4月開催全国のウォーキング大会も新型コロナウィルスの影響で中止になってしまいました。
全国の大会、ウォーキング協会例会参加で予定表はびっしり埋まっていましたが、今は予定表が白紙になってしまいました。
これだったら個人で歩かないといけないなと思い歩友Nさんの紹介で「九州オルレ」にチャレンジすることにしました。
「オルレ」は韓国・済州島から始まったもので、もともとは済州島の方言で「通りから家に通じる狭い路地」という意味です。
九州オルレは、済州オルレの姉妹版。済州島と同じように九州には四季の美しい風景があり、トレッキングに適した山岳を五感で感じ九州の魅力を再発見できます。
オルレの魅力は、海岸や山など感じながら、自分のペースでゆっくりとコースを楽しむところにあります。
神湊(こうのみなと)発9:25のフェリーで大島へ。約25分の船旅です。
大島港に着きました。大島へは、若いころ仕事で1回行ったきりで45年ぶりの訪問です。神湊でもらったオルレの地図を片手にスタートします。今日は、天気も良く絶好のウォーキング日和です。
中津宮です。
宗像三女神の次女神・湍津姫神(たぎつひめ)が祀られています。境内を流れる「天の川」を挟むように牽牛神社と織姫神社があり七夕伝説発祥の地ともいわれています。(パンフより)
中津宮では、朱印をいただきました。
中津宮の裏側を通り、御嶽山に向かいます。
ここから急勾配の上りが続きます。階段の段差が大きく休み休み登っていきます。
やっとのことで御嶽山展望台に来ました。
展望台からの眺めです。
しばし休憩し再びスタート。
再び山の方に向かいます。途中地元の方から甘夏の差し入れがありました。大島は甘夏の産地でもあります。
風車の所に来ました。時間もお昼になりましたのでここで持ってきたおにぎりをいただきます。
案内板によれば、大島~沖ノ島~釜山まで直線でつながっています。大島~沖ノ島が49km、沖ノ島~釜山が145kmです。
沖ノ島は、「神の島」と呼ばれ、島全体が宗像大社沖津宮の御神体で、今でも女人禁制の伝統を守っている。また、男性でも一般人は毎年5月27日の現地大祭以外は上陸を基本的に認められず
その数も200人程度に制限されてきた。世界遺産登録に際して、島への接近・上陸対策の強化をユネスコから要請されたため、2018年からは研究者らを除く一般人の上陸は全面禁止とすることを宗像大社が2017年7月に決定した]。山の中腹には宗像大社沖津宮社殿があり、宗像三女神の田心姫神(たごりひめのかみ)をまつっている。島は時の大和朝廷と朝鮮半島を結んだ海の道「海北道中」の中間地点に位置し、韓国の釜山までも145キロメートルしかなく、遣隋使や遣唐使も島を目印として大陸に渡海した記録が残る。元寇後の1297年(永仁4年)に編まれた『夫木和歌抄』に「うつ波に 鼓の音をうち添えて 唐人よせぬ 沖ノ島守り」と詠まれており、沖ノ島が神国思想の拠り所として最前線の防波堤の役割を担っていたことがうかがえる。1855年(安政2年)に作成された『皇国総海岸図』には「御号島」と記載される。無人島であるが、現在は沖津宮の神職が10日交代で派遣され、常時滞在している。(wikipediaより)
風車展望所には、日露戦争慰霊碑があります。日本海海戦では、ロシア側4830名、日本側117名の英霊が眠っています。
この展望台からは下りになります。
宗像大社沖津宮遥拝所(ようはいしょ)
神職以外の渡島が制限されている「沖ノ島」の「宗像大社沖津宮」を遥に参拝(遥拝)するために建てられた拝所です。
大島オルレコースも終盤になってきました。
海岸の方にやってきました。
夢の小夜島・・・・夢の小夜島は、連歌師宗祇の筑紫道中記に歌われた島です。昔の詩情そのままで、海中に立つ朱色の鳥居と島を覆う松の緑が美しいコントラストを見せています。(パンフより)
海の道・・・・潮が引いた時にだけ現れる道。カップルで歩くと二人の仲を更に深めてくれる恋愛パワースポットです。(パンフより)
14:06 九州オルレ宗像・大島コースゴールしました。ゴール後、ターミナル近くの漁港直売所で「魚ぎょろっけ」をいただきました。お酒のおつまみにもよく合うと思います。
14:40のフェリーで神湊に戻りました。まだ2回目のオルレですが、結構病みつきになりそうです。
ヤマップにも投稿しています。
https://yamap.com/activities/5873795