信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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ジュラシックワールド/炎の王国

2018-07-30 17:27:30 | 映画

ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-REXの激しいバトルで崩壊した「ジュラシック・ワールド」がある

イスラ・ヌブラル島の火山に、噴火の予兆が見られた。恐竜たちを見殺しにするのか、彼らを救うべきか。

テーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と恐竜行動学の専門家であるオーウェン

(クリス・プラット)は、悩みながらも恐竜救出を決意し島へ向かうが、火山が噴火してしまう。。。。

まず、火山が噴火する島から、恐竜達を救出する設定は面白かった。目の前で火山の噴火が始まり、一刻の猶予もない。

溶岩に飲みこまれそうな上に、恐竜に襲われた司令室からの脱出はスリルがあった。麻酔薬で体が動かないオーウェンが

溶岩から退避する場面もスリルがあるのですが・・・思わず笑ってしまう様な映像です。噴火が本格的に始まり、噴石から

走って逃げる場面もスリルあり、そんな最中に中型肉食恐竜に襲われ、さらに球形の乗り物が崖から落ち、沈み始める中

から脱出しなければならないと、全シリーズで一番くらいのスリルの連続?救出できた恐竜はごく一部であり、港で首長竜

が船を見つめながら、火砕流に飲み込まれていく場面は可哀そう・・・噴火の中から恐竜達を救出する話だけでも1本分の

映画が作れると思うのですが、後半は救出した恐竜を売買する話だとは、予告編からは分からなかったので意外でしたね。

さらに恐竜の売買の目的が、新型恐竜製作の費用の捻出だとは驚く。新型恐竜を兵器として使用するためには、人間の指示

を聞くブルーのDNAが必要で、そのため優先的にブルーを救出させたと分かり、救出計画の真意が納得できます。

試作品のインドラプトルは狂暴なうえに頭が良く、メイジー達を襲う場面は恐怖そのものです。 前作のラストで遺伝学者

のウーが、インドミナスの受精卵を島から持ち出そうとしていたが、今回の伏線か。それは失敗したのか、本作の冒頭で湾に

沈むインドミナスの歯を採取してDNAを得た。結局、金儲けや戦争に走る人間は、何とおろかな生き物なのだろうか。

青酸ガスで死にそうになった恐竜達を、他の人は助けないのにメイジーが助ける場面は(次作の為?)

マルコム博士は「人間が恐竜と共存する時代が来た」と言っていたが、そんな悠長な事を言っていられるのか?前作では

パーク内に恐竜が野放しになっただけであれほどの大惨事になったのに、世界中に恐竜がはびこったら恐怖でしかない。

外出したら襲われるし、冒頭で島の湾の水門から逃げ出したと思われるモササウルスがいる海で、サーフィンなんかして

いられない(のにしているのはなぜ?)。続編が作られたら、その恐竜をどうにかする話になるのだろうか?

 ラストに少し違和感を感じました

                          。次の作品でどのようにまとめるか。次回作が楽しみですね ☆☆☆