今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

宿題チェックウィーク

2007-08-30 | 記念日
8月30日「宿題チェックウィーク」
夏休み最後の一週間は、「宿題チェックウィーク」だそうだ。日本の小学校・中学校・高等学校の夏休み期間は全国一律ではなく、その土地の気候や風土により期間の長短があるだろうが、一般的には、夏休みの期間は7月20日頃~8月31日頃までだろう。大学の場合は、カリキュラムや前期試験・中間試験の時期により異なるが、概ね7月下旬または8月上旬頃~9月下旬までであり、一般的に小学校・中学校・高等学校のそれよりも長めに設定されている。
そんな楽しい夏休みに子供たちにも1つだけ厭なことがある。それが宿題ではないだろうか?。
宿題(しゅくだい、英:homework)は広く一般に、学校等で教師が児童・生徒・学生(学習者)に課す自己学習の課題全般を宿題と呼んでいるようだが、宿題を出す意図や理由は様々で、教師によっても違うが、多くは授業の理解度の確認や学習者の意識調査の為であるようだ。
一般に、宿題の課し方は、初等教育から中等教育の時期にあっては、プリントやワークシート、問題集など、与えられた学習課題に取り組み解答するもの、あるいは作文や新聞作りなど、自己の意見・考えをまとめるものなどが多い。やがて、中等教育から高等教育へと進むにつれて、与えられた課題や自らが学習・研究した内容などをまとめ、小論文の形式にしたレポート課題へと発展する。
宿題の多くは提出期限があり、その期限内に指定された内容を学習して提出することが求められる。内容が不十分であれば再提出を求められることもあるし、期限内に提出できなければ、成績から減点されることもあるようだ。8月も後残すところ1日となった。そんな宿題の出来ていない子が、今、必死に宿題にニ励んでいることだろう。
先日のお盆に近所のお寺にお参りに行ったが、そこでも、お母さんに宿題を何もしていないとおこごといわれている子供たちを見た。私自身、子供時代を振り返ってみると、休みの間は、近所の子供たちと毎日毎日海や山へ出かけたり、夜遅くまで野球などして真っ黒になって遊んでいた。誰も同じで、親に手伝ってもらったりしながら宿題の工作をしたり、休み中の日記をまとめて書いたりしていたものね。よくは知らないが、アメリカの学校の場合は基本的には宿題はないときいてはいるのだがどうなのかな?。
いずれにしても、学校が始まるまで後、何日もないぞ・・・。今日、あたりからはお父さんお母さんも大変なのじゃ~まおかな?・・・(^0^)。
このごろは、企業でも大企業ではお盆に合わせ8月15日前後の1週間ほどを夏期休暇に取る所が多いが、中小企業ではなかなか難しいところも多いだろう。工場などは、機械を止めればよいが、そうも行かないサービス業などは交代制で休んでいるね~。
学校等での宿題の期限遅れや未提出に対する処置は、会社等において「与えられた仕事を期限までに実施する」ことの厳しさに比べれば一般に緩やかであろうが、「提出期限を守ること」の厳しさは学校の宿題を通して身につけるものと考える人も多いようだ。期限が決められている大きな仕事や、期限こそ決められていないものの今後取り組むべき重要な課題などを転じて「宿題」と呼ぶのは、この辺りに由来する。
そのような、学校などからどちらかというと強制された義務的な「課題」などである「宿題」に対して、人には、それぞれ、そのような義務的なものではなく、もっと、自分自身のために自ら取り組むべき「課題」、つまり、解決しなければならない宿題・・といったものもあるだろう。
小学校や中学校、高校生などにしても、自分の不得手と知る学科などを修得する、身体能力が少し劣っていると思えば何とか、休みを活かしてそれを強化する・・といったように、遊ぶことも大切であるが、夏休みのような折角の長い休暇日をどのように活かしたか・・その活かし方が、その子の将来に、相当影響を与えてゆくだろうね~。
企業などでも、近年、夏季休暇を、昔のような盆の里帰りのためだけでなく、海外への長期旅行のためにまとめて取得する人も多いようである。休みをどのように使うか・・・それも、その人にとっては人生の課題の1つと言えるかも知れない。子供の夏休みと同じで、遊んでリフレッシュするも良し、日頃なかなか出来ない親孝行をするも良し、そして、何かのテーマーに取り組んでやってみるのも良い。なにをするのもその人次第である。
人が生きていくには、それぞれが、それぞれに、違った課題を持っていることだろう。一体、それがなになのかは、人によって違うだろうから、これだといえるものはないだろう。
少し、今日のテーマーである宿題から話がそれるが、神戸や新潟でとんでもない大きな地震による災害があった。世の中には、このような何か不幸な出来事に遭遇したり、大惨事や災害で犠牲者が出たりすると、必ずと言っていいくらい、「神や仏がいるなら、どうしてこんなことが起こるのか!」と言う人がいる。
こんな、不幸なことが起こった時、人は、何故か「」や「」を持ち出すが、平和で平穏な日々を送っているときには、神や仏のことなどを殆ど気にもかけず、感謝をすることもない。
私たちは、子供の頃から、食事の前には、たとえ家族との食事のときであっても、当たり前のように手を合わせて「いただきます」と言ってから、食事を戴いた。それは「命をいただく」ことへの感謝の意味であり、「食べるということを通して動物や植物のたくさんの命を、自分の中に受け継がせてもらいます」という気持ちの現われだったのである。ヒトは「食べる」ことがなければ生きてはゆけない。生きてゆくためにヒトはヒト以外の動物や植物などのたくさんの命を自分の中に受け継いで生かされているのである。そのことへの感謝の気持ちが「いただきます」の言葉である。今、人間は、有り余るほどの食べ物を、簡単に手に入れられるようになって、「いただきます」の言葉の意味を軽んじているというか忘れている。その結果、「食べ物」という「命」を軽く見るようにもなり、それが、自分や他人の「命」の重さをも軽く見るようになってきた。それが、今の日本の現状・人の命を軽視することにつながっているといえるかも知れない。
「人間の運命よ。お前はなんと風に似ていることか。」 「人間は行きたいほうへ行くがよい。人間はしたいことをするがよい。しかし人間は、自然がえがいている道へ、必ずまた戻ってくるに違いない」ゲーテ
「平らな道でもつまずくことがある。人間の運命もそうしたものだ。神以外に誰も真実を知るものはないのだから。」チェーホフ
格言にもあるように、人には「宿命」というものがある。前世から定まっており、人間の力では避けることも変えることもできない「宿運」である。
十分に四諦の道理を知らない凡夫 (ぼんぶ)が、人を生かすことについての神や仏の意志がどこにあるか?・・・などわかる由もない。ただ、人生において、なにをなさねばならないかは、私たちが生涯の間いつも学ばなければならない宿題であるともいえる。
釈迦初転法輪において、まず迷いの現実が苦であることと、その苦は克服しうるものであることを明らかにした。しかも、苦は単に苦として外にあるのでなく、我々がそれをどう受け取るのかで変わってくることを説いて、「煩悩」こそがすべてを苦と受け取らせる原因であることを明らかにした。したがって、この煩悩を正しく処理すれば、苦に悩まされない境地をうる。その道こそ、いっさいの自己愛を捨て、他に同化することにあるので、その根本は自己の本姿に徹することである。つまり、本来、執着すべきでない自己に執着することこそ、苦の原因である。
少年犯罪の多発や、学びも働きもしない「ニート」の増加といった世相に心を痛める京セラ創業者・名誉会長/稲盛 和夫氏は、「心の持ちようで、人生は地獄にも極楽にもなる」もの。「心は人生で一番大事なもの。合理主義の時代で、心というつかみ所のないものを学校が教えなくなり、世の乱れを招いています。仏教、キリスト教、イスラム教と、教えは違っても人間として正しい道は普遍的です」と説いている。そして、「人生の目的は地位や名誉ではなく、人格を磨くこと。人生80年とすると、最初の20年で社会に出る訓練をし、40年は働く。残る20年は、死ぬための準備期間です。魂の旅立ちでもある死を前に、心からの信仰を得たかった。60歳で得度するはずが、仕事が忙しく、65 歳から仏門に入り、「大和(だいわ)」という僧名を持つ臨済宗の僧侶となり、伝道者としての活動をしておられる。私も現役時代に会社の講師としてこられたときの口演を一度聞いたことがあるが、本当に、人格者としても立派な人である。私も 残り人生の準備をきっちりとしておかなければならないと思いやってはいるのだが・・・。
(画像は「文房具と小学生」以下参考に記載に素材のプチッチより借用)
宿題 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%BF%E9%A1%8C
神 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E
凡夫 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%A1%E5%A4%AB
『科学』11月号巻頭言「いただきます」の意味
http://www.iwanami.co.jp/kagaku/KaKa200501.html
--世界傑作格言集--
http://kuroneko22.cool.ne.jp/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%86
アントン・チェーホフ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%95
--人生の格言・名言集--
http://kuroneko22.cool.ne.jp/kakugen.htm
第11課 人生の意味(試練)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~vct/nyumon11.html
聖書から人生を考えよう 神がいるなら、どうして!?
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/e/5ada39d63a360e7bdf5d20faef7d04fb
苦難は魂を磨く試練/京セラ創業者・名誉会長/稲盛 和夫さん(YOMIURI ONLIN)
http://osaka.yomiuri.co.jp/kokorop/kp51012a.htm
稲盛和夫 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E7%9B%9B%E5%92%8C%E5%A4%AB
素材のプチッチ
http://putiya.com/index.html