己が持つ弱点を知る者は
その部分を反転させた形で
ことさら
強調してみせようとする
北朝鮮がミサイルの攻撃能力を
誇示しようとすればするほど
ミサイル迎撃能力
の不在
を強調する結果を生む
強がって見せればみせるほど
それは逆に
自覚する弱点の所在を
外部に対して
指し示す
不安のあまり
そうせずにはいられないのだ
臆病者の所以である
威圧を感じ取っているからこそ
世界に対して
事実を否定する行為を
敢えて誇示しなければならなくなっている
一連の変化は
本性を露わにしてみせた
だけのこと
弱点をそれ
と意識しているひとほど
そこに触れられることを
避けたがる
不自然な反応の仕方をすることで
触れられたくない何か
がそこにある
ということが分かる
そんな経験は誰にも ある
憲法解釈を巡る内閣の
この度の振る舞いには
奇異な点が
いくつも
ある
憲法は本来国が守るべき
最も大切なこと
国家の基本が
そこには記されている
戦後一貫して維持してきた平和憲法を
保守の要
である特定の政党が
自ら改変しようとする
その姿勢こそ
なにより以て
不可解なこと
保守が保守であることを
止めるとき
つまり
守るべき基盤を手放したとき
国家は一貫性を失って
国民は寄る辺を無くす
要するに
臆病者こそ
真っ先に身構える
のはそこに弱点があることを
よくよく承知しているから
に他ならない
北朝鮮がミサイル攻撃の能力を誇示するとき
迎撃能力の不在を
世界に対して告げている
安倍内閣が
近隣諸国からの脅しを真に受けて
反撃するための法的正当性を
憲法を都合よく解釈することによって
あるかどうかさえ不確かな
その意味で
非現実的な敵
からの攻撃に
前以て
備えようとする行為こそ
安倍一族が共通にもつ
強迫神経症の病
を自発的に
露出させている
当のそのもの
その行為が
政権与党が共有している
漠然とした不安
を
世界中に見せつけている
ということには
まったく気づかない
余裕がないのだ
実に愚かな
行為
を率先して
未だにやっている
国民の失望は
まことに深い
イラク戦争でアメリカが負った傷を
日本の武力支援で癒そうとする
その行為の裏には
アメリカの利益になりこそすれ
日本が将来負うことになる
想像を超えたリスク
と引き換え
という前提条件が付随し
隠された不利益
を日ノ本の民
がいずれ負う
その定めを韜晦する行為
であることを指し示す
昭和十六年十二月八日
日本の艦載機による真珠湾攻撃は
奇襲
と形容される体のものだった
戦争を始めるためには
そのための理由を明記した
最後通牒を示したうえで
改めて
宣戦布告する
という手順に則って
戦端を開かなければならない
日本が当時宣戦布告を行ったのは
奇襲攻撃の直前であり
翻訳する時間のなさが
奇襲という評価を定着させた
この経過が
アメリカをして
リメンバーパールハーバーという文言で
米国民の士気を
却って高めさせる結果となった
この背景を銘記せよ
問題は奇襲攻撃を行ったその末裔が
いまだに
国会の重席を占めている
というその事実
日本が行った奇襲を承知しているからこそ
敵がいつ攻めてくるか分からない
と思い込んで
反撃に予め備えようとして
憲法に瑕疵がある
と一方的に断じてきた
というのが
安保法制改訂運動の
梗概
健全な国民の多くが
問題の本質を察知しており
一斉に反対の声を上げ始めた
というのは
保守の国が
その根拠を成す憲法を
身勝手な解釈で
都合よく運用することが
できるよう
時間をかけて
慎重に調整を重ねてきた
それ故のこと
独善に基づく思惑と
それによる判断などは
予期に反する結果を
連れてくる
憲法を保守する立場の政党が
率先して
国家のリスクを高める
その独善に基づく改変に
国民が一斉に異を唱え
保守の伝統を守るよう
連携を取り合う展開となったのは
為政者が共通に持つ
不徳の結果
まことに以て
皮肉なことだった
平和憲法を変える理由は
実のところ
何もない
日本軍の士気の高さ故に
大いに手古摺ってきたアメリカが
日本を敵とする機会をゼロにする目的で
戦後日本に与えた
言うならば
置き土産
経緯が持つ歴史的背景に鑑みれば
国民が定めた憲法ではない
ということは
世界に対して
誇って然るべき特質
と言ってよい
憲法第九条こそ
日本が世界を指導するようになったとき
根拠
となる必須の項目
より憂慮すべきことは
寧ろ
安保法制の改訂
に反対する側の背後に
身を隠す
泥がなければ生きられない
ナマズの如き生物の
不純な環境を好むある一群
日本軍の底力を見せつけられた国々が
最も恐れる事態
とは
先制攻撃を受けた日本が
それを理由に
報復意欲を募らせ
反撃へと移る
その反動形成の過程
であろう
この条件が整ったとき
一気に憲法を改廃してしまおう
と虎視眈々と
機会を窺っている
反動勢力
の存在を失念していては
ならない
真珠湾攻撃が
米国民を一致団結させたのは
奇襲作戦が卑劣なものであったから
その実例に学んだ好戦的な一部が
敵に先制攻撃を
意図的に
誘発するようになったとき
最も危険な状況が
極東へと訪れる
卑劣かつ執拗な
反則技を繰り出す攻撃に耐えに耐え
ついに堪忍袋の緒をきった
力道山の反撃パターンに快哉を叫び
溜飲を下げた国民に例外はない
敵の攻撃に備えるための法整備なら
違憲合法
とする
好戦的な傾向に支配される者が導く
その結果としての損失は
国民にとって
きわめて大きなものとなる
通底するその手口は
アメリカが好んで使う
常套手段と同じもの
真珠湾攻撃ではアメリカによる経済封鎖
がそのキッカケとなった
引き技に乗せられた
短慮の奇襲だったのだし
ベトナム戦争では
小型船舶によるやらせ攻撃を仕掛けさせ
強引に戦端を開く
という顛末が後の敗北へと繋がった
9.11では同時多発テロを阻止することなく
一度も攻撃されたことがない米本土を
意図的とみえるほど
易々と破壊することをCIAに許させた
その上で
大量破壊兵器がある
という偽りの情報を根拠として
イラク進攻を正当化し
イラク戦争へと発展せしめ
宗派間の対立を深める経過を通じて
相互間の自爆攻撃を募らせた上
ISを自称する似非国家まで
産み落とすに至った
という歴史的な一連の事実が
厳として存在する
日本に戦端を開かせたのと
そっくりな経済封鎖を
アメリカを盟主と仰ぐ連合国は
ロシアに対しても再び
今ウクライナで同様にやっている
パワーポリティックスというものは
いつまで経っても
ちっとも学習しないものなのだ
第一次安倍内閣が
党首の辞任によって潰えたのは
さまざま要因があるその裏で
今回と同様に
アメリカの意向に副う制度改革を
実施できないことが
はっきりした
その直後
神経性の病状を訴えて
総理総裁の座を
自ら放棄した事実を思い出すなら
今回もそうなる可能性が強まってきている
と見なければなるまい
第二次安倍内閣が始まったころ
同じ趣旨の指摘を
別のブログでしておいた
参考とする機会のないことを
庶幾う
対外的な体裁を気にする
上辺重視の
中身のない人物というものは
臆病風に吹かれたとき
消化器系に
神経性の疾患を
顕在化させることが
間々ある
要するに
原因を作った者が
結果を引き受ける
というのは
世の倣い
今回こそ
追い詰められても
窮地から逃げだしてはならない
それは敵前逃亡
であることを単に意味する
アメリカの不興を買うことを
恐れずに
国益を
いまこそ守れ
党益を離れ
省益を遠ざけることこそが
国民の最大の利益
その部分を反転させた形で
ことさら
強調してみせようとする
北朝鮮がミサイルの攻撃能力を
誇示しようとすればするほど
ミサイル迎撃能力
の不在
を強調する結果を生む
強がって見せればみせるほど
それは逆に
自覚する弱点の所在を
外部に対して
指し示す
不安のあまり
そうせずにはいられないのだ
臆病者の所以である
威圧を感じ取っているからこそ
世界に対して
事実を否定する行為を
敢えて誇示しなければならなくなっている
一連の変化は
本性を露わにしてみせた
だけのこと
弱点をそれ
と意識しているひとほど
そこに触れられることを
避けたがる
不自然な反応の仕方をすることで
触れられたくない何か
がそこにある
ということが分かる
そんな経験は誰にも ある
憲法解釈を巡る内閣の
この度の振る舞いには
奇異な点が
いくつも
ある
憲法は本来国が守るべき
最も大切なこと
国家の基本が
そこには記されている
戦後一貫して維持してきた平和憲法を
保守の要
である特定の政党が
自ら改変しようとする
その姿勢こそ
なにより以て
不可解なこと
保守が保守であることを
止めるとき
つまり
守るべき基盤を手放したとき
国家は一貫性を失って
国民は寄る辺を無くす
要するに
臆病者こそ
真っ先に身構える
のはそこに弱点があることを
よくよく承知しているから
に他ならない
北朝鮮がミサイル攻撃の能力を誇示するとき
迎撃能力の不在を
世界に対して告げている
安倍内閣が
近隣諸国からの脅しを真に受けて
反撃するための法的正当性を
憲法を都合よく解釈することによって
あるかどうかさえ不確かな
その意味で
非現実的な敵
からの攻撃に
前以て
備えようとする行為こそ
安倍一族が共通にもつ
強迫神経症の病
を自発的に
露出させている
当のそのもの
その行為が
政権与党が共有している
漠然とした不安
を
世界中に見せつけている
ということには
まったく気づかない
余裕がないのだ
実に愚かな
行為
を率先して
未だにやっている
国民の失望は
まことに深い
イラク戦争でアメリカが負った傷を
日本の武力支援で癒そうとする
その行為の裏には
アメリカの利益になりこそすれ
日本が将来負うことになる
想像を超えたリスク
と引き換え
という前提条件が付随し
隠された不利益
を日ノ本の民
がいずれ負う
その定めを韜晦する行為
であることを指し示す
昭和十六年十二月八日
日本の艦載機による真珠湾攻撃は
奇襲
と形容される体のものだった
戦争を始めるためには
そのための理由を明記した
最後通牒を示したうえで
改めて
宣戦布告する
という手順に則って
戦端を開かなければならない
日本が当時宣戦布告を行ったのは
奇襲攻撃の直前であり
翻訳する時間のなさが
奇襲という評価を定着させた
この経過が
アメリカをして
リメンバーパールハーバーという文言で
米国民の士気を
却って高めさせる結果となった
この背景を銘記せよ
問題は奇襲攻撃を行ったその末裔が
いまだに
国会の重席を占めている
というその事実
日本が行った奇襲を承知しているからこそ
敵がいつ攻めてくるか分からない
と思い込んで
反撃に予め備えようとして
憲法に瑕疵がある
と一方的に断じてきた
というのが
安保法制改訂運動の
梗概
健全な国民の多くが
問題の本質を察知しており
一斉に反対の声を上げ始めた
というのは
保守の国が
その根拠を成す憲法を
身勝手な解釈で
都合よく運用することが
できるよう
時間をかけて
慎重に調整を重ねてきた
それ故のこと
独善に基づく思惑と
それによる判断などは
予期に反する結果を
連れてくる
憲法を保守する立場の政党が
率先して
国家のリスクを高める
その独善に基づく改変に
国民が一斉に異を唱え
保守の伝統を守るよう
連携を取り合う展開となったのは
為政者が共通に持つ
不徳の結果
まことに以て
皮肉なことだった
平和憲法を変える理由は
実のところ
何もない
日本軍の士気の高さ故に
大いに手古摺ってきたアメリカが
日本を敵とする機会をゼロにする目的で
戦後日本に与えた
言うならば
置き土産
経緯が持つ歴史的背景に鑑みれば
国民が定めた憲法ではない
ということは
世界に対して
誇って然るべき特質
と言ってよい
憲法第九条こそ
日本が世界を指導するようになったとき
根拠
となる必須の項目
より憂慮すべきことは
寧ろ
安保法制の改訂
に反対する側の背後に
身を隠す
泥がなければ生きられない
ナマズの如き生物の
不純な環境を好むある一群
日本軍の底力を見せつけられた国々が
最も恐れる事態
とは
先制攻撃を受けた日本が
それを理由に
報復意欲を募らせ
反撃へと移る
その反動形成の過程
であろう
この条件が整ったとき
一気に憲法を改廃してしまおう
と虎視眈々と
機会を窺っている
反動勢力
の存在を失念していては
ならない
真珠湾攻撃が
米国民を一致団結させたのは
奇襲作戦が卑劣なものであったから
その実例に学んだ好戦的な一部が
敵に先制攻撃を
意図的に
誘発するようになったとき
最も危険な状況が
極東へと訪れる
卑劣かつ執拗な
反則技を繰り出す攻撃に耐えに耐え
ついに堪忍袋の緒をきった
力道山の反撃パターンに快哉を叫び
溜飲を下げた国民に例外はない
敵の攻撃に備えるための法整備なら
違憲合法
とする
好戦的な傾向に支配される者が導く
その結果としての損失は
国民にとって
きわめて大きなものとなる
通底するその手口は
アメリカが好んで使う
常套手段と同じもの
真珠湾攻撃ではアメリカによる経済封鎖
がそのキッカケとなった
引き技に乗せられた
短慮の奇襲だったのだし
ベトナム戦争では
小型船舶によるやらせ攻撃を仕掛けさせ
強引に戦端を開く
という顛末が後の敗北へと繋がった
9.11では同時多発テロを阻止することなく
一度も攻撃されたことがない米本土を
意図的とみえるほど
易々と破壊することをCIAに許させた
その上で
大量破壊兵器がある
という偽りの情報を根拠として
イラク進攻を正当化し
イラク戦争へと発展せしめ
宗派間の対立を深める経過を通じて
相互間の自爆攻撃を募らせた上
ISを自称する似非国家まで
産み落とすに至った
という歴史的な一連の事実が
厳として存在する
日本に戦端を開かせたのと
そっくりな経済封鎖を
アメリカを盟主と仰ぐ連合国は
ロシアに対しても再び
今ウクライナで同様にやっている
パワーポリティックスというものは
いつまで経っても
ちっとも学習しないものなのだ
第一次安倍内閣が
党首の辞任によって潰えたのは
さまざま要因があるその裏で
今回と同様に
アメリカの意向に副う制度改革を
実施できないことが
はっきりした
その直後
神経性の病状を訴えて
総理総裁の座を
自ら放棄した事実を思い出すなら
今回もそうなる可能性が強まってきている
と見なければなるまい
第二次安倍内閣が始まったころ
同じ趣旨の指摘を
別のブログでしておいた
参考とする機会のないことを
庶幾う
対外的な体裁を気にする
上辺重視の
中身のない人物というものは
臆病風に吹かれたとき
消化器系に
神経性の疾患を
顕在化させることが
間々ある
要するに
原因を作った者が
結果を引き受ける
というのは
世の倣い
今回こそ
追い詰められても
窮地から逃げだしてはならない
それは敵前逃亡
であることを単に意味する
アメリカの不興を買うことを
恐れずに
国益を
いまこそ守れ
党益を離れ
省益を遠ざけることこそが
国民の最大の利益