェプスOlga Scheps「Melody」を聴く。ショパン好きにはお勧めです・

2020年10月07日 | 真空管アンプ・オーディオ

今思うに何故我々にオーディオに関することに興味を持つのか?何故ならそこに「いい音楽」があると言ううが、果たしていい音楽とは?
これは昔からある禅問答のようなものかも知れない。「いい音楽」とは自分が心地よくなる音のようにも思える、この「いい音楽」とは実に厄介な言い方で人によってジャンルも違うそれを趣味と言うであろう。

勿論オーディオも人それぞれ機材を好きに選び接続し自分だけの音を楽しむ事が出来る、最大の面白さかも知れない。同じ装置も人によって鳴らし方が違い音も変化する。

本日のテーマは真空管アンプ愛好家なら必ず経験のある「ガサ、ゴソ」ノイズの解消にチャレンジである。一時緩和したと思ったが、最近またパワーアンプの発するこのノイズが気になり始めた。これらのノイズはもっぱら真空管のピン(足)とソケットピンの酸化が引き起こす接触不良が原因となっている事が多く慎重に清掃することが肝心のようだ。


此の様な時の解決策は下記の写真のように小さなロボットが全て行いってくれると大変重宝されると思うが・・・・

此の様なロボットも出来れば誠に便利であろう・・・・・・・・・・・。細かな清掃は断然優れた効果が得られるであろう。




筆者の使う真空管アンプは半世紀も前のもので聞くところによれば真空管アンプは真空管とトランスさえ良好なら消耗品のコンデンサー交換を行えば半永久的と言われ事が記憶に残る。

真空管のピンはクリーニングや磨きをかければ何とかなるが、劣化したソケットの方はこれまで新品に交換するしかないと考えていた。こちらのパワーアンプは1970年代前半の製品で、真空管はプリント基板に取り付けられた基板用のMT9ピンソケットを使用するタイプと5極管のピンソケットがある。

これをシンチなどに取り替えれば問題は解決するはずだが、ソケット取り替え時にボケをかまして基板のパターン切れなどを起こすのが心配である。



ソケットの寿命は承知だが、何とか接触不良を解消できないものかとクリーニングを徹底してみることにした。オーバーホールは時期的には一度プロにお任せすることが懸命だと思う。

いつもは基本の綿棒と歯間ブラシに無水エタノールを使って処理しているが、今回は和光テクニカルのオイルとクリーナーを試してみることにする。
接点復活材は避けた方が良いとの話もあるが、こちらのアイテムはアルコールを主成分としているので悪影響はないかと思われる。

和光テクニカル チタンオーディオオイル 30ml TI102(30)を注文する、解説には見た目はフレンチドレッシングのような白濁液をキャップに付属のハケで塗り、水を含ませた綿棒等で落とす、ただそれだけなのに汚れが良く落ちる。



後は歯間ブラシを購入してMT9ピンソケットの清掃をして見ることにした清掃後は極細のHUBY工業用綿棒で丁寧に拭き取り仕上がる。

今週の休日は愛機「LUXKIT A3500」の清掃をソケット部分をしっかり磨いて見よう、音質向上の効果は期待できるか?半世紀の溜まった垢を綺麗にしてみましょう、音質向上すれば幸いです。

特にピアノ曲を聴くにはピアノの弦を叩き音の消える美しさを味わえるは、トランジルターアンプより現在半世紀前の真空管アンプを使っている、先日「LUX KIT A3500」の組合のMT管ECC85/TLORENZ製品に交換したがエージングも進みかなりそれらしく良い感じにこれも20年前のデトックス品の「ho's systemのLS3/5a」を響かせるような感じになる。



スピーカーケブルも先日仕入れた50年代のNorthern Electric18GAシングルスズメッキの単線交換で試聴する、素材的には以前から使っているWEの18GAシングルスズメッキの単線への変更は音質的には変わらなかった。

筆者は全く骨董品ばかりで音楽を堪能している、オーディオ機器は骨董品も未だ現役で楽しめる事は大変ありがたい。後はメンテナンスに真空管の交換は必至であり、ヴィンテージ管でなくとも其れなりに高額な点が欠点であるが、一度交換すれば500時間は楽しめる。

音質はEL34をプッシュプル25W☓2で使いある程度の力強さもあり通奏低音の音色を一層伸びやかに聴かせてくれるように思いました。現実にトランジスターアンプの容量とと比べ真空管アンプが断然力は強いようである。
今までLUXアンプはウォームトーンが聴きすぎ敬遠してきましたが、これはLUXのトランスにも関係はあると聴いたことがあるがA3500はその辺りを押さえ筆者好みの音に聴こえ大変ありがたい。



癖のないピアノの音がする、らしい音は実に気持ちの良い物である。現在所有するシステムは納得できる音になった。今回はピアノ演奏の楽しさを体感する意味はショパンらしい演奏が楽しめる意味も大きく、逆にショパンがバッハを演奏すれば・・・等と想像が膨らむ、趣味の分野も多少は広がる音楽えの感性かもしれない。これはある程度の音が鳴るシステムも聴ける環境も大事なことなのかも知れない。

先日オルガ・シェプス Olga Scheps(ピアノ)を知った。写真の様な仕草はコケティッシュでもあり可愛い顔立ちで美人でもある。Olga Scheps, pianoの演奏するChopinが紹介されていた。これがとても良い演奏で気になり彼女の生い立ちをを調べる。



オルガ・シェプスは、わずか5歳で最初のメロディーと曲を演奏し始め、話したり、歩いたり、読んだりするのと同じようにピアノを弾くことを学びました。モスクワ生まれ。ケルン音楽院で名教師パーヴェル・ギリロフに学んだ才媛で、2010年にアリス=紗良・オットとドイツの権威ある「エコー賞」を二分したほどの人気と実力を備えるピアニスト。ドイツ・クラシック音楽界の大御所評論家ヨアヒム・カイザーをして「オルガ・シェプスは真の発見だ。彼女が弾くようなショパンをこれまで私は聴いたことがない」と言わしめた個性的才能の持ち主。


2015年、2016年、2018年と来日し、日本でも着実にファンを増やしているそうです。この際基本に戻った感じで、音探しを楽しんで見ようと思う。



ショパン、シューベルト、サティ、チャイコフスキーなどの演奏は、独創性のある解釈として、各国で高い評価を得ている。
以降に生まれた、いわゆる同時代作曲家の作品。

最近ピアノを習い始めたた方々には是非オススメの作品のような作品です。割と簡単に弾いているように聴こえる事は実力があるのです。

今回の紹介はOlga Scheps「Melody」思わず納得する、テンポもよく素晴らしい演奏でお気入りに登録する。
2015年発売の「ヴォカリーズ」以来のオルガ・シェプス待望の小品集は、プレイリストにも最適なリラックスできるピアノ名曲集。



選ばれた曲はかなりユニーク。どれもシェプスの大好きな曲ということで、もちろんショパンの「夜想曲第2番」や「エリーゼのために」、「トルコ行進曲」などの耳慣れた曲は散りばめられているものの、アルバムのほぼ半分を占めるのは1950年以降に生まれた、いわゆる同時代作曲家の作品に注目。

【収録情報】
  1. ヘルビッヒ:夕べに(Am Abend)
  2. ブラームス:間奏曲 イ長調 Op.118-2
  3. J.S.バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV.974~第2楽章アダージョ(原曲 マルチェッロ:オーボエ協奏曲ニ短調)
  4. エイナウディ:Una mattina
  5. ショパン:夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9-2
  6. ゴンザレス:Armellodie
  7. ベートーヴェン:エリーゼのために WoO.59
  8. グルック/ズガンバーティ編:メロディ(原曲 『オルフェオとエウリディーチェ』~精霊の踊り)
  9. グリーグ:抒情小曲集 第2集 Op.38~メロディ
  10. J.S.バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971~第2楽章:アンダンテ
  11. エイフェックス・ツイン:Avril 14th
  12. ビバン・バッティ&ケタン・バッティ:ムソルグスキーによるプロムナードIIのメロディ
  13. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331~第3楽章:トルコ行進曲
  14. ゴンザレス:オルガ・ジーグ
  15. ショパン:夜想曲 第8番 変ニ長調 Op.27-2
 オルガ・シェプス(ピアノ)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

誰もが知っている作品集、いつまでも聴いていたい感覚に落ちる、何か音楽の基本を味わさせて貰った様な感じな幸福感まで味わえる様な作品です。
今後どの様な演奏に発展して行くか今後注目したい演奏家です。
筆者の好きな平均律も是非発表していたでければと思ってます。音楽を愛する人に聴いていただきたい、
そんなアルバムに出会ったことに感謝する。ブラボー!


最近愛犬のモジャはやっと3ヶ月(人年齢4歳)になりました、現在4.5キロ3回目の注射も終わり来週後半から、入浴と散歩が始まります。成犬は7キロ程に仕上がるようです。まだまだ甘えっ子です。

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