信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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空母いぶき

2019-05-31 12:31:34 | 映画

20XX年。日本最南端沖で国籍不明の漁船20隻が発砲を開始し、波留間群島の一部を占領して海上保安庁

の隊員を捕らえる。日本政府は、航空機搭載護衛艦いぶきをメインにした艦隊を派遣。お互いをライバル

として意識してきた航空自衛隊出身のいぶきの艦長・秋津竜太(西島秀俊)と海上自衛隊出身の副長・新波歳也

(佐々木蔵之介)は、この未曽有の事態を収束しようとする。

リベラルに配慮した映画でしたね。最初に相手の攻撃がありきで、人的物的被害は出ていても首相は防衛出動

しなかった・・・ここが間違いなのでは?自衛官が死亡しているにも拘らず防衛出動を決定できない?憲法9条

が殺したようなものだと解釈してしまいます。。原作では敵国が某隣国になって居るはずですが、訳のわからない

ナントカ連邦にすり替えられ、臨場感は完全に台無しにされ、空母、戦闘機などは全てCG製作となっています。

映像的にはあまり不満は無いのですが、敵国がなんで日本領土に侵攻してきたか?何故あんなに戦力持っている

のか?が訳わからないし、島民が人質になったシーンは何処にも出て来ず、危機感が伝わって来ないんです。

敵国の心理描写も、敵国内のシーンも出てこないから日本のオラオラ感だけで恐怖感も皆無でした。

それと、突如入るコンビニのシーン・・・中井貴一さんと深川麻衣さん、必要なキャスト・シーンなのかなぁと

突っ込みどころは多々ありますが、でも退屈はしない映画だと思います。

一番印象的なのは関西弁です(笑)☆☆★