よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

青石畳通りを歩く(松江市美保関)

2011-10-22 18:40:13 | 旅行
美保関というとすぐ思い浮かべるのが「美保神社」です。


美保神社は、ご祭神が大国主神のお子さんの事代主神(ことしろぬしのみこと)と大国主神のお后様の三穂津姫命です。
事代主神はえびす様の名で全国のえびす様の総本社です。
漁業、商業など広く生業の守護神です。

この神社の横に青石畳通りというのがあります。
その昔、美保関は朝鮮との交易、江戸に入ると北前船の寄港地として栄えました。

北前船が寄港すると積荷を載せるため大八車がこの通りを走ります。
そのためには、固い道路が必要となってきます。
住民が結集し海から天然石を運びこの石畳を造りました。
雨の日にこの石畳が雨に濡れると青く光る為青石畳通りと呼ばれるようになりました。




通りを歩いてみますと、









何か昭和の時代にタイムスリップしたような感じです。
この日は雨が降っていませんでしたが、雨で青く光る石畳も見てみたいです。
通りの奥には魚屋さんがあり、美保関で獲れた魚の干物を売っていました。
この中に山陰名物の「のどくろの干物」がありましたので即座に購入しました。


通りの中央には「仏谷寺」があります。


この寺は、浄瑠璃で有名な江戸の「八百屋お七」の恋人「吉三」のお墓があります。
お七が江戸駒場で火刑に処せられたあと吉三は出家し、西運と称して江戸から西へ向かい
各地の名刹にお七のお地蔵を建て遺品を納めました。
元文2年(1737)10月このお寺に於いて70歳の生涯を閉じました。
これが吉三のお墓です。







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4 コメント

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Unknown (スズラン)
2011-10-22 20:22:56
石畳の路地、風情があってとってもいいですね。
いい所を歩いていてうらやましい。
初めて文楽というものを鑑賞したときの演目が
「八百屋お七」でした。
雪の降る中を火の見櫓へ梯子を上るシーンを思い出します。
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おはようございます♪ ()
2011-10-23 05:15:56
よっくんさま
青石畳の路地、風情があってとってもいいですねぇ
昨年、行った「美保館」も写して貰ったのね~
温泉から眺めた海を想い出しています・・・

よっくんさまのお好きな干物が並んでいるでしょ


「八百屋お七」の恋人「吉三」のお墓がありますね
70歳まで生きておられたの?
知らなかったわ。
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コメント有難うございます (yokkun)
2011-10-24 09:09:53
スズさん
この青石畳通りは、周りを見ると
昭和の中に引き込まれてきます。
映画のセットにも使えそうです。
この中を下駄で歩くと気持ちいいでしょうね。

啓さん
啓さんのデジブック見ましたよ。
私も歩いてみようと思い歩きました。
啓さんはここの旅館でお食事をされたのですね。
こんな旅館で2.3日ゆっくり過ごしたいです。
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浄瑠璃 (yokkun)
2011-10-24 09:13:41
付け加えです。
私もこの「八百屋お七」の浄瑠璃を見ました。
見たといっても地元の人形芝居保存会の方の
公演を見たのです。
うまい人の義太夫と人形操り手でしたので
劇の中に入っていくようでした。
階段を登るシーンが一番の見どころですね。
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