弁護士のナンシーとテリは、モーリタニアン人のモハメドゥの弁護を引き受けることになる
彼は米国同時多発テロに関与した容疑で逮捕され、裁判すら受けることができずに、拷問と虐待が
日常化しているキューバのグアンタナモ収容所で地獄のような生活を何年も送っていた。ナンシー
は真相を明らかにしようと調査を開始するが、テロの重要人物と目されていたモハメドゥの弁護は
決して低いハードルではなかった。モハメドゥは有罪か?無罪か?正義を追究していくうちに
明らかになる事実とは
このような事が表沙汰になっていたとは驚きでした。てっきり、しっかりと内部で証拠隠滅し闇の
中へ とばかり思ってました。現実にはこの何十倍、何百倍もの闇案件があるのでしょう。
問題喚起作品として見れば、治外法権的な基地の実情、取り調べ、勾留の実態を知る、一つの情報
となりうる作品ですが、時間が前後する場面が多く、普通に時系列に見せてくれたほうが、解り
やすいと思いました。
自分が同じ境遇に陥ったら、一体何が出来るというのか?(先ずありませんが)まったく想像すら
出来ません。(したくも無いが)クーリエでは被疑者だったカンバーバッチが連続で法廷物の登場
となりましたね。次はスパイダーマンで会えるかな?
ジョディ・フォスターはさすがに年齢を感じさせられましたが、まだまだ頑張り続けてくれる事を
期待します。
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最後の裁判を最も描いて欲しかったです。この内容を映画化した事は、大きな意味が有ると思います
そして、二本でもこの様な「黒塗り」の映像を最近?見ますね・・・あの問題は? ☆☆☆★