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エネルギーの問題

2004-10-14 23:45:37 | ノンジャンル
昨日訪ねた従姉宅は、オール電化。
ガスは一切使わないのです。
調理のエネルギーも、すべて電気・・・フラットで掃除は楽そうだが。
トイレはドアを開けると勝手に明かりが付き、便器カバーが上がり、終れば流れて、部屋を出れば自動で元通り。
で、経費はと言うと、深夜割り引きがすごく強力なので、ガスの基本料金が掛からない分安いそうです。
昼間家に居ない時間が長い生活パターンなので、割安と踏んだそうですが、すべてを、電気に頼って不安でないのか、大変不思議だった。
普段意見の食い違いの多い私と母も、その点では一致。

日本の電気事業政策の方向性が近い時期に変わる見通しはないのかもしれませんが、地球環境を考えたとき、原発保持という大変立ち遅れている日本のあり方には疑問は感じ続けていますし、今の政策に踊らされて終の棲家のエネルギーを決めてよいのか・・・???と思いました。
彼女の家でも、直前まで揉めたことがらなので、
「あの時、田村正和さんが来てくれたら、ガスにしたんだけど」と言ってましたが。

東電はものすごい勢いでオール電化の宣伝をしていますが、そんだけ電気は余っているのですね。
原発反対派の私としては、なんだよそれは・・・です。
今年の夏のすさまじい猛暑、ヒートアイランドでは皆エアコンがんがんでも、お上はオール電化推進?・・・節電はどこに行ったの?

一般家屋につける太陽光発電のシステムも、最近はずいぶん進化しているそうです。
自宅の分はまかなえて、余剰は買い取ってくれるらしい。
この建築ラッシュの時期以前に、そういったエネルギーのまわし方にもっと補助金が行き渡るような政策が完備していたら・・・。
新築家屋を見学し建築こぼれ話を聞きつつ、色々考えさせられました。

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