以前よりこの場所を通るたびに(そのうちに・・・)等と思いながら通り過ぎていたので
(文献を頂いた方に申し訳なく)
場所は解って居たので
あえての石段を下り参ろうと思います。 石段72段を新緑の中下ります(数えたので間違いなし!)
この奥に「諏訪大社前宮」の以前の姿が残っているのか~
と思うとワクワクしますね・徐々に木漏れ日の差す新緑の森の中の社に近付きます。
一本の川が流れておりその川が結界の様な役割か?
昭和7年に前宮が伊勢神宮の予材で建て替えられることになりその際にこちらの折橋子之社
にと移築されたそうです 文献によると諏訪大社前宮精進社となって居ますが、明治35年
の資料には前宮「本殿」に該当する位置にこの建物と同じ物が建っています
その資料の屋根は茅葺ですが現在は銅葺き屋根となり周囲の板張りも一新しているそうです
屋根の両側には諏訪大社のシンボルである「梶の葉」の紋が付いています
由緒ある社殿である事が観て伺われるところです。 そして此の社殿は出雲の国
一ノ宮 熊の大社の「鑚火殿」によく似ていませんか?
敷地内には「天照大御神」と「天満宮」も祭られており、共に御柱が行われ柱が
建っていました。地元の方達の熱い信仰を伺えます
鳥居の向こうから後光が差している様な錯覚を覚えながら昼の一時を過ごしました。道路から近いにも関わらず
境内に居る間、聞こえて来たのは鳥のさえずりと川の音のみでした 少しパワーを頂けたかな?