今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

春一番名附けの日

2005-02-15 | 記念日
今日(2月15日)は「春一番名附けの日」だそうだ。
春一番とは、春本番に先だって数日間にわたって吹く南からの強い風のことである。
冬も終わり頃になると冬型の気圧配置は長続きせず、東シナ海から日本列島の南岸を低気圧が通るようになる。この低気圧は西日本から東日本の各地に雨を降らせ、関東や内陸部では雪になることもある。更に季節が進むと、低気圧の進路はもっと北に移り、日本海を北東に進むコースをとるようになる。そして、この低気圧に向かって温かい南風が吹き込むような気圧配置になり、このような冬から春へ移り変わる時季に、初めて吹く南よりの強い風を、気象庁では、「春一番」として発表している。
元々は壱岐や瀬戸内海の漁民の間で使われていた言葉だったが、気象用語になってから一般的になった。
なお、必ずしも毎年発生するわけではなく、発生しない年も、複数回発生する年もある。複数回発生する場合には、春二番、春三番と呼ぶ。
気象庁天気相談所作成各 の地方の最近の春一番の1989年~2004の大阪地方を見ると2月7日~3月16日の期間に発生している。
「春一番」の語感からは「暖かい」、「うららか」といった印象を受けるが、実際の気象現象としては海も山も大荒れとなる事が良くあるので注意が必要だね。だから、「春一番」のお知らせは季節の便りであると共に災害予防の情報でもある。 皆さんのところではもう吹きましたか?十分注意しなければいけないよ。でも、これが終わると目の前に春が・・・・。
(図は2003年3月3日12時(日本標準時)の地上天気図(速報))
参考:
気象庁
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/index.html