信仰の証明が
破壊を行うための
目的となり
それを達成するための
唯一の手段
とされる時代となったとき
神意に背く行為を
意図的に実行することを
宗教と見做す
不遜な欲望に裏打ちされた
背信が
正当化された状態で
顕在化することとなる
あらゆる信仰は
崇高な行為
だが
宗教は
その本質に於いて
不純なものを包含することで
成り立つ
という点で
異質なもの
信仰が欲望の手段
となったことはかつてなく
宗教の在り方に映し出されるその違いこそ
数えきれないほどの
戦闘と
戦争とを
これまで途切れなく
数多く
生み出してきた
その根底をなす
基盤
となっている
平和の実現を
これまで遠ざけてきたのは
信仰の名を借りた
その意味で
不遜きわまりない
あまたの宗教者たち
がもつその欲望の深さ
に他ならぬ
この宇宙は
十次元の構造をもっており
ニンゲンはそのうちの
三つの空間次元と
一つの時間次元を
現状で
察知したに過ぎない
残りの隠された六つの次元にこそ
宇宙にある
所与の法則の一切
が秘められている
最先端領域を彷徨う物理学者たちは
知覚の網
にまったくかからない
未知の領域を
身勝手なことに
余剰次元
と称して
時空間の何処かに
多分
見えない何かが
きっと折りたたまれている
筈
とそう考えてきた
科学万能の時代に
どのような検出装置にも
捉えられない次元など
あってはならないものであるからだ
三次元空間が
二次元を包摂することでなりたっているように
一次元もまた
上位の次元に従属することで
成り立っている
という階層構造で宇宙ができている以上
未知の六次元も同様に
上位の次元が
下位の次元の上に築かれていなければ
ならない
という事実には関心を示そうとせず
既存の次元のどこかしらに
ひっそりと
隠されていると断じて疑わない
その姿勢がまことに
奇妙
階層構造を示す空間次元を貫く
貫通次元である
一つしかない時間軸を除けば
見えない次元こそ
不可解な事物へと
ヒトを導くための
壮大な道しるべ
共産主義の産物
の一つである唯物論では
宇宙の十次元構造を知ることが
永遠に
できない
相対論と不確定性原理を統合する過程で
ひも理論が登場し
それに付随する結果として
この宇宙が
十次元の構造体
でなければならない
とする新たな認識が浮上した
量子力学に準拠する以上
余剰次元の存在を受け入れることは
摂理の前の当然の義務
共産主義が神を殺した
と知識階級がそう宣言したとき
唯物論はそれが事実
であることを証明する目的のために登場し
いくつかの科学革命をその後経て
ひも理論へと辿りついた
最初の共産主義国家
となったソビエト連邦を形成する
国家群を
73年後に自己崩壊させることになる
とは露知らず
闘争と粛清の果てに
共産党独裁を貫き通し
案の定
ついに自壊してしまった
市場主義経済
を主導してきたアメリカを
目前の敵
と見做して
信仰を否定する
特異な共産主義を奉ずる
宗教国家へとひた走り
生命の存続を脅かし続けることで
神に傾倒しやすい
それ故に批判精神を持たない
思考力不在の
若者たちを囲い込もうと
謀ってきた組織が
中東で
あだ花をまた咲かせようと
あがいている
判断能力のない
指示待ち世代
を登場させたのは
知識の量的拡大へとひた走ってきた
教える側の都合を
優先する
効率重視の
教育システムと
それに便乗した企業社会の
なれ合いの結果が
恣意的な
その意味で都合のよい
絶対的存在を装う集団を
宗教の反応場へと
改めて登場させることとなったのだった
信仰を否定することにしかならない
宗教的集団となることを目指す
破壊活動を実践することを通じて
不正な宗教に不正な理念を付与し
信仰を穢す行為を
正当化したと錯誤し
身勝手な独善を貫こうと
未だに腐心し続けている
現状の拙さは
このような背景によって
作られてきた
唯物論を前提としてきた
これまでの旧科学の成果として
文明が得た
ひも理論で
当の唯物論は壁と激突することとなり
見えない次元を
小さく折りたたまれた次元
へと自己肯定的に擦りかえることで
かろうじて
体面を保とうと謀っている
その姿がみえる
敬虔な信仰を
破壊活動の手段とする
偏頗なだけの
それ故に不誠実な
宗教的とされる活動一般は
絶対的存在に対する
相対的な従順を
信仰の糧とすることにより
組織的な洗脳教育を施して
志願して自爆する若者たちを
再生産する誘導システム
を作り上げようと企てている
高等教育を施せば施すほど
知識は増えても
そのもつ意味を理解できない
という未熟な認識を量産することとなり
優れた頭脳を生かすことなく
間口だけを単に推し広げることによって
差別化を図った積もりで善し
とする独善状態へと陥った
奥行きのまったくない
薄っぺらな思考パターン
を構築するよう
日夜勤しんでいるという現実
はこのようにして生み出されたもの
一向に成果を見せない経済政策の拙さは
自覚なき指導体制が辿りつく
その果てにある荒れた岸辺
に相違ない
高等教育を経て指導者となった知識階級が
この地球の上で
いま起きている
不具合の一切
を生み出している
ということになる単純極まりない
はなしだったのである
そこに共通するのは
解釈にひと手間加えることによって
相互間の差別化を図った積もりとなり
不正な認識を勝手に善とする行為で
自他の違いを演出し
数の論理が支配する
形骸化した
民主的とされる不毛な制度に則り
それぞれが
己の勝手な都合で
同じ誤った共通のベクトル
に支配されているにも関わらず
敢えて違いを色分けし
根拠不明の正当性を主張しあう
粗末な現実を引き出した
対抗勢力の台頭を許さない
という偏狭な社会システムは
このようにして築きあげられてきた
仕組みによって産み落とされたもの
右向きの矢印は
裏へ回れば左を指す
立ち位置の違いで
同じ方向でも
正反対のものとなる
対消滅する筈の物質は
何故か反物質だけを消滅させ
物質だけで構成される
この宇宙を生み出し
みえない対称性の破れに
永いこと気づかずにいた
反物質は潜在化し
真空中にガンマ線を打ち込むか
粒子加速器の中で
高速に正面衝突させたときにのみ
その姿を一瞬だけ
見せるようなものになったのである
対称性の破れは量子存在を決定づけ
余剰次元まで生み出すに至った
このようにして
見えないものを否定する
本質を有する唯物論は行き詰り
勝手な解釈
が横行する時代となった
ボタンを掛け違えたことを知らずにいると
最後になってから
見たくない事実と
否応なしに遭遇する
破目になる
問題の本質は
解釈の仕方
とその違いの相のはざまにあり
共通の同じ特徴を
異なった方法で
指し示すものとなる
破壊を行うための
目的となり
それを達成するための
唯一の手段
とされる時代となったとき
神意に背く行為を
意図的に実行することを
宗教と見做す
不遜な欲望に裏打ちされた
背信が
正当化された状態で
顕在化することとなる
あらゆる信仰は
崇高な行為
だが
宗教は
その本質に於いて
不純なものを包含することで
成り立つ
という点で
異質なもの
信仰が欲望の手段
となったことはかつてなく
宗教の在り方に映し出されるその違いこそ
数えきれないほどの
戦闘と
戦争とを
これまで途切れなく
数多く
生み出してきた
その根底をなす
基盤
となっている
平和の実現を
これまで遠ざけてきたのは
信仰の名を借りた
その意味で
不遜きわまりない
あまたの宗教者たち
がもつその欲望の深さ
に他ならぬ
この宇宙は
十次元の構造をもっており
ニンゲンはそのうちの
三つの空間次元と
一つの時間次元を
現状で
察知したに過ぎない
残りの隠された六つの次元にこそ
宇宙にある
所与の法則の一切
が秘められている
最先端領域を彷徨う物理学者たちは
知覚の網
にまったくかからない
未知の領域を
身勝手なことに
余剰次元
と称して
時空間の何処かに
多分
見えない何かが
きっと折りたたまれている
筈
とそう考えてきた
科学万能の時代に
どのような検出装置にも
捉えられない次元など
あってはならないものであるからだ
三次元空間が
二次元を包摂することでなりたっているように
一次元もまた
上位の次元に従属することで
成り立っている
という階層構造で宇宙ができている以上
未知の六次元も同様に
上位の次元が
下位の次元の上に築かれていなければ
ならない
という事実には関心を示そうとせず
既存の次元のどこかしらに
ひっそりと
隠されていると断じて疑わない
その姿勢がまことに
奇妙
階層構造を示す空間次元を貫く
貫通次元である
一つしかない時間軸を除けば
見えない次元こそ
不可解な事物へと
ヒトを導くための
壮大な道しるべ
共産主義の産物
の一つである唯物論では
宇宙の十次元構造を知ることが
永遠に
できない
相対論と不確定性原理を統合する過程で
ひも理論が登場し
それに付随する結果として
この宇宙が
十次元の構造体
でなければならない
とする新たな認識が浮上した
量子力学に準拠する以上
余剰次元の存在を受け入れることは
摂理の前の当然の義務
共産主義が神を殺した
と知識階級がそう宣言したとき
唯物論はそれが事実
であることを証明する目的のために登場し
いくつかの科学革命をその後経て
ひも理論へと辿りついた
最初の共産主義国家
となったソビエト連邦を形成する
国家群を
73年後に自己崩壊させることになる
とは露知らず
闘争と粛清の果てに
共産党独裁を貫き通し
案の定
ついに自壊してしまった
市場主義経済
を主導してきたアメリカを
目前の敵
と見做して
信仰を否定する
特異な共産主義を奉ずる
宗教国家へとひた走り
生命の存続を脅かし続けることで
神に傾倒しやすい
それ故に批判精神を持たない
思考力不在の
若者たちを囲い込もうと
謀ってきた組織が
中東で
あだ花をまた咲かせようと
あがいている
判断能力のない
指示待ち世代
を登場させたのは
知識の量的拡大へとひた走ってきた
教える側の都合を
優先する
効率重視の
教育システムと
それに便乗した企業社会の
なれ合いの結果が
恣意的な
その意味で都合のよい
絶対的存在を装う集団を
宗教の反応場へと
改めて登場させることとなったのだった
信仰を否定することにしかならない
宗教的集団となることを目指す
破壊活動を実践することを通じて
不正な宗教に不正な理念を付与し
信仰を穢す行為を
正当化したと錯誤し
身勝手な独善を貫こうと
未だに腐心し続けている
現状の拙さは
このような背景によって
作られてきた
唯物論を前提としてきた
これまでの旧科学の成果として
文明が得た
ひも理論で
当の唯物論は壁と激突することとなり
見えない次元を
小さく折りたたまれた次元
へと自己肯定的に擦りかえることで
かろうじて
体面を保とうと謀っている
その姿がみえる
敬虔な信仰を
破壊活動の手段とする
偏頗なだけの
それ故に不誠実な
宗教的とされる活動一般は
絶対的存在に対する
相対的な従順を
信仰の糧とすることにより
組織的な洗脳教育を施して
志願して自爆する若者たちを
再生産する誘導システム
を作り上げようと企てている
高等教育を施せば施すほど
知識は増えても
そのもつ意味を理解できない
という未熟な認識を量産することとなり
優れた頭脳を生かすことなく
間口だけを単に推し広げることによって
差別化を図った積もりで善し
とする独善状態へと陥った
奥行きのまったくない
薄っぺらな思考パターン
を構築するよう
日夜勤しんでいるという現実
はこのようにして生み出されたもの
一向に成果を見せない経済政策の拙さは
自覚なき指導体制が辿りつく
その果てにある荒れた岸辺
に相違ない
高等教育を経て指導者となった知識階級が
この地球の上で
いま起きている
不具合の一切
を生み出している
ということになる単純極まりない
はなしだったのである
そこに共通するのは
解釈にひと手間加えることによって
相互間の差別化を図った積もりとなり
不正な認識を勝手に善とする行為で
自他の違いを演出し
数の論理が支配する
形骸化した
民主的とされる不毛な制度に則り
それぞれが
己の勝手な都合で
同じ誤った共通のベクトル
に支配されているにも関わらず
敢えて違いを色分けし
根拠不明の正当性を主張しあう
粗末な現実を引き出した
対抗勢力の台頭を許さない
という偏狭な社会システムは
このようにして築きあげられてきた
仕組みによって産み落とされたもの
右向きの矢印は
裏へ回れば左を指す
立ち位置の違いで
同じ方向でも
正反対のものとなる
対消滅する筈の物質は
何故か反物質だけを消滅させ
物質だけで構成される
この宇宙を生み出し
みえない対称性の破れに
永いこと気づかずにいた
反物質は潜在化し
真空中にガンマ線を打ち込むか
粒子加速器の中で
高速に正面衝突させたときにのみ
その姿を一瞬だけ
見せるようなものになったのである
対称性の破れは量子存在を決定づけ
余剰次元まで生み出すに至った
このようにして
見えないものを否定する
本質を有する唯物論は行き詰り
勝手な解釈
が横行する時代となった
ボタンを掛け違えたことを知らずにいると
最後になってから
見たくない事実と
否応なしに遭遇する
破目になる
問題の本質は
解釈の仕方
とその違いの相のはざまにあり
共通の同じ特徴を
異なった方法で
指し示すものとなる