エコ は エゴ
実効のないすべての行為は
損失のタネ
消費電力を抑えたところで
二酸化炭素を減らすことは
できない
現実がそうなっている
電気製品を動かすための電力は
トランスの二次コイルに誘導された起電力から作られる
誘導電流を生み出すためには
トランスの一次コイルに
もっと高い電圧の電流が流れていなければならない
消費者が電気製品のスイッチを切ったり
消費電力の少ない製品に買い換えたりしても
それは
誘導された電流を減らすだけのこと
電磁誘導で起電力を維持するには
そこにある磁場を常に変化させておかなければならない
地場変化を維持するための電流が
励磁電流であり
これが高圧側のコイルを常に流れくだっていることで
地場変化を安定した状態に保っている
電力会社が化石燃料を燃やしているのは
この励磁するための電流を
発電機で
安定した状態で
四六時中
生み出しておく必要があったため
消費者が使える電流は
この励磁電流が生み出している誘導電流の方なのだ
二次的に派生した電流を減らしたところで
それを可能した一次電流は減らせない
ここがわかっていないと
あらゆる温暖化対策は無駄になる
エコだといって誘導された消費電流を抑制しても
それは
地球の環境を改善する力をもたない
ただ
電気料金を少なくすることができるのみ
エコを標榜する電気製品は
すべて
二酸化炭素の削減に貢献することができていない
エコロジーとは環境生態学のこと
消費電力を減らすことと
環境の回復運動とは同義ではない
勝手にエコの名を付して
電気製品を販売するのは
まさしく企業エゴに他ならぬ
それを無批判に信じ込んでいる消費者の姿も
エゴそのものになっている
身勝手な判断は怪我のもと
正しい判断に基づかない認識は
誤った結果を連れてくる
止まらない温暖化はその事実をよく証明していた
自然エネルギーを普及させても
結果は同じ
消費電力をゼロにしたところで
巨大な発電機が生み出した電流は
送電線と配電線を
常時流れ続けている
励磁電流とは
そのような制約の下で成り立っているもの
交流送電は周波数がなければ使い物にならない
それは運動量が規定する
発電機の回転数と
周波数とは同じ運動量になっている
消費者の節電努力に
発電所は対応することができない
一定の回転運動を発電機に続けさせておくためには
一定の蒸気圧の関与が
どうしても必要なのだ
このことは
燃焼炉の火を簡単に落とせない
ということを意味する
二酸化炭素を実際に減らすことができたのかどうか
を
国が確認してからでなければ
温暖化を防止するための予算を交付するべきではない
効果のない対策を続けてきたのだったからこそ
大気中の二酸化炭素濃度は増加する一方となっていた
国の財政も悪化し
千兆円という莫大な債務に
国民は圧迫されるようになったのだった
温室効果ガスを減らせないすべての対策は
資本を無駄にして終わるのみ
借金だけが徒に増えてゆく
だが
文明はその事実に気づかなかった
状況はどんどん悪化するばかり
気象条件は安定せず
変動し続けている
強風が吹き荒れ日が増え
降水量は増加し
洪水は世界中で多発するようになった
京都議定書は途上国の収入を増やすための場となり
二酸化炭素は相変わらず増え続ける一方のまま推移している
問題の本質を見ないで
安直な対策を講じても
そこに実効を与えることはできない
文明がやるべきことは
現実を正しく認識するということ
ただ一つ
起きている事実を見れば
何が必要なのか
という程度のことは分かっていて良い
現状を見る限り
人類に健全な認識能力はみられない
自然エネルギーを増やしたその分だけ
二酸化炭素は減っていたのか
節電に励んでいたその分だけ
火力発電所の稼働率が落ちたのか
という事実をデータで確認しておかなければ
状況は絶対に改善しない
対策の有効性を検証することさえ
一度としてなされてはいなかった
効果のない対策をエコと呼んではならない
意識がエゴから離れたところにこそ
真実へと至る道の地図が埋められている
実効のないすべての行為は
損失のタネ
消費電力を抑えたところで
二酸化炭素を減らすことは
できない
現実がそうなっている
電気製品を動かすための電力は
トランスの二次コイルに誘導された起電力から作られる
誘導電流を生み出すためには
トランスの一次コイルに
もっと高い電圧の電流が流れていなければならない
消費者が電気製品のスイッチを切ったり
消費電力の少ない製品に買い換えたりしても
それは
誘導された電流を減らすだけのこと
電磁誘導で起電力を維持するには
そこにある磁場を常に変化させておかなければならない
地場変化を維持するための電流が
励磁電流であり
これが高圧側のコイルを常に流れくだっていることで
地場変化を安定した状態に保っている
電力会社が化石燃料を燃やしているのは
この励磁するための電流を
発電機で
安定した状態で
四六時中
生み出しておく必要があったため
消費者が使える電流は
この励磁電流が生み出している誘導電流の方なのだ
二次的に派生した電流を減らしたところで
それを可能した一次電流は減らせない
ここがわかっていないと
あらゆる温暖化対策は無駄になる
エコだといって誘導された消費電流を抑制しても
それは
地球の環境を改善する力をもたない
ただ
電気料金を少なくすることができるのみ
エコを標榜する電気製品は
すべて
二酸化炭素の削減に貢献することができていない
エコロジーとは環境生態学のこと
消費電力を減らすことと
環境の回復運動とは同義ではない
勝手にエコの名を付して
電気製品を販売するのは
まさしく企業エゴに他ならぬ
それを無批判に信じ込んでいる消費者の姿も
エゴそのものになっている
身勝手な判断は怪我のもと
正しい判断に基づかない認識は
誤った結果を連れてくる
止まらない温暖化はその事実をよく証明していた
自然エネルギーを普及させても
結果は同じ
消費電力をゼロにしたところで
巨大な発電機が生み出した電流は
送電線と配電線を
常時流れ続けている
励磁電流とは
そのような制約の下で成り立っているもの
交流送電は周波数がなければ使い物にならない
それは運動量が規定する
発電機の回転数と
周波数とは同じ運動量になっている
消費者の節電努力に
発電所は対応することができない
一定の回転運動を発電機に続けさせておくためには
一定の蒸気圧の関与が
どうしても必要なのだ
このことは
燃焼炉の火を簡単に落とせない
ということを意味する
二酸化炭素を実際に減らすことができたのかどうか
を
国が確認してからでなければ
温暖化を防止するための予算を交付するべきではない
効果のない対策を続けてきたのだったからこそ
大気中の二酸化炭素濃度は増加する一方となっていた
国の財政も悪化し
千兆円という莫大な債務に
国民は圧迫されるようになったのだった
温室効果ガスを減らせないすべての対策は
資本を無駄にして終わるのみ
借金だけが徒に増えてゆく
だが
文明はその事実に気づかなかった
状況はどんどん悪化するばかり
気象条件は安定せず
変動し続けている
強風が吹き荒れ日が増え
降水量は増加し
洪水は世界中で多発するようになった
京都議定書は途上国の収入を増やすための場となり
二酸化炭素は相変わらず増え続ける一方のまま推移している
問題の本質を見ないで
安直な対策を講じても
そこに実効を与えることはできない
文明がやるべきことは
現実を正しく認識するということ
ただ一つ
起きている事実を見れば
何が必要なのか
という程度のことは分かっていて良い
現状を見る限り
人類に健全な認識能力はみられない
自然エネルギーを増やしたその分だけ
二酸化炭素は減っていたのか
節電に励んでいたその分だけ
火力発電所の稼働率が落ちたのか
という事実をデータで確認しておかなければ
状況は絶対に改善しない
対策の有効性を検証することさえ
一度としてなされてはいなかった
効果のない対策をエコと呼んではならない
意識がエゴから離れたところにこそ
真実へと至る道の地図が埋められている