懲りない八平会は、今月はコロナの反省会。
『アナグマが、ど美味いらしい』
と聞いたミっちゃが、鍋にして持ってきた。
卓さんの箱罠に入った、八ノ平のアナグマだそうだ。
話の種にと、食してみたが・・・、
・・・ニクだ・・。旨い?・・、マアこんなもんか。
子供のころは、食べものは自分で確保する、
自給自足の生活だった。
山で獲って来た動物の他に、飼っていたウサギや、
トヤになって卵を産まなくなった鶏を、
祖父が料って食べさせてくれた。
今は、その頃の味を思い出すことはできないが、
よく肥えた猯(マミッチョ)は、ご馳走だったのは間違いない。
あの頃は皆んな今より免疫力があった。
風邪を引いたぐらいでは、医者に掛からなかった。
猯を食って、たまご酒を呑んで、ぬくとくして眠れば、
コロナも退散したのである。