10/1(日)しまなみ海道スリーデーマーチ2日目は「国宝とロマンの大三島宮浦コース」20km(実際は、23km)でした。
前日マップを確認すると、今治港を8:20の船に乗り、宮浦港着9:50。それから歩きだして帰りのフェリーが12:00、13:00。(フェリーは所要時間1時間半)
高速船が13:00,15:50 (高速船は、所要時間50分)
今日は、自宅に帰るので遅くとも15:00には、今治に戻りたいのですが、9:50に出発してもとても13:00の船には間に合いません。
下記写真参照。一番早い12:00のフェリーに乗るには、時速12km/hで歩かなければいけません。おまけに急坂が何か所もあり、高速ウォーカーの方も無理だと思います。
結論としては、宮浦港をスタートして伯方塩業の先から大山祇神社に向かうショートカットを選択しました。
ところが、当日になって、バスの便が用意できたそうです。行きは、今治港発 8:15 で宮浦港着9:00。
帰りは、宮浦港発 13:30,14:00,15:30です。
これも口頭で聞いたのですから、スタート地点でバスの便を案内する看板、プラカードなど一切ありません。私の知人は、知らないので他のコースを選択したそうです。
9:10大三島の宮浦港に到着。
宮浦港で、帰りのバス、フェリーの時間を確認。14:00のバスに乗りたいので逆算すると時速5km/h強のスピードで歩かなければいけません。
トイレを済ませ9:20スタート。
今日から10月、大三島では、秋祭りが行われていました。浦戸峠に来ました。大三島は坂道が多いです。
ここまで時速6km/hで来ました。
ところミュージアム大三島は、平成16年春に開館した現代アートの美術館です。アメリカで活動するノエ・カッツやマリソール、トム・ウェッセルマンを始め、サン・ピエトロ寺院大聖堂の
門扉を14年かけて制作したことで世界的に知られるジャコモ・マンズー、日本の林範親、深井隆の立体作品など約30点を展示しています。(ところミュージアムHPより)
伊東豊雄建築ミュージアムは、ところミュージアムを寄贈した所敦夫が伊東豊雄に設置を提案したことをきっかけに設置が計画され、2011年7月30日にオープンした。施設建設費には
市の他、伊東豊雄や所敦夫などの寄付金が活用されている。
施設は伊東豊雄の作品を展示しているスティールハットと旧邸宅を再現したシルバーハットの2棟の建物で構成されている。伊東豊雄が設計した図面や建築物が展示されている他、建築物の
模型などを展示している他シルバーハットにはワークショップスペースが設けられている。両施設とも伊東豊雄が設計しており、施設自体が展示物となっている。(wikipediaより)
伯方(はかた)に宗方(むながた)と聞くと、福岡みたいですね。
大三島憩いの家 が休憩所。
大三島憩いの家は、旧宗方小学校をリノベーションし、2018年4月に宿泊施設として「大三島ふるさと憩いの家」がオープンしました。
宿泊施設にリノベーションするにあたり、かつての面影を活かし、外観は小学校の雰囲気を残し、さらに雨漏り屋根を改修し、また耐震補強も実施されました。
「ふるさと憩いの家」大きなポイントは「ながーい板張り廊下」です。昭和の学校に合った、懐かしい廊下です。
リニューアルの際、昔の面影を残すのに、最も苦労した場所なのだそうです。オープンデッキとしても使えますし、さらに2階にはイベントやワークショップなども開催できるサロンを
設けたことで、宿泊施設としてだけでなく、地元の人々が集まる場所にもなり、島の人と旅行者の新たなコミュニティの形成にもつながっています。(しまなみ海道の魅力を再発見より)
昭和が舞台の映画の撮影にもいい光景です。ここでは、酒まんじゅうが振舞われました。
岩田健母と子のミュージアムは、円筒状のコンクリート壁に覆われた、半屋外スペースに母と子をテーマにした岩田健氏の彫刻を展示しています。緑の芝生の中にはいくつものベンチが
置かれ、瀬戸内の陽光と潮風を感じながら作品と触れ合ってください。建築家・伊東豊雄氏による建築も見どころです。(せとうち美術ネットワークより)
少し休憩し、再スタート。
急坂に差し掛かりました。この坂、2kmぐらい続くのかな?・・・・・
トンネルを抜けると海岸線が広がります。然しそれも一瞬だけ。誘導員さんの指示に従い左折するとまたまた坂道です。
保健センターがチェックポイント。ここでは、神島(みしま)まんじゅうが振舞われました。神島まんじゅうは、大山祇神社の神紋入りです。
少しだけ休憩し再スタート。今、12:30 ゴールまであと5,5km。今の調子で歩けば14:00のバスに間に合いそうです。
チェックポイントからしばらく歩くと往路の所に合流します。来るときは感じませんでしたが、ここも坂道です。
宮浦港と大山祇神社との分岐点に来ました。ここからまっすぐ行くと約700mで宮浦港に行けますが、大山祇神社経由で宮浦港に向かうとあと2km弱です。
少し考えましたが、せっかくですので「大山祇神社」に向かいました。
大山祇(おおやまずみ)神社は、愛媛県の最北端、瀬戸内海のほぼ中央、大小の島々に囲まれた瀬戸内海国立公園の中心、さらには愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶしまなみ海道の中心、
芸予諸島最大の島である大三島に大山祇神社は鎮座しています。御祭神は大山積大神一座。天照大神の兄神に当たらせられます。古事記・日本書紀には「山の神」とあり、
伊予国風土記には「御島に坐す。神の名は大山積・・・一名を和多志の大神」とあって、山の神であると同時に、大海原の神、渡航の神とされています。
神武天皇の御東征に先駆けて四国に渡った大山積大神の子孫である小千命がこの大三島に勧請鎮祭したと云われております。天孫瓊瓊杵尊の皇妃として迎えられた木花開耶姫命の父に
当たる大山積大神は、皇室第一の外戚として、また我が国建国の大神として、全国津々浦々にその御分社が奉斎されています。(大山祇神社HPより)
他に大山祇神をお祀りしているのは、静岡県三島市の「三嶋大社」です。
今日はお祭りがあったのでしょうか?、山車が片付けられていました。
大山祇神社から参道を通り宮浦港へ。
現在13:20 。ひょっとすると13:30のバスに間に合うかもしれません!
13:30 宮浦港に到着。まだバスは発車してなく、何とか無事乗車することができました。
14:15 今治桟橋「はーばり」にゴール!
GPSを見てみると平均して時速5,5km/hで歩いています。それにしてもきつかった・・・・・・(スタート直後GPSの不調でスタート地点がずれています)
今治桟橋から15:00の福山行の高速バスに乗って福山駅へ。福山駅から17:08の新幹線「のぞみ」で博多へ。博多着18:30でした。
今回で5回目のしまなみスリーデーマーチでしたけど、やはり尾道コースが無くなって少し物足らなかったです。
感想を少し述べさせていただきますと、2日間の日程で10コースというのは、多すぎます。(3日間コースでしたらわかりますが)
コース上(今治市街地ですが)、矢羽根、案内看板が一つもなく、誘導員が指示していました。その誘導員にここから曲がってどこに行くかと聞いても「しらない」とのこと。
歩かせていただいているので文句は言えませんが、自分の持ち場の周辺は知ってほしかったです。
会場への交通手段が変わると(バスが増設されたとか)看板等で案内してほしかった。
会場では、案内板もプラカードもなく、どのコースがどこで受付しているのかまた、バスや船はどこで待てばいいか係の方に聞かないとわかりませんでした。
このコースはここですよと看板などで指示してほしかった。
また、コースごとに、ワッペン、名札等を用意してほしかった。そうしないと人数制限のコースに予約していない方が参加される可能性があります。
来島海峡大橋コース15kmは、1日目、2日目と2回ありますが、これは1日だけでいいのでは?
このブログの先頭で申しましたが、船で10時ごろ着いてそれから23km歩く・・・1番の船は12:00発なんて競歩の選手だったらわかりますが、一般の人では時速12km/hは、
無理です。
来年は、ツーデーになるか、スリーデーになるかわかりませんが、いずれにしてももう少し配慮があればというのが感想です。