エネルギー問題を解決した国は 地球の再生を果たさなければならない
そのとき
平和な世の中が
向こうの方から 勝手にやってくる
文明は エネルギーの恩恵を手にして
豊かな生活を楽しむ
それだけで 恒久平和という状態へと一歩近づことになる
いままでそれができていなかった というのは
アメリカが 敵をせっせと作りだしていたからだった
敵対勢力の存在しない平和な世界には 軍事力は必要ない
繁栄を続ける文明からは犯罪が消え
暮らしを楽しむゆとりと それが育む麗しい感性が生まれる
そんなことを可能にするのが エネルギーを自給自足するという状態の実現
既存のエネルギー資源は アメリカが制御することで安定供給が可能になった
だが
それは
貧困を強制されることと引き換える という意味をもつ取引でもあったのだ
エネルギー資源を買うには 決済資金として基軸通貨となっているドルが必要なのだ
ドルを買った国では 売り渡した自国通貨による買収劇がその後演じられる
アメリカという国は ドル資本に その窓口機関となることを認めている
ドル資本の買収攻勢が始まると その国は貧しくならざるをえない
なぜなら
ドルで買収した資本が獲得した収益を 三か月ごとに回収しているのだから
外資の決算は 年四回
アメリカ型の資本の論理では
資金を寝かせておくことは罪悪なのだ
ローカル市場に投下した資本を熟成させて 市場全体を育成するという視点がない
利益をあげるための市場が枯れてしまうことには頓着しないのが ドル資本
外資の一群は その国の市場で獲得した資本を
為替市場を制御しながら
できるだけ速やかに回収しなければならない
その資本自体が 借入金で構成されたものであるからだ
その結果
市場を提供した国の経済は カネが回らないようになり
流動性の厚みを失って 急速に衰える
資本を再投資することを繰り返して 日本経済は成長することができたのだった
アメリカが 資本を素早く回収しながら
再投資する方法を編み出してからというものは
日本から 資本の流出がおきるようになって
市場で回るべきカネが 極端に細くなるという現象がおきている
これが ドル資本を呼び込んで得た結果なのである
外資がやってくると 貧困が 確実に はじまる
これが石油・ドル本位制というもののもつ 最終的な結末を導く起爆剤となる
テロは その先行結果だった
外資は アメリカが過剰発行したドルを回収し
それを強制的に 諸外国へと押し付けている
強制的な買収劇を演じているから ドルが市場でダブつくようなことはない
余っているドルを回収し それを売って外貨を買うのだから ドル安外貨高となる
通貨価値を勝手に上げられた国では ドルを買って防戦に努めなければならない
買ったドルは その後米国債を買うための資本として使われる
このようにして アメリカはドルの過剰流動性を消しながら
米国債の大量発行を意図して促してきたのだった
強大な米軍を更に増強することを可能にしているのは
アメリカが通貨を戦略手段として活用する方法に 気づいたからだった
プラザ合意の後で そのような動きが観察されるようになっている
日本の円高は その先駆けとなった事例であった
日本をテストマーケットとしてデータを集めてから
アメリカは 過剰発行したドルを再生するプログラムを
公然と国際展開するようになったのだ
これが 俗にいうドル安政策のもつ 本来の意義である
アメリカが売った米国債は ドルが安くなっている間国外へ流出することはできない
そして
ドル安がすすめば進むほど アメリカの債務負担は軽くなる
ドルの通貨価値が下がるということは 借金が軽くなるという意味なのだから
平和が実現して最も困るのが
軍産複合体制が動かすアメリカと呼ばれている 好戦的な国なのだ
だが
エネルギーの自給自足が実現するような状況になると
アメリカに資本を積み上げさせているIMF体制は やがて 機能しなくなる
ドル以外の通貨でもエネルギーが手に入ることが判明すれば
取引契約は任意でよい ということの意味が国際社会に浸透する
貧困化を前提としないエネルギー供給系の開発が
温暖化を同時に消し去る
この状態が 繁栄をもたらし 新文明のあり方を規定する
石油・ドル本位制から離脱することが
平和への ちかみち
そのとき
平和な世の中が
向こうの方から 勝手にやってくる
文明は エネルギーの恩恵を手にして
豊かな生活を楽しむ
それだけで 恒久平和という状態へと一歩近づことになる
いままでそれができていなかった というのは
アメリカが 敵をせっせと作りだしていたからだった
敵対勢力の存在しない平和な世界には 軍事力は必要ない
繁栄を続ける文明からは犯罪が消え
暮らしを楽しむゆとりと それが育む麗しい感性が生まれる
そんなことを可能にするのが エネルギーを自給自足するという状態の実現
既存のエネルギー資源は アメリカが制御することで安定供給が可能になった
だが
それは
貧困を強制されることと引き換える という意味をもつ取引でもあったのだ
エネルギー資源を買うには 決済資金として基軸通貨となっているドルが必要なのだ
ドルを買った国では 売り渡した自国通貨による買収劇がその後演じられる
アメリカという国は ドル資本に その窓口機関となることを認めている
ドル資本の買収攻勢が始まると その国は貧しくならざるをえない
なぜなら
ドルで買収した資本が獲得した収益を 三か月ごとに回収しているのだから
外資の決算は 年四回
アメリカ型の資本の論理では
資金を寝かせておくことは罪悪なのだ
ローカル市場に投下した資本を熟成させて 市場全体を育成するという視点がない
利益をあげるための市場が枯れてしまうことには頓着しないのが ドル資本
外資の一群は その国の市場で獲得した資本を
為替市場を制御しながら
できるだけ速やかに回収しなければならない
その資本自体が 借入金で構成されたものであるからだ
その結果
市場を提供した国の経済は カネが回らないようになり
流動性の厚みを失って 急速に衰える
資本を再投資することを繰り返して 日本経済は成長することができたのだった
アメリカが 資本を素早く回収しながら
再投資する方法を編み出してからというものは
日本から 資本の流出がおきるようになって
市場で回るべきカネが 極端に細くなるという現象がおきている
これが ドル資本を呼び込んで得た結果なのである
外資がやってくると 貧困が 確実に はじまる
これが石油・ドル本位制というもののもつ 最終的な結末を導く起爆剤となる
テロは その先行結果だった
外資は アメリカが過剰発行したドルを回収し
それを強制的に 諸外国へと押し付けている
強制的な買収劇を演じているから ドルが市場でダブつくようなことはない
余っているドルを回収し それを売って外貨を買うのだから ドル安外貨高となる
通貨価値を勝手に上げられた国では ドルを買って防戦に努めなければならない
買ったドルは その後米国債を買うための資本として使われる
このようにして アメリカはドルの過剰流動性を消しながら
米国債の大量発行を意図して促してきたのだった
強大な米軍を更に増強することを可能にしているのは
アメリカが通貨を戦略手段として活用する方法に 気づいたからだった
プラザ合意の後で そのような動きが観察されるようになっている
日本の円高は その先駆けとなった事例であった
日本をテストマーケットとしてデータを集めてから
アメリカは 過剰発行したドルを再生するプログラムを
公然と国際展開するようになったのだ
これが 俗にいうドル安政策のもつ 本来の意義である
アメリカが売った米国債は ドルが安くなっている間国外へ流出することはできない
そして
ドル安がすすめば進むほど アメリカの債務負担は軽くなる
ドルの通貨価値が下がるということは 借金が軽くなるという意味なのだから
平和が実現して最も困るのが
軍産複合体制が動かすアメリカと呼ばれている 好戦的な国なのだ
だが
エネルギーの自給自足が実現するような状況になると
アメリカに資本を積み上げさせているIMF体制は やがて 機能しなくなる
ドル以外の通貨でもエネルギーが手に入ることが判明すれば
取引契約は任意でよい ということの意味が国際社会に浸透する
貧困化を前提としないエネルギー供給系の開発が
温暖化を同時に消し去る
この状態が 繁栄をもたらし 新文明のあり方を規定する
石油・ドル本位制から離脱することが
平和への ちかみち
