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2012年の夏旅(ロングツーリング)
北の大地は「北海道ツーリング」の
ツーリング紀行第3夜の始まり
過去の北海道ツーリングでも、
それなりに心揺さぶる様な
楽しさは感じてはいた...。
しかし、
何故か心の片隅に
「達成感」や「走破感」を
感じられずにいたのもまた事実(汗)
常に「北海道ツーリング」に対して
心の中にやり残し感を抱えていたのだ…。
それは何だったのだろうかと考え、
出た結論は『離島』への憧れであった。
北海道の離島...
「利尻島」と「礼文島」へ渡らなくして、
「北海道ツーリング」は完結し得ないという思いが、
再びヨッシーを
「北海道ツーリング」へと向かわせる
大きな原動力となったのだ。
第3夜では、
「利尻島」への上陸の模様をお伝えします。
乗船する「フィルイーズ宗谷」が
稚内港に着岸した模様です...。
いよいよ
離島へ渡る時を迎えました。(*^-゜)vOK♪
7月14日pm4:05ー
稚内港(pm4:05-発)⇒鴛泊港(pm5:45-着)
「利尻島」マデ1時間40分の船旅♪
「HeartLandFerry/フィルイーズ宗谷」の
車両甲板で記念撮影♪
愛車Kawasaki/ZRX1100-C2と
「利尻島」へ上陸する時が...
刻一刻と近付いてきました♪
「フィルイーズ宗谷」は波間を進む...。
デッキより「利尻山」を望めば、
雲間に隠れて「利尻富士」がお出迎え♪
『利尻山』
北海道の「利尻島」に位置する独立峰。
日本最北の「日本百名山」のひとつであり、
「利尻富士」とも呼ばれる。
標高は「1,721m」である。
pm6:30ー
「利尻島」ゆきの
第4便(最終便)での上陸となりましので、
島を満喫したいという
逸る気持ちを抑え込み...、
日暮れまでには、
テントの設営と食事の準備マデは
済ませておきたいと考え、
港近くのスーパーで食材の買出しを済ませ
利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」さんに
足早でのチェックインとなりました。
『利尻島ファミリーキャンプ場ゆ~に』
良く手入れされた美し芝サイトで、
快適なキャンプを楽しむことが出来、
キャンプサイトからは美しい
「利尻山(利尻富士)」を望む事もできる。
徒歩で行ける位置に、
「利尻温泉」もあり入浴にも苦労はない。
ロケーションは素晴らしく
施設(炊事棟/トイレ)も整っており、
とても快適なキャンプ場です♪
「ゆ~に」さんは、
早朝から「利尻山」に登山される方達の多くが
利用されるキャンプ場ですので、
夜も静かで「離島」気分も満喫できます。
フェリーで知り合った
関東のツアラーさんも、
翌日に「利尻山(利尻富士)」に
登るとの事でした。d(゜-^*)ナイス♪
ヨッシーは「登山」する趣味はありませんので、
翌日の島巡りに胸を高鳴らせながら
この夜は早々に眠りにつくのでした…
7月15日am3:30ー
どうやら「利尻山」へ登山へと向かう人々の
出発時間なのであろう...。
セットしておいた
「目覚まし(起床時間)」よりも
かなり早い時間に、
「話し声」と「鈴の音」に起こされた...。
眠たい目を擦り、
テントのジッパーを開け放てば
清々しい早朝の空気が
テント内に滑り込むのを感じる。
見上げればそこには朝焼けの空が広がり
徐々に「東の空」が白み始めた...。
「明けの明星」が、
美しいく早朝の空に瞬く幻想的な時間(とき)を
しばしテントの中から満喫する...。
贅沢な時間(とき)を満喫できたのも
「山人」達のおかげか(笑)
ヨッシーは
この日の夕刻には
「礼文島」へと渡る手筈。
「礼文島」ゆきのフェリーの出航時刻までの
限られた時間(とき)を満足したものにするために、
朝食は手軽に「カップ麺」で済ませました。(^^ゞテヘッ♪
am5:40-
手早くテントの撤収を済ませ、
愛車Kawasaki/ZRX1100-C2に
荷物を積載し終えると...
キャンプサイトから
快晴の空に「利尻山(山頂)」が
鮮やかに浮かんでいました♪
『最高のツーリング日和になるだろう♪』
という期待感を抱きながら、
島巡りに出発となりました♪
利尻島の玄関口である「鴛泊港」にて
利尻富士をバックに記念撮影。
ここから島1周ツーリングの
「ハジマリ」です♪
島1周ツーリングの様子をご紹介する前に、
利尻島の「案内看板」をどうぞ♪
これを見ながら日記を読んでいただけると、
ご紹介する場所の「位置関係」が分りやすく
よりブログ記事を
楽しんでいただけるのではないでしょうか。
では...
「鴛泊港」を起点とし、
島を時計回りで巡ります(^ー'*)b-☆OK♪
鴛泊港を後にし姫沼を抜け...
「野塚展望台」に
愛車KawasakiZRX1100ーC2を止めれば、
美しい「利尻富士」が眼前に聳えます...。
「来て良かった♪」
...と思わず感動する風景が広がります♪
『野塚展望台』
日本で最初のネイティブスピーカー(英会話教師)の
ラナルド・マクドナルド氏が、
初めて日本に上陸したとされる場所。
氏所緑(ゆかり)の地として
記念碑が立てられている。
「利尻山十六景」という
利尻山(利尻富士)が美しくみえる場所の
「第十一景」となるのがこの展望台だ。
振り返り海側を見渡すと、
「鴛泊港」や「ペシ岬」の眺望も
楽しむことができる。
※ラナルド・マクドナルド
(Ranald MacDonald,1824年2月3日-1894年8月5日)は、
英領時代のカナダで生まれた
メティ(西洋人と原住民の混血)の船員であり冒険家。
1847年の秋、
捕鯨船プリマス号に乗り込み日本に向かう。
翌1848年(嘉永元年)鎖国下の北海道焼尻島に
上陸したのち利尻島野塚へ上陸(密入国)。
松前藩より長崎へ護送され7ヶ月監禁された後、
1849年4月に「アメリカ軍艦プレブル号」に引き渡され、
1853年に帰国。
著書に『日本回想録』がある。
島を巡っていると
海岸線に「天日干し」さている
昆布が目に入ってくる...。
偶然にもこの日が
「昆布漁の解禁日」と重なり、
多くの漁船が海に繰り出し、
水揚げされた「昆布」を
海岸線で干す作業に追われていました。
この「昆布」は、
高級品として名高い「利尻昆布」となります。
「利尻昆布」はこうして天日干しされ
私達の手に届くのですOK!!( ̄▽ ̄)δ⌒☆
『利尻昆布』
「利尻昆布」とは、
北海道の道北地方に生息する昆布の品種名で、
留萌以北から
オホーツク沿岸網走に至る地域で採取されます。
特に利尻島産・礼文島産は「シマモノ」と呼ばれ
昔から京都などの料亭でも
最高級品として重宝されてきました。
一般市場に出回るものは少なく
大変貴重な食材です。
また、
天然昆布は気候や海のサイクルによって
収穫量が変動する為、
養殖での生産も行われております。
用途は主に出汁昆布として鍋や湯豆腐をはじめ
鮃の昆布締めなど多岐に渡ります。
とろろ昆布やおぼろ昆布などにも使われ
深みのある味と香りが特徴です。
工夫次第で使い道は広がるでしょう。
- 工藤利尻昆布店HPより -
心地良い風吹く美しい海岸線を走り...
沼浦湿原は「オタトマリ沼」に到着♪
『沼浦湿原』
沼浦湿原は、
「オタトマリ沼」と「三日月沼」の2つの沼を擁し、
面積約29haにおよぶ利尻島最大の湿原です。
湿原は、
おおよそ7000年前以前に起きた
「マグマ水蒸気爆発」によってできた
「火口跡(マール)に、
縄文海進による海面上昇で水が溜まり、
その後海退に伴い4000年前以前に誕生したと
考えられています。
ミズゴケが発達した「高層湿原」の周りには
アカエゾマツが広がり、
沼やその周辺にはカキツバタやネムロコウホネ、
リシリアザミなどが咲きます。
湖畔にはハクセキレイやアオジが訪れ、
カモ類や鷺(サギ)・シギ類なども
多く観察されます。
さらに道路を挟んだ海側には
オタトマリ(アイヌ語で「砂のある入江」)の
名のとおり島内でも珍しい
穏やかな砂浜海岸が広がり、
オホーツク文化期(5~9世紀)を中心とした
遺跡が分布していることから、
古来よりこの地に人が住みやすい
場所であったことがうかがえる。
『銘菓白い恋人の...』
この「オタトマリ沼」を
違った意味でメジャーにしているのが...
北海道銘菓の「白い恋人」だ。
実は...
この沼からみた「利尻山」が
「石谷製菓の白い恋人」の
パッケージに印刷されいているのだ(笑)
しかし残念なことに
山の天気は変わりやすいもので...(ノω・、)ウゥ
「鴛泊港」からの眺めた際に、
利尻山では雲ひとつなかった天気も、
島の反対側に周り込む間に
雲が湧き立ち...
利尻山を完全に隠してしまいました(涙)
どれだけ望もうとも自然に抗うことは叶わず...
仕方が無いので、
お土産やさんの前に設置してある
「白い恋人の里」の看板を
記念撮影しておきました。プー!(*≧m≦)=3
出発時点の澄み渡る様な青空を見て、
「オタトマリ沼」では
最高の「利尻山(利尻富士)」を見れると
確信していただけに残念でなりませんでした。
「礼文島」ゆきのフェリーへの乗船時間もあるので、
気持ちを切り替え、
美しい「利尻島」の海岸線を進みます♪
仙法師御崎公園に到着♪
しかし...
ここでも「利尻山」は厚い雲に隠れ
顔をだしてくれませんでした…( ノω-、)クスン
『仙法師御崎公園』
ここ仙法師御崎公園は利尻島最南端の岬で
利尻山(利尻富士)が噴火した時の溶岩が海に流れ込んでできた
奇岩/奇石が多く見る事ができる景勝地です。
「利尻山」は見えませんでしたが、
ここ仙法師御崎公園には
この様な「生け簀(いけす)が
海に突き出す様な形で作られており、
そっと中を覗き込んで見ると…
いました...いました♪
「ゴマフアザラシ」です。
生け簀を周遊しながらも、
人間に興味があるのか
時折こちらを「チラミ」してきます(笑)
その姿がなんとも可愛らしくて堪りません♪
このアザラシ...
人に馴れてしまい
完全に飼い慣らされてしまっています(笑)
公園にある
お土産屋さんで餌を売ってんだもの...(*≧m≦*)ププッ♪
愛らしい「チラミ」も、
コイツにとっては餌を貰う為の
ルーチンなのでしょうね(笑)
「仙法師御崎公園」を後にし、
さらに海岸線を進むと...
「麗峰湧水」と「北のいつくしま弁天宮」が現れます♪
『麗峰湧水(れいほうゆうすい)』
雄大で麗しき峰(やま)からの恵みの水として、
「麗峰湧水」と名づけられました湧水。
この湧水は、
利尻山に降った
雨水や雪解け水が山の地面を浸透して、
30年余りもの長い年月を経て
湧き出しているといわれています。
自然のろ過装置ともいえる
山体を通り抜けている伏流水は持ち帰り自由。
利尻島の西海岸は仙法志エリアの
道道108号沿いにあります。
『北のいつくしま弁天宮』
「北のいつくしま弁天宮」は、
嵐で岩に打ち砕かれそうになった
「弁財船」を弁天様が救い、
そのご加護に感謝した海の男たちが建てた
といういわれのあるお宮です。
社は「龍神の岩」の上に建てられ、
海に突き出した形で祀られています。
ー りしぷらHPより -
「麗峰湧水」で喉を潤し...
「北のいつくしま弁天宮」にて
旅の安全を祈願し...
沓形岬に到着♪
この岬にたてられている
「道標」が実にユニークですので、
是非この地に訪れてた際には、
各所までの距離を感じてみて下さい♪
『沓形岬(くつがたみさき)』
岬からは「礼文島」を一様に見渡せる場所
として人気があり、
利尻町出身の作詞家「時雨音羽(しぐれおとわ)」の
詩碑などがあります。
この出船の港の歌詞に
「どんとどんとどんと波乗り越して」とあることから
地元では「どんと岬」と呼ばれ
親しまれています。
- 利尻町観光ポータルサイトより -
展望台からは、
この後渡る「礼文島」も望む事ができました♪
「沓形岬」を後にして
さらに島巡りを続けます。
この「利尻島」は
1周55kmの小さな島...
されど実に内容の濃い55kmなのです♪
海岸線を走っているかと思えば、
直線道路だってあります(笑)
肌に心地よい涼やかな風がこころを癒やし...。
信号機の無い気持ちの良い道がこころを洗い...。
知らず知らずの内に
「自分」と「オートバイ」と「自然」とが同化した様な
感覚になってゆき...
溜まっていたストレスが
浄化されていく様に感じられるのです。
さらに島の東側は、
左方に「礼文島」を...。
右方には美しい「利尻山」を望む
これ以上ない
最高ツーリングルートとなっています。(+`゚∀´)=b グッ
そして...
島1周ツーリングが終わりを告げる頃には、
さきほどまで厚い雲に覆われ隠れたいた
「利尻山(利尻富士)」が、
一点の曇りも無く
目の前に姿を現わしてくれました♪
雲ひとつない利尻山(利尻富士)…。
ん!?もしかして...
(・・*)。。oO(想像中)
この感じだと、
この場所の反対側(真裏)にある
オタトマリ沼からも、
美しい「利尻山(利尻富士)」が
見えるのではなかろうかという
良からぬ思いが頭を過ぎった瞬間に、
ヨッシーの
ツーリング魂に火がつくのを感じた...。
島1周を終え「鴛泊港」へ到着した時には
フェリーの乗船手続き45分前…。
…
……
………だよなぁー(笑)
理屈...なんかじゃないんだよナ♪
乗船時間に
「間に合うか」「間に合わないか」なんて考えていちゃ...、
旅(ロングツーリング)なんて
面白くもなんともないじゃん(笑)
考えるよりも先に
気がつけば「オタトマリ沼」へ向け
愛車Kawasaki/ZRX1100-C2を
全力で走らせていた。
本日2回目(笑)のオタトマリ沼に到着♪
予想した通り...
最高の景色に出逢うことが叶いました♪
「利尻山(利尻富士)」と「オタトマリ沼」の共演。
あまりの美しさに声もでませんでした。
旅の出逢いは一期一会。
二度と訪れることのない奇跡の瞬間...。
『この景色を見に利尻まできたんだ』
迷わず走って良かった...
これで納得して「礼文島」へ渡れます♪
「オタトマリ沼」からの絶景を堪能し終え、
次なる地「礼文島」ゆきの
乗船手続き開始時刻の迫る「鴛泊港」へ
急いで戻ります(汗)
乗船時間僅か10分前に
再び鴛泊港へ無事に到着d(´▽`)bOK♪
乗船手続きを済ませ
フェリーの到着を待ちます。(´▽`)ホッ
am9:30-鴛泊港(利尻島)発
am10:10香深港(礼文島)着
ハートランドフェリー「ボレアース宗谷」入港。
汽笛一閃...
「礼文島」へ向け
フェリーはゆっくりと
港から離岸してゆきます...。
「利尻島」ツーリングを終え、
「礼文島」ゆきの「ボレアース宗谷」のデッキより
いま一度利尻島を振り返り見れば...
あれほど澄み渡っていた
「利尻山(利尻富士)」山頂は
すでに雲の中へと消えゆく…。
「オタトマリ沼」にて、
一欠片(ひとかけら)の陰りさえ無い
「利尻山(利尻富士)」を望むこと叶う
一瞬のチャンスをプレゼントしてくれた
「利尻島の大自然」に感謝し、
ボレアース宗谷のデッキで
「心地よい潮風」に吹かれながら、
心は次なる『島』
「礼文島」に気持ちが向かっている
自分がそこにあった…。
次回第4夜
「NORHT ISLAND HOKKAIDO- 北限を目指せ!礼文島上陸編♪ -」を
ご期待下さい♪
では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しをお待ちしております♪
【関連記事】
【NORTH ISLAND HOKKAIDO ♪】<2012年7月11日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 上陸編♪ -】<2012年7月26日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ!稚内到達編 ♪ -】<2012年7月27日更新>
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【利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に】-利尻富士町HPより-
【工藤利尻昆布店】ー 利尻島産の利尻昆布を産地直送で提供する通販サイト
【りしぷら】ー 利尻島 体験観光情報ポータルサイト -
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