この時期、富士山が綺麗だろうと思い、11/18~19「城下町小田原ツーデーマーチ」に参加しました。
関東遠征は3年前の東京国際3DM以来です。
スタートが早かったため前日から新横浜駅前のホテルに泊まり朝早い新幹線で小田原に移動しました。
この大会、いろんなコースがありますが、折角九州から遠征に来ていますので2日間とも30kmの
コースにエントリーしました。
前日は凄く天気が良かったのですが、初日の今日は朝から怪しい空模様。
30kmは「相模湾を見下ろす国府津・曽我山コース」です。
マップを見ていますと急な登り、急な下りが何箇所かあります。
小田原城址公園の出発式では小田原のゆるキャラ「えっさほいファミリー」も応援に駆けつけました。
午前8時、北条手作り甲冑隊の鉄砲で銅門が開けられスタートします。
この鉄砲どんな音がするのだろうと期待していましたが、打つと銃口からテープが出てきました。
これには思わず笑っちゃいました。
小田原宿なりわい交流館を過ぎると
かまぼこ通りに入っていきます。ご存知小田原は蒲鉾で有名です。通りには各蒲鉾業者の建物があります。
最初のチェックポイントが国府津(こうづ)学習館です。
時間は9時半。ここまで9km。順調なペースです。
ここでミカンを頂きました。乾いた喉に甘いミカンが染みとおります。
国府津とは、相模国府の港があった所です。
菅原神社、光明寺を通るといよいよ山道に指しかかります。
この山が曽我山なんでしょうか?
地図には急な坂と書かれていましたが、本当に急です。
懸念していた雨もポツリポツリと落ちてきました。
Dバックから合羽と傘を取り出します。
途中相模湾が見えてきました。
天気がよければ凄く見晴らしがいいのでしょうね。
小田原の町も見えてきます。富士山はどこかな?などと思ってみますが、この雨の中、
見えるわけないですよね。
六本松跡が第二のチェックポイントです。
ここには昔六本の松があり六本松峠と呼ばれていました。
京都と鎌倉を結ぶ重要な道路で鎌倉時代には源頼朝が通り、曽我物語では曽我十郎と虎御前の別れの
場所にもなりました。現在ではその松もありません。
六本松跡辺りから下りになります。
城前寺が見えてきました。
ここは仇討ちで有名な曽我兄弟の叔父の宇佐美禅師がこの地に兄弟の遺骨を持って弔ったことから
創建されました。
そういえば、十郎の許婚者の虎御前は十郎の死後、善光寺で尼さんになり、中国、九州の各地に行き
十郎を弔いました。
昨年長崎街道を歩いた時、佐賀武雄に「八並の石塔」がありました。
これがそうなんでしょう。
18km地点の「梅の里センター」が休憩地です。
小田原は梅の産地として梅干なんか有名です。
雨は本降りになってきました。
少し濡れてきましたのでタオルで拭いてまたスタートします。
下曽根駅からしばらく歩くと20kmのコースと合流します。
ブログ友達のKさんは20kmを歩くと聞いていましたのでちょっと急ぎ足で歩き
Kさんを探しますが見当たりません。もうゴールしているかな?
各大会で見かける埼玉のIさん。スタート前には折鶴を配られていました。
私と家内の間では「鶴おじさん」と呼んでいます。
酒匂川(さかわがわ)を渡り、あと6km地点が飯泉・勝福寺です。
ここでは給水、足柄茶、梅の接待がありました。
雨で冷え切った体に熱いお茶がとても美味しかった。
酒匂川の小田原大橋を渡ると小田原市内に入ってきます。
雨は容赦なく降って来ます。少し寒くなってきました。
13時29分小田原城銅門広場にゴール!
ゴールしたあと、ブログ友達のKさんを探しますが見当たりません。
Kさんのスピードでしたらもうゴールしているはずなんですが・・・・・
考えた挙句、大会本部に行ってKさんを呼び出してもらうことにしました。
アナウンスのあとすぐKさんが本部にやってこられました。
Kさんとは3年ぶりの再会です。
それからKさん行きつけの小田原の釜飯屋さんに直行。
昔話に花が咲き、時を忘れるくらいでした。
今日は生憎の天気で富士山が見えませんでしたが明日は天気も回復するそうですので
明日に期待します。