■2022-05-16~17;宮川さんの裏山;田村組6人
有難い、有難い。
宮川さんが裏山の伐採(間伐)をしてくれた。
これで、我が家の冬場の日当たりが、1時間ぐらい良くなるはずだ。
伐採木の年輪を数えると五十四・五年、
自分が二十歳ぐらいのとき、鉄雄叔父さんが植えた木だ。
同時期に植えられても、場所により径で三倍、容積で三十倍も違う。
親ガチャではないが、世の中平等ではない。
強いものはより強く、弱いものはより弱く、
出来れば前者になりたいが、足掻けども定めは変わらない。
昔なら背戸の山は一身上だったが、今や負債だ。
出しが悪く切り捨て、一本一万円の出費だそうだ。
子孫のために、せっせと植えた鉄雄さんも、
彼岸で歯噛みしているに違いない。