春爛漫と咲き誇る桜に気を取られていたら、いつのまにか桜は散り、気がつけば木々の新芽が若葉色の新緑に変わるようになりました。
心地よい陽光が木々の隅々まで届き、春があふれ出しています。小さな庭も草花が次々に芽吹き成長して花を咲かせています。にぎやかになってきました。
先週は、関西の大学に入って一人暮らしを始めて一年たった孫に、夫と会いに行ってきました。関西空港に降りて、お正月以来の孫と対面!背がまた伸びスッキリ見えましたが、少し痩せたかなとも思いました。
大学構内を案内してもらったり、彼のアパートにも寄ってみました。今どきの学生らしい生活用品が揃って、居心地いい空間を感じました。
高校生のころ、よく「また、お弁当箱を出していない!」と娘(彼の母親)に叱られていた、あの彼とは大違い、部屋もきれいに片付いていました。
この日の宿泊を和歌山のホテルにとったので、レンタカーを借りて彼と一緒に根来寺、和歌山城や紀の川、黒潮市場などを訪れました。
根来寺(ねごろじ)
高野山で真言密教を収めた覚鑁(かくばん)上人によって開かれた新義真言宗の総本山です
開山以来900年の歴史があり、中世の趣があります
大塔高さ40メートルを誇る木造建築は日本最大で国宝です
聖天池に浮かぶ聖天堂は朱塗りの壇で根来塗として有名(重要文化財)
常光明真言殿 覚鑁(かくばん)上人が奉安されている
和歌山城
和歌山市のシンボル 外周は2キロメートル
天正13年に豊臣秀吉が紀州を平定し、弟の秀長に命じて創建
連立式天守閣
石垣は、石の表面を粗く加工して接ぎ合せて積んだ「打ち込み接ぎ」
紅葉渓庭園と御橋廊下(西の丸と二の丸を結ぶ廊下橋)
紀の川
市内をゆったり流れる、和歌山市の母のような川
有吉佐和子の小説「紀ノ川」
明治から昭和にかけて川の流れを表象とした女三代にわたる歴史小説を
思い浮かべました
黒潮市場
新鮮な魚介類が揃った市場で、とくにマグロが有名
店先で選んでその場でどんぶりに
みかんジュース、いったい何個分のみかんが凝縮されているのだろう
あっという間に時間は過ぎ、翌日は授業があるという孫とは夜まで一緒に過ごし、大学のこと、アルバイト、友人、一人暮らしのことなど、話をすることができました。
孫と過ごした楽しい一日でした。
和歌山、行ったことがありません。有吉佐和子の「紀ノ川」、読みましたねぇ。懐かしいです。私も紀ノ川は見てみたいです。そしてもう一度本を読んでみたいかも・・。
市場でのお食事、ホント羨ましい!!素敵なお出かけでしたね。
和歌山は行った事が有りませんが京都や奈良にも近く歴史的建物やお城なども沢山ありそうですね。