こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

五 感 + α

2020-04-26 07:57:37 | Weblog
経済メカニズムを

円滑に成り立たせていた

その仕組み



新型コロナウィルスが唐突に登場し

蔓延するようになってから

それまで恙なく機能していた

仕組みを維持するための

動力

を生みだしていた源が

呆気なく

止まってしまい

世界の様相は

その段階で

一変した

大きく様変わりした仕組み



ひとびとは労働機会を一斉に奪われ

外出することさえままならない

という状況へと

ほぼ一瞬で陥った


自粛という状態に拘禁されたまま

自宅に閉じこもって過ごすことを

国家によって強いられた


ヒトがヒトに近づけば

新型ウィルスに感染する

そのリスクは高まる

肺炎や脳炎などの

さまざまな炎症を引き起こし

高熱で長時間苦しむ

意識混濁が起き

呼吸困難となったのち

短時間で死に至る

そんな事例が

同時的に多発した


このウィルスによる感染

を避けるためには

できる限り外へ出てはならず

屋内で過ごすことが義務となる


店舗からは活気が失せ

歩道からは人影が消え

路上にいるのは動物ばかり

ヨーロッパからの映像は

そう伝えている


必要最小限の外出は可能でも

自粛規制を逸脱すれば

犯罪人と等しい扱いを受ける

多くの国でそうなった

日本の場合

事態はそれほど

深刻化していないものの

感染者の数は

着実に増加する一方

という状況で推移し

死亡したひとの割合は

感染率に連動して変化した


これまでのところ

感染を拡大するリスクを減らす

という対策以外に有効な術はなく

具体的な対抗策は

なにひとつ見当たらない

マスクを装着する義務が

地球のほぼ全域で

防衛手段として推奨された


一斉に行動を自粛するよう

政府と自治体からの要請

が相次いで出されるようになり

実行可能な国から

補償措置が

可及的速やかに適用された


感染率の高い国では

隔離措置が厳密に実施され

病室は満杯状態で患者が溢れ

廊下や屋外のテント

にまで病人が横たわっている

そんな映像が世界中にながされた


最近になってから

感染率

が指標として重要視されるようになり

抗体を保有する感染経験者を

サポート要員として登用する

制度が動き始めた


ウィルスと戦うための武器

である抗体は

感染した経験者でなければ

保有することができない

という理解が次第に深まってゆき

抗体保有の有無を調べた方が

疫学的検査を実施するより

手っ取り早い

という認識が急速に広まった


感染テストを実施するのではなく

血液中の抗体密度

を調べるという方法

が寧ろ注目されるようになってきた


ウィルスは遺伝子コードの

独立した意味のある

断片にすぎない

封筒(エンベロープ)に収容された

RNAを複製するための側鎖

として利用している

球形のエンベロープや

六角錐で足のついたものの中に

収納されていて

細胞核についている穴の何処かから

核内へと侵入し

そこでDNAと結びついて

情報をコピーする


このためウィルスには

自力で遺伝子配列を維持する能力

がなく

寄生するための宿主の存在

を絶対的に必要とした


こうした事情で

感染機会を増やすことだけが

ウィルスとして増殖することを

可能な状態にした

このことは

生物主体として自立する能力がない

という条件があるという意味をもつ


細菌が培地で増殖するものであるのに対し

ウィルスは宿主に寄生することでしか

本来の機能を果たし得ない

寄生するための宿主

がそこに不在であるのなら

繁殖することは固より

遺伝子として存続する

ことすらできない

という条件に縛られている


ペストは細菌であるため

培地となる活性を有する生体内部

に入りこみさえすれば

単独で増殖して仲間を増やせる

ペスト菌やコレラ菌は

ヒトの肉体を

繁殖の媒質として利用することで

種としての勢力を拡大できる

ウィルスは遺伝子コードの断片の一部

であるに過ぎないため

宿主の細胞核内へと入り込まなければ

塩基対(DNAの二重らせん)を利用

することができない

このため

己の遺伝子コピーをつくるためには

宿主の細胞核の中に侵入することで

DNAコードのコピーを

繰り返し量産する必要に

追い立てられる


感染機会を増やすことができないと

生物の前駆体としての役割を

つまり果たせなくなる

この段階に至ってはじめて

パンデミックは終息する


ウィルスがもつこの制約条件は

大航海時代に

新天地を開拓して

植民地化を進め

そこに住んでいた先住民族を

馴致せしめたことで

富を母国スペインへと

積み上げさせる

という歴史を

先例として残した


コロナウィルスがやっている侵略劇は

大航海時代の植民地化プログラム

と相通ずる同根の歴史を

現代に繰り返す

というプロセスと同じ


侵略者は先住民の土地を取り上げ

植民地経営で得た富を

本国へと移転し国家を大いに繁栄させた

ウィルスは宿主の肉体を占領して

自らの遺伝子を大量に複製し

血液に紛れ込ませて

内蔵の細胞核内へと送り込み

そこに炎症を引き起こし

肺炎や脳炎を発症させて

宿主の活性を利用して繁殖する

飽和すれば

別の新たな宿主に感染する

という行為を繰り返す


このプロセスは

ヒトの植民地化と同じことであり

ウィルスが繁栄を急ぐほどに

宿主の活性を自ら損ない

死へと至らしめることになる


己の生存条件を

それと知らずに劣悪化させてしまい

やがて滅んで終息へと至る

道を繰り返し辿り続ける


植民地経営は富の移転を効率化し

最終的に利益の獲得を自ら損なう

ことになる経過を宿命として

与えられている

欲望というものは

このようにして

最終的に持続可能性を

みずから手放すサダメにあるのだ


行為の質に違いはあるが

ウィルスがやっていることは

大航海時代の植民地化プロセス

と変わりがないレベル

それが生む収奪の連鎖

が途切れた時

循環性は断ち切られ

システムとして機能することが

不可能となる


先住民は土地を侵略されただけでなく

疫病を知らずにいた

抗体をもつ機会がまったくなかった

ペスト菌に呆気なく冒され

大量死を余儀なくされて

文明の崩壊を経て

少数民族となって生き延びた


土地と生命を同時に奪われる

という悲惨な末路に先住民族は呑み込まれ

インカ帝国はこうして滅亡した

これと同様の経過は

イースター島でも起きていて

細菌感染に無防備だったということが

そこに成り立っていた

文明の崩壊へと繋がった


ウィルスは遺伝子を乗っ取ることで

自らの複製を大量に生みだし

繁栄をいっとき極めはするのだが

その直後

宿主を失って自らも

消え去る


感染終息を急ぐためには

ピークアウトを早める

に若くはない


征服者たちは土地と暮らしを

合法性を装って収奪する

という経過を植民地へと残した

だがその状態はつづかない

抵抗運動がひとたび起きれば

それが独立運動へと結びつき

植民地だった地域は

民族自決権を行使できる

ような制度へと変化する

これは世界中の至る所で

何度も繰り返し起きていた

普遍的な共通の事例


繁殖行動を最大化しようとすると

その先にまっているのは

滅びの場

というその共通の特徴は

侵略行為のもつ本質を

よく物語るものとなっている


侵略者がそこに生まれると

反撃するための独立運動

が組織化され

やがて統治システムへと

それが跳ね返る

ドイツ軍のフランス侵攻が

パルチザンを生み

西部戦線を東へと後退させた

事例からもその共通の特徴が窺える

免疫反応は抵抗運動の母体


侵略は既存のシステムを破壊し

死者の量産を通じて

混沌を勢いよく押し広げる

ウィルスの感染は

人体への侵略という点で

人の世のあり方と異ならず

最後には繁殖基盤を失って

自らの繁栄の喪失を

それと知らずに差し招く


植民地経営を支えてきたのは

先住民族を隷属させる仕組みだったが

パンデミックは宿主の生存

を必要条件として設定した

この与えられた条件

を有効に利用することで

繁殖効率を最大化しようとする

その強欲

を利用すれば

ウィルスの生存条件を

自発的に喪失させることが

可能となる


ウィルスに一度でも感染しておけば

自動的に抗体となる組織が生みだされ

侵略者に対する反撃を

自律的に何度でも引き起こす

この仕組みを免疫と呼び

生体活性反応の一つとして

位置づけた


キッカケとなったのが

天然痘を撲滅することに繋がった

予防接種というものだった

ワクチンは細菌やウィルスを弱毒化して

ヒトに敢えて感染させることで

抗体を自発的に組織化するための

防衛行為という対抗措置

この免疫を生み出すことは

薬では不可能であり

疫病を意図的に

体内へと取り込むことで

抵抗運動を誘発するという

免疫システムの意味を

正しく理解していれば

有効な使い方はなにか

という条件が見えてくる

大量の知識があっても

知識の意味を理解できないと

良好な結果は得られない


温暖化が止まらずに進み続けているのは

正しい認識がそこになく

誤謬に充ちた理解が蔓延した

ことが災いとなって今に残された

有効解を特定することが

できないことを悟れずに

やみくもに対抗策を繰り出しても

所期の成果は得られない


これら一連の失敗の連鎖こそ

反証となっているメッセージ

五感を研ぎ澄ます訓練を積むことこそが

有害な変化を予防するための

最初のきっかけとなる

これに何かを足すことで

よりよい解が姿をみせる
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死 を 思 え

2020-04-19 07:14:55 | Weblog
新型コロナウィルスの唐突な登場



死を回避するその代わり

経済を犠牲にしなければならない

という点で

究極の選択

と位置づけられる


地球規模化した市場主義経済は

たちまち活性を失い

失業率を急激に高める

という不可逆的展開

を北米大陸で

真っ先に生み出した


生命の維持

を優先しようとすれば

生産活動を自粛する必要

と遭遇し

避け難い意思決定を

公平に強制される


ウィルスによって

生活の術と糧とを

奪われて

保護を政府に求め

失った収入の補填

を得て安堵した


財政が豊かな国家は即応できるが

そうでない国家は

途方に暮れた


病で亡くならなければ

貧困による死

がいずれにせよ

訪れる


多くの場合ピンチの到来は

チャンスの予告

という意味をもつ

判断を誤らなければ

新境地が

ヒトの行く手に

やがて立ち現れる

その予兆


あらゆる指導体制は

これまでのところ

ことごとく判断を誤りつづけて

ここまできた

止まらない温暖化がそうであり

目指したインフレを

七年以上の時間

をかけていながら

まったく実現していない

アベノミクスもまたそうなのだ


実施した政策が行き詰まり

調整局面に入った

と思われたそのタイミングで

世界中がパンデミックに襲われた


アメリカのローカル通貨に過ぎなかった

ドルを基軸に据えた

ブレトンウッズ体制が

戦後復興を推進していたその時代

固体で使いにくかった石炭

にとって代わった

液体で使いやすい石油が登場し

蒸気機関から内燃機関へと

短期間でエネルギー資源の転換

が起き

航空路線のネットワークが

地球の円周を小さくした

移動するための時間は短縮され

資本効率と時間効率は

同一歩調で改善された


その効率化を進めた変革が

皮肉にもパンデミックの脅威を

加速する効果をも高めてしまい

感染爆発の発生機会を

至る所に生み落とす


ヒトの移動時間は

これにより大きく減り

資本の移動は一瞬

でカタがつく時代となった


この経済拡大

を成り立たせていた局面で

利益を得たアメリカは

繁栄を謳歌する権利を囲い込み

富を奪われた側の国家は

疲弊して貧困の淵へと

突き落とされた


この変化に関わっていたのは

石油代金を決済するための

機軸とされていた

アメリカのドルという名の通貨

を用いて稼ぐことができた

資本を集約する機能をもった

通貨交換を生業

とする新しく登場してきた

国際的規模をもつビジネス形態


石油を必要とする国家は

自国通貨を売って

ドルを購入して決済に備えておく

ことが義務となる

そこで登場したのが

当時ドル資本と呼ばれていた

資本をまとめる能力をもった

組織群

現在では円とユーロを加えた

三極体制で利益を得ている

国際金融資本とよばれている

閨閥の如き出自をもつ

巨大化した組織体


ドルの供給権を

一手に握った彼らが

石油を必要とする

エネルギー消費国の

あまり魅力のない通貨と

交換することに応じなければ

価値の高いドルを入手できない


為替相場で交換が成立しなければ

石油を手に入れることはできない

ドルの通貨価値は

交換を希望する側の通貨が譲歩して

初めて契約が成立する

ドルを供給する側が合意しない限り

決済通貨としてのドルの価値は

一段と高まり

石油消費国の通貨は

一段と低下する

魅力的な通貨を有する先進諸国は

有利な条件で

貴重なドルを易々と手に入れて

産業の育成を加速した

こうして

世界には強いドルと弱いドル

との二種類のドルが併存する

という状況が作り出された


これが国際的な貧富の差

を生みだした南北問題へと発展し

貧しい国家は独裁化しようとして

陳腐化した米軍の旧式兵器

を高価なドルで手に入れた


南側に位置する農業国では

政権を安定化させる目的で

独裁体制の成立を受け容れ

アメリカが強制的に買いとらせた武器で

軍事専横体制を敷き固め

アメリカへ富を移転させながら

自らはより貧しくなる

という経過を

甘んじて受け容れた


70年代にはアフリカ大陸で

植民地から独立した軍事政権が

雨後の筍のように陸続として現れ

地域に定着するという共通の経過

が一様に観察された


ドル資本を通じて

アメリカに利益を積みあけるための

独裁体制が南側で繁茂し

富のアメリカへの移転を進めて

貧困化を加速する

という展開の連鎖が

南北問題を国際間の政治問題

へと高め

国連に対し

未解決課題として突きつけた


高緯度地帯に分布する

温帯の先進諸国

が国際経済を牽引するようになり

低緯度地帯の貧困国群を

その犠牲とすることによって

富を北米大陸に積み上げ

収奪を強化するためのシステムが

その時代に次々と築かれた


旧式の兵器を買わされていた

新興国を支配する権利を得たい

軍事独裁政権の同時多発的勃興は

問題の解決を武力で行う仕組み

を拡大し

独立運動を相互に高める経過を

意図せずに出現させた


貧困はこれにより一段と深まり

それが民族独立運動へと結びつき

人種間の殲滅を謀る運動へと拡大し

淘汰圧力

を無意味に高めつづけさせる

展開へと一様に陥った


71年夏のドルショックは

通貨に付属するその価値を

裏付けるという

役割を金が果たしていたのだったが

そのとき機能をたちまち失い

金本位制から離脱したアメリカ

に従うことしかできなくなった


ドルの通貨価値を保障する担保を

金という現物資産ではなく

相互間の与信行為

という抽象的な価値へと

一日で転向させたことになる


これによりドルの発行権は

急激に強化され

市場を通じて際限なく膨張させ

ドルの供給権を

恣(ホシイママ)に拡大してきた

後の国際金融資本を世に定着させた


当時ドル資本と呼ばれた勢力に

莫大な利益を提供するための

絶好の機会となったのが

このドルショックだったといってよい


担保がなくても信用で

ドルの発行が

アメリカに制限なく

できるようになったことから

さまざま経済行為を可能にする

デリバティブと呼ばれる

攻撃的な取引があまた一斉に誕生し

金融システムと資本システムとを

急速に膨張させる結果となった


欧州統合で共通通貨となった

ユーロが為替市場に加わったとき

ドル資本は国際金融資本へと

その名を変えた


扱う通貨の種類がひとつ増え

国際金融資本が関与する機会を増やし

獲得可能となった利潤の規模も

底知れない程の巨額となり

国際経済を発展成長させる

動因となって作用した


だが2008年のリーマンショックで

ドルを基軸としていた

信用経済は与信能力を一夜で失い

安定していた国際経済は

崩壊寸前の危機

へと突き落とされた


G20が急遽発足して

ことなきを得たのだったが

ドル資産を積みあげていた

大いに潤っていた中国共産党政府が

中心となってドル経済圏の崩壊

を未然に防ぎ

金融システムを保護したことで

地球規模化していた市場経済システムは

首の皮一枚で

かろうじて繋がった

という経緯が記録に残る


中国がその直前までに

ドル資産の大保有国になっていた

というその経過の是非

については

改めて記す機会がある


その中国発の極微な存在である

コロナウィルスの発生

が巨大な規模に達したドル経済圏

を成り立たせている

極大化したグローバル市場経済システムに

強い淘汰圧力をいままさにかけている

という皮肉な展開に

経済問題をいずれ総括する

ときのためのヒント

が埋もれている


石油がなければ文明の進歩はなく

ドルがなければ

市場経済の発達はなかった

ドルを操る組織体となった

国際金融資本の暗躍がなければ

1:99の対比で説明される

貧富の差の拡大

がここまで広がるようなことには

なっていなかったのもまた事実

石油の大量消費が温暖化を生み育て

気候変動を地表へと呼び込んだ

その対策となる温暖化防止運動は

未だに有効性を立証

することができておらず

原因物質と措定されたCO2

の大気中濃度を

着実に高めさせている

この止まらない温暖化を生んだ

のも

指導体制が打ち揃って陥った

判断の錯誤に起因して

引き起こされたことなのだ


事実関係を繋ぎ合わせ

時系列で並び変えると

見えていなかった何か

ある大きな力が作用して

現在に

関わっている

ことを示す証拠の断片

を拾いあげることができるだろう


変化の前には

それを生みだしたなりゆき

となる何か

所与の条件が

予め

そこに置かれていたりすることが

ある


経済を成り立たせている既存の枠組み



変わるべき時を迎えたとき

医療崩壊を現実化させ

経済崩壊へと繋げ

文明崩壊となる地点を目指し

ゆっくりと進んでいる

ということが

うっすらと見えてくる


ナノレベルの極微存在に過ぎない

コロナウィルスの唐突な登場



地球規模の巨大な経済システムを

一瞬で停止するよう追い詰めた

有用だったものはいつしか長物と化し

役割を終えて消え去り

最終的に忘れ去られる


無常とは

このような

儚さのこと

一切は消滅するサダメ

だが

エネルギーだけは

不滅のまま

エネルギー保存則がその証明


空間次元を成り立たせているのは

上位概念である

エネルギーがつくりだす

未知の次元

そこに時空間が包摂され

知られていなかった六つの新次元を加え

全体で10+(1)となる最終次元

が成り立っている

宇宙の全容はこのようなもの

ダークエネルギーもそこに含まれる



生命は魂でできていて

たましひはエネルギーから作られる

エネルギーが不滅である以上

生命エネルギーもまた同じ

肉体は滅んでも

生命エネルギーは消滅しない

これが輪廻転生を成り立たせ

生まれ変わることを

延々と繰り返す


生命エネルギーが不滅である以上

死を恐れる理由はない

与えらえた使命

を肉体が果たしたとき

すべての生命は

物質のある空間次元から

カタチのないエネルギー次元へと

凱旋するために召喚され

迎え入れられる

そして

あらためて肉体を手に入れる目的で

父母のもとへと授けられ

旅を始めようとして産声をあげ

再び目的を果たして凱旋する

という輪廻を繰り返す


時に備えて人生を全うし

再び誕生することを

何度となく

繰り返す


時空間というこの反応場で

役割を果たし終えたとき

空間次元をでて

本来の場所

である

エネルギーの次元へと

凱旋することを繰り返す


モノの流れやコトの経緯に基づけば

体験によって得た知見が

隠されている真実の相

に気付かせるための現象界が

実相界の下位次元となっている

彼岸と此岸はこのように

指呼の間


科学と超科学は

そこで交わり融合して合致する

医療崩壊は経済崩壊へと至り

経済崩壊は体制崩壊へと至る

三次元の現象界は

十次元の実相界と並立しており

十一次元へとやがて遷移して

完結する


ヒトの死は

魂の再生であり

誕生を寿ぎ

転生を祝うための

もの

悲しむべきものでは

決してない            



【メメント モリ】  
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機 能 不 全

2020-04-12 08:05:26 | Weblog
ヒトが仇の世の中

とそう位置づけた

この度の

新型コルナウィルス

の蔓延による非常事態宣言



コミュニケーション行動

が感染リスクを高める行為

だとされたことにより

これまで社会基盤を維持してきた

個人同士の間で成り立っていた

健全な関係性が問題視され

ヒトが出遭う機会の増加が

疫病蔓延の加速因子である

という共通の認識が

地球上で瞬く間に広まった


人がウィルスの培養装置

として利用され

飛沫による接触感染が急増し

パンデミックへとつながった


ウィルス増殖のための培地になる

という役割を強制された

人体を構成している細胞自らが

ウィルスのコピーを効率化

するために利用され

細胞核内で培養したウィルスを

瞬く間に増殖させることに使われた

この増殖を支援するメカニズムが

人間関係だけでなく

経済システム全体に

いま

強い淘汰圧をかけている


一連の変化が感染機会を拡大する

というサイクルを

メカニズムが成り立たせ

疫病が人口調節の機能を担う

という経過が

このようにして

人類へと押し付けられた


ヒトのもつ免疫能力が賦活されるその前



ウィルスの活性を抑制できずに

細胞内で生じている抗体の不在

が感染率を高め続ける


ウィルスによる生体への侵略

を防遏するためには

自然の摂理に基づいた

所与の生体反応である

免疫能力の活性化が必要なのだ


世界中の指導者たちは

感染率が高まるその前に

感染者を予め隔離してしまうことが

有効な対策だとキメツケ

感染者の増加を止めようとして

強制的な隔離を

地域単位で

一斉に行った


このため免疫システムのカナメ

である抗体を形成する仕組み

が働くための機会が

感染者の減少によって減ることとなり

交戦するための力を養う機会

を身に着けることができなくなった

という皮肉な結果を自ら招くこととなり

次の流行期に感染する

確率を意図せずに高めていることに

未だ気づいていない


感染を避けようとする行為が

抗体を構築するための

機会喪失を強要し

同型のウィルスの蔓延を

善と信じて却って長期化させている


不正な解釈に囚われて

問題の解決を先送りした

というこの粗末な経過に安堵し

満ち足りていることが

そもそも不可解


免疫の仕組みの発見

に繋がったのは

種痘を我が子に対して実施した

英国の医師

ジェンナーの慧眼

があったことによる


これにより天然痘はその後根絶され

結核菌もまたBCG注射で

活性を失って鎮まった


この発見は予防接種

というかたちで実を結び

世界中に広まった

その時に用いられた

ウィルスを弱毒化する方法

となったワクチンの大量生産

が可能となったことにより

種痘と当時形容されていた

抗原抗体反応を

人為的に引き出すために

感染経験をもつ患者を

抗体保有者としておくことができるようになり

免疫という概念の普及へと繋がった


この措置を取ったことで

ワクチンを用いなくとも

抗体をもっているヒトを

予め増やしておくことができ

その後のパンデミックを回避

することが可能となる


感染経験のある人は

抗体を作る能力を既に獲得しており

同じウィルスに感染することは

ない

ツベルクリン反応で

陽転が確認されれば

BCGの接種は

もうする必要がない

戦略的な先行感染である

予防接種が

体内で抗体を作りだす

ということが夙に実証されている


免疫機能を活かすために

隔離するという方法は

次の感染リスクをより高める

という点で却って悪い結果を招く


免疫能力を賦活する機会を

指導体制が奪った

ということになるからだ

感染経験がなければ

抗体を作り出す能力を

引き出す機会は与えられない

このため

強制的な隔離は

未感染者の数を無意味に増やし

抗体保有者の数を却って減らす

というマイナスの結果となって

遅れて反映されるようになる


隔離したことで

次の流行期には

同型ウィルスによる感染率が

却って高まる

からである


重症化する割合が20%で

平癒する割合が80%

と有意に高い

致死率は地域によって差はあるが

ペストやコレラなどより

タチは良い

致死率が相応に低ければ

敢えて感染させておいた方が

将来の来るべき感染悪化

を考慮すると

ワクチン接種の必要性を減らし

自然に治癒する確率を

大いに高める効果が

労せずして引き出せる

死者を惜しんで隔離を急ぐと

次の感染期で

抗体を持たない患者を増やす


人間がウィルスの培養装置

となっている現状が既に

与えられている以上

感染者を意図に基づいて放置する

対策は

抗体を作るためのワクチン

の合理的な供給源

となって抗体保有者を増やす機会

を新たにひらく


やみくもに隔離してしまう

という現在の方法は

思考力を失っていることを

指し示すための証拠となった

死を避けたがるのは人情だが

ヒトにはそれぞれ死期があり

いつか必ずその身へと訪れる

例外はない

どのような死も

それは寿命


結核という病は感染力が高く

隔離することで保養とする

唯一の治療法だとされていた


このため贅沢病という異名が

いつしか与えられ

サナトリウムと呼ばれた

環境の良い隔離施設

でゆっくりと養生することが

結核患者の治療法とされていた


BCG接種は

結核菌ワクチンの投与

であることを意味し

日本でコロナウィルスによる死亡例が

極端に少ない理由

の一つになったと思われている


肺炎も結核も

病としては同じ呼吸器系統の

疾患であることが

抗体を共有したということとなり

症状の改善へと繋がった可能性

は否定できない


結核菌に対する抗体が

コロナウィルスにも有効だ

とする指摘があるのはこのためだ


またBCG接種を受けていない

若年層世代に

死亡率が高いことの理由

ともなっている

同じ呼吸器系の疾患である

ということが

対処法の有効性に

先の見えない現状で

希望となった


親の世代の獲得免疫が

遺伝因子となって潜在化し

自然免疫となって作用する

ことはあり得る


疾病対策の意味

を理解していたのであれば

或る程度の死者を容認してでも

免疫能力を自然の力で

体内に留保しておくことの意義

の奥深さ

を承知することは容易であった


この度の新型ウィルスによる致死率は

20年四月初旬の記録で

高い地域について12%超

低いところでは

1%以下だとされる

平均で6%台となっている


感染経験者を増やすことによって

ワクチンがなくても

免疫能力を発揮させることは

十分可能

感染症を含む多くの症例に

この免疫系を賦活するシステム

を応用することが

できるようになる

という点で高い意義がある


専門家は熟知しているのだが

その他すべての知識人たちは

ウィルスの脅威を

ジャーナリスティックに扱うことで

隔離義務を励行するための手段

としている

問題の本質を伝えようとしないで

恐怖心を煽って騒いでいる


これが教育を高度化してきた

教育投資が獲得することになった

その結果である知の到達点


思考力の壮大な劣化

という現状

は教育投資によって

善と信じて生み出されたもの


知識の量的拡大に特化してきた

教育の高度化という過去の経過の一切



問題の所在を見ようとしない

知性亡き知識階級を

大量に再生産しつづけていることの

アンチテーゼとなっている

高額の請求書


免疫機構の意味が分かっていれば

感染者を放置しておくことが

最適解

であることは自明の理


ペストやコレラが

自然に終息したのも

免疫システムが生み落した

自然治癒力の賜物なのだ

薬もなければワクチンもない

時代を長く経て

現在の繁栄が与えられているのは

当時死を迫られた多数の命

のそのお蔭


隔離措置を強化した

その判断の拙さが

次の感染拡大期に

禍を再発させることとなる

のは既にあきらか


文明の知恵とは

実のところ

この程度のもの

であるに過ぎない


思考力を失わせた教育制度の高度化

という変化が

コロナウィルスの感染爆発

を避けようとして

強制的な隔離措置を

思慮なく断行させ

問題を解決したと

当事者一同に

そう確信させた


とりわけ世界規模

でのウィルス対策

に突入することを強いられた

アメリカでは

それまで円滑に機能していた

経済システムが真っ先に急停止してしまい

感染終息後の復興過程でも

先の見通しが立たない

という状況へと陥る

と想定されている


これら一連の経過は

すべてコロナウィルス

に原因があって起きたこと



問題なく円滑に回っていた

地球規模化した市場経済システムが

ことし機能停止の状態へと

ミクロン以下の

微小な存在であるに過ぎない

目に見えない程小さな

コロナウィルスによって

ほぼ一瞬で陥った

この変化のことを

過去の経済学者たちは

合成の誤謬

の典型例と見做すことだろう


健全に機能していた

市場経済メカニズムを

ナノメートルオーダーの

コロナウィルスがそこに

突然組み込まれたことで

瞬く間に頓挫してしまった

という経過を忘れ去ってはならない


致死率の低い感染症は

九割以上の生存者に

免疫能力を授ける

生命の適応力を賦活することで

犠牲者は増えるにしても

その代り

多くの生命に

生存するためのチャンスを

与えてくれるという点で

多様性の保護

という観点からみても

特別に大きな意義がある
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秘 密 の 扉

2020-04-05 06:17:02 | Weblog
ヒトヒト感染する新型の

コロナウィルスというミクロ以下

の生命体

が世界中の人々と国家のすべて

を脅かす異変を

マクロ経済システムへと及ぼした


安定していた国際経済は

三か月という僅かな期間で

機能不全

へと陥ってしまい

これまで安定して推移していた

その他多くのシステムまでもが

まったく成り立たなくなり

そこに生じていたベクトル

は俄かに反転し

逆回転を引き起こす事態が

あっという間に出現して

そのまま地上に定着した


この変化が生み落されたことにより

企業はたちまち市場を失い

働いていたひとびとは

否応なしに

仕事場から立ち失った


唐突に生じたこの危地から

どうやって脱却するのか

というのが政治指導者たち

に課された喫緊の課題となり

あらゆる国家が

財政危機へと陥ることが

広く確実視されている

ほど

景気を支えていた底流は

消え去り

代わって強い負の潮流

が現れて引き潮となり

世界中の市場から

ヒトと資本の移動を

同時に消した


プラス方向に働いていた

健全で着実な経済成長

を成り立たせていた動力源を

マイナス方向の縮小経済へと

置き換えようとする

経験したことのない

未知の潮流が

突発的に出現した


この変化が与えられたことによって

既存の社会体制は

負の連鎖

を強要するものとなっていき

抗いがたい力でたちまち

不健全化するのが当たり前

という状況へと陥った


この突然湧いて出た災難

を逃れることは誰にもできず

じっと耐え忍んで

ひたすら時の経つのを

ただ待つのみ

となるのが定めとなった


感染した被害者の数は増え続け

死亡した人の数も

一定の割合で

連動して増えている


収束過程が見通せなくなったため

資本市場からは資金の逃亡が発生し

原油相場は反転するための底を探って

人知れず蠢き

落ち着く先を見失ったまま

経緯の変化である趨勢の傾き

を見定めようとして

身構えている


自動車産業の売り上げは急減し

人の移動は途絶え

消費意欲は衰え

移動手段はあっても自粛となり

公共交通機関を利用する機会

が消えて利潤を生まなくなり

企業は収益を失い

労働者は職場から追い払われ

生活必需品を商う店にだけ

ヒトが出入りすることが許される

という変化が世界規模で

同時発生する事態となった


夜の巷からは灯りが消え

飲食店では閑古鳥が鳴く

ありさま

路上にあった人影は疎らで

街中からは活気も消えた

感染症が猖獗を極めたとき

このような変化が

どこででも起きるのだ


定刻通りに運行していている

交通機関であっても利用者は減り

エネルギーの消費効率は劣化して

経営効率を脅かし

営業を断念するケースが増えた

どの業界でも客は疎ら

で急ぎ足


買い物客はめっきり減り

物色するための時間がリスク

と心得て帰宅を急ぐようになったため

商店は早仕舞いして

無駄な費用を惜しみ

生産性を考慮する

ことすらできなくなった


市中から活気がどんどん失せていき

これまで経験したことのない

さまざまで大きな変化が

あらゆる地域で

次々と矢継ぎ早に観察された


ウィルスによって

ヒト・モノ・カネ

の流れが一斉に消えてしまい

成り立っていた経済環境が

一瞬で逆戻りする

という変化を来した


仕事を失った労働者は

おしなべて路頭に迷い

仕事を探して外出する

ことさえできない状況

へとほぼ一瞬

で追い詰められた


世界中で自粛生活を余儀なくされ

気晴らしの散歩すら叶わず

座して将来感染するであろう

その時を待つ

という境遇への落下を強いられた


学校は本来の機能を拒絶し

子供たちは強制的な自宅隔離

という状態で日々やり過ごす

習慣を身に着けた

保護者は先の見えない心労と

こどもの世話などの余計な仕事

をするために

収入を生まない

非生産的な仕事を一方的に

押し付けられ

鬱屈した気分で

家庭内暴力の被害者であると同時に

加害者でもある

というアンビバレントな立場

へと追い込まれ

適応不全を引き起こし

引き裂かれたきもちに陥ったまま

苦しむケースが増えている



世界中のニュースメディアが

一斉にそう伝えている


状況が変わると

ひとはそれに合わせて適応し

自発的に変わりはじめる

状況の変化

に対応する能力が高ければ

感情の制御に問題は生じない

ストレスを囲い込んで

発散することができないでいると

ささいなことで

簡単に爆発する


学校教育で忍耐を強いられる時間

が長ければ長い程

他意のない一言で

突発的にブチ切れる

ガス抜きが必要な時に

それができないと

内圧が上がって

最も弱い部分で

破壊を引き起こす


医療崩壊に備えようとした

行動の自粛が

家庭崩壊を引き起こす

原因となって作用する

その先に待っているのは

社会崩壊という

生活圏内外でおきる

同時的な破壊を伴う変化

経済システムでいま将に

それが起きているのと

まったく同じ経過が

散発的に

家庭と社会とで

同時に発生するようになってゆく


当事者が問題の所在

に気付くことができなければ

知らぬ間に体制の変化

に流されて

待ち受けていた滝壺へと

必然的に落下する


人は集団という形式の中で

円滑なコミュニケーションを

互いにとるために努力する

ことがテーマ

として与えられている

社会性動物


ウィルスは人とヒトとを分離して

連携を断ち

病という名の隔壁で分断し

種から個へと切り離すことで

成り立っていた人源関係

を一刀両断にしようと謀る

クラスターが効率よく

分断した人間関係は

それぞれの個体が

ウィルスの培養装置と化すことにより

あらたなる宿主を探し求めて

拡散するためのそのチャンスを

素知らぬ顔で

密かに待つ


本来あるべきカタチではない

孤立した存在でいることを強いられた

個人となったニンゲンは

拠り所を求めてさまよい歩き

挙句の果てに

破壊という名の暴力的解放に

助けを求めて

不要な突入を敢行する


それがDVという形となって

弱者へと向って放たれたとき

悪しきエネルギーに染まり

その状態を繰り返し伝播する

主体と化す


そこにあるのは救いではなく

破壊という名の症候群

衝動的な暴力が

解放を求めて向かうのは

弱者という立場を攻撃する

という行動パターン

それは

だれも救われることのない

汚れたままの不正な出口

己を制御できない者に

穢れを払う機会はなく

平安は訪れない


もう一人の自分との対話



ヒトのこころのバランスを

安定に保たせる

カギ
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