こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

人 畜 有 害

2019-04-28 07:54:45 | Weblog
現状で

温室効果ガスの大量生産

を絶対的に必要とする

交流電流

による長距離高圧送電

が維持されているその期間

を通じて

気候変動要因が減る

と勝手に信じる理由は不在


二酸化炭素の発生源

である地下資源の継続的燃焼

から

離脱することができない限り

温室効果ガスの濃度上昇

はこれからも着実に続き

低下するようなことは

絶対におきない


気候変動リスクは

着実に高まってゆき

異常な規模に達する降水量の増加



自然災害の尋常ならざる被害の

絶え間ない発生

という二重の負の経過が

文明をこれから

急速に追い込むようになる


人口の減少が

或る程度まで進んだとき

エネルギー需要は相応に減り

呼吸量もまた同様に低下する


生物が肺呼吸で

排気するCO2の量

がこれ以上増えなくなり

反対に減少へと転ずれば

地表が受ける温室効果は

平衡状態へと

安定的に遷移する


紫外線で分解可能

となる二酸化炭素濃度のレベル

にまで舞い戻ることが

これまでまったく

できなかった

ということが

地表の温室効果を高めさせ

気候変動リスクを

のっぴきならないものにした


当初期待されていた

再生可能エネルギーは

商用電源の支援がなければ

出力の安定性を失い

期待されていたその機能

をすべて失う


火力発電と再生可能エネルギーの間には

一心同体の相関性が蟠踞する


環境に一切負荷を与えない

新電源を増やすことができたところで

肝心の火力発電所が

操業を続けているのなら

大気中の二酸化炭素濃度が減る

とする道理は

そもそも存在していない


交流電源というものは

回転数を常に

安定した状態に

保ちつづけている義務

に縛られている


回転数が安定性を失うと

交流電流を成り立たせている

周波数は乱れて

電気エネルギーを無効

なものにしてしまう


その段階でサーキットブレーカー

が電流を遮断すると

一瞬で

広域停電を引き起こす


電力会社は何が何でも

発電機の回転数を

維持していなければならない

立場に置かれている

この義務が温室効果ガスの濃度を

着実に高めさせ続けている

パリ協定はその結果として

対抗上与えられたもの


再生可能エネルギーを増設しても

火力発電所の発電タービンが

回転数を減らせない以上

温室効果ガスの大量生産

を続けている

ということが

業界に与えられている

本質的な

固有の義務となっている


この事情が

地球の温暖化という現象

を止められないよう

当初から仕向けていた


問題はこの事実に

世界中の知識人たちが

打ち揃って気付かずにいる

というそのこと

にある


交流電流の意味を

正しく理解していないと

太陽電池や燃料電池

などの直流電源を導入しても

大気中のCO2濃度は

寸毫も

減らせなくなる


この事情は回転装置を前提とする

風力発電システムに於いても

また同じ

風力電源は風圧の影響を受け

回転数を目まぐるしく変える

このため

周波数の安定性を維持することが

つまりできない


電力会社が買い取っている

という事実があるからという理由で

温暖化を止めた

ということにはならないのだ

電力業界が無駄を承知で

電気を高値で買い取っているからこそ

経済合理性を失い

そのツケを

国民が均等に負担する

という太陽光付加金制度

を電力会社が国に創設させた

という経緯がある


国が合法化したことで

制度欠陥は韜晦され

温暖化防止に関する

環境投資の一切は

この時から機能不全に陥った


こうして温暖化防止対策のすべて



有効需要の創出に

悉く失敗

しつづけるという状況から

すっかり抜け出せなくなってしまった


これらの不毛なっ経過の事例

が指し示す

環境投資の一連の失敗は

経済成長を阻害する因子

として機能するため

この国の景気は一向に浮揚することなく

低迷

を続けていなければならなくなった


電力会社の意図的な沈黙

が秘密主義へと発展し

国民は効果のない再生可能エネルギー

が生み出した損失の補填

を強制されるがままとなり

可処分所得を失って

消費性向を縮退させざるを得なかった


為政者が問題の本質

を見失っている国に於いては

政治判断による経済成長

を国民は期待するべきではない

という教訓を残したのだったが

環境異変の相貌は

より悪化してしまった

高価な代償を支払っていることに

当事者のすべてが

相変わらずまだ気付かない


環境電源の開発を急げば

走りながら充電する電気自動車の開発

や架線のいらない鉄道などの実用化

が短期間で終了していた

失った時間が惜しまれる


EVは最終的にドローン化し

蝙蝠の飛行がそうなっているように

互いに衝突を避ける機構

を搭載し

無人運転する三次元空間を利用する移動体

へとシフトする


二次元空間の移動体は

歩行者の動向にも留意しなければならないが

三次元空間の移動体には

その必要がない


その開発のカギ

となるのが

電力増幅システムなのである

有効需要を創出するには

ヒトとモノとカネが同時に動く

仕組み作りが重要なのだ

不動産バブルでは

住宅建設のみならず

インテリアやエクステリアなどの

周辺市場の需要までもが活発化し

それを乗数効果と呼んでいた


ヒトとカネとモノの移動

が同時に起きたということが

有効需要の創出

へと繋がっている


実効不在の環境対策に

公的資本を大量投入したところで

有効需要の創出

という結果には

どうみたところで

結びつかない

アベノミクスの失敗は

経済認識能力の不在

が原因となって引き起こした

不埒なできごと


需要拡大の気運が

盛り上がらなければ

膨大な資本を注ぎ込んだところで

要するに

無駄な投資

となるばかり

損失の規模の大きさが

経済成長率の長期的低迷

のその起源
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損 得 勘 定

2019-04-21 08:46:23 | Weblog
太陽電池が温暖化防止活動

について

有効だった

という事実

はない

このことは

風力発電でも同様なのだが

環境復元効果を確認した

とする実績は 

常にゼロのまま


何故なら

温室効果ガスの排出源

である火力発電所が

地下資源の消費

をそれによった減らした

とする記録は不在


再生可能エネルギーの発電量

に対応した

火力発電の稼働率減少

という変化

を確認した事例はない


火力発電所が稼働している間

温室効果ガスの排出量は

増えることはあっても

減ることは決してない


蒸気発電というその方法は

絶えざる熱の供給

が四六時中

常に必要かつ不可欠

というシステムなのだ


蒸気圧が低下すれば

その影響が

回転数の変化となって現れる


電力会社は何がどうあれ

地下資源の燃焼量を

常に保ちつづけていなければならない

立場に置かれている


交流成分の重要な要素

である周波数は

電源の回転数が決めている

このため

周波数変動が発生すると

交流電流の質の低下

となって顕在化する


火力発電方式を維持するための

理由がそこにある限り

周波数の安定性確保

と温室効果ガスの濃度上昇

とは一蓮托生の間柄となって

共に推移する


再生可能エネルギーを増やせば

温室効果ガスの排出量が減る

ということには

どうみたところで

ならない

ということなのだ


その証拠として

電力会社からの請求には

太陽光付加金

という項目が例外なく

新たに設けられている


これは環境対策のすべて

がまったく無効である

ということを指し示す証拠


再生可能エネルギーを増やしたことで

温室効果ガスの消費量が減った

のが事実であるのなら

地下資源の輸入量も

同じ割合で減っていなければならない


地下資源の輸入コスト

が減った事実

が成り立っているのであれば

この太陽光付加金

を受益者が負担する道理

はない


過去に実施されてきた

環境対策の一切

がこのような理由で

温室効果ガスの削減

にまったく寄与していなかった


京都議定書を

世界中で遵守していた

その二十年間で

大気中のCO2濃度

は減るどころか

却って大幅に増えていた

この事実がパリ協定

の批准成立を急がせた


だがその理由を

世界はまだ

何も知らない


交流電流と直流電流との違い

に気付いていなかった

からである


交流電流は

周波数で成り立っている

自然界に存在しない

特殊な電流

発電機の回転数が

少しでも乱れると

それは

周波数変動

となって顕れる


これがブラックアウト

を昨年の九月

に北海道で

引き起こしたその背後の理由


燃焼炉の火を調節できない

火力発電方式は

環境投資を無駄にして

温室効果ガスの濃度を

一方的に上昇させる

ことしかできない

という電源モデル


交流電流の意味

を理解していない

ありきたりの知識人たちが

太陽光発電や風力発電

を増やせば

それが発電した電力量

のその分だけ

火力発電所の負担が

応分に減る筈だ

と根拠を確かめないまま

勝手な判断を下し

錯誤へと陥り

そこから抜け出せなくなってから

既に久しい


どんなに優れた外部電源を導入したところで

周波数を安定的に維持していなければならない

火力発電所にとって

地下資源の燃焼量を減らすことなど

始から不可能なこと

夢のまた夢でしかないのだ


その判断の誤りを

巡り巡って受益者

である国民が公平に負担する

という制度に結びつけた

ということが

温暖化を止まらないもの

へと押し上げた


火力発電方式に世界中が依存している以上

気候変動リスクは

常に高まり続けて

決して止まることはない


交流と直流の違いに

知識階級が無関心

であり続けている

ということが

温室効果ガスの濃度上昇

を急がせ

気候変動リスクを高め

自らを含む

生命の多様性

を奪い去る最大の原因

となっている


要するに

過去の環境投資の連綿たる失敗

が有効需要の「創出」を阻み

率先して

有効需要の「喪失」

を推し進めている

ということになる経過

がこのようにして

与えられたのだ


これでは経済が成長できる訳

がない


世界中で課税強化

を進めざるを得なくなり

国民は可処分所得を圧縮にして

効果のない環境対策に邁進する

無知な政府与党勢力と取り巻き一同の

意のままになる

とい貧困化へと突き進む暮らしを

甘んじて受け容れている


環境投資の積年の失敗

の連鎖

が財政収支を悪化させ

それが生み落した歳出欠陥の累増

が国民に消費増税を押し付ける

傾斜を強めさせた


先進諸国の間では

無効な需要を専ら創出して

満ち足りている世界中の選良たち



効果のない無駄な投資

を無意味に続けていることで

地下資源の供給権で潤ってきた

既得権益享受層と

その決済通貨となっている

ドルの発行権を有するアメリカ

に利益を積み上げる

という構造的欠陥

を営々として築き上げてきた


その結果

貧困化した99%の健全な判断

が失われ

1%の富裕層が繁栄を謳歌する

という時代を導いた


難民の急増という変化が

より一層政情不安を掻き立てる

現在の世界情勢

へと発展することとなり

それが社会不安を煽り

保守系の原理主義運動

へと繋がっていく傾向

が一般化した


地球環境にとって

きわめて不都合な経過

を導いてきた旧時代

のエスタブリッシュメントと

それがもつ利権に群がる

欲望のすべて

が温暖化の昂進

という

この拙い現状の生みの親


交流電流について知らない

と語る機会を意図的に避けてきた

知識人たち一同が

既得権益享受層

を保護する側に回り

自らの首を

自らの手で

強く締め付けている

ことにさえまったく気づかない


交流電源は回転運動

する電源

でなければ成り立たない

直流電源は電離反応を利用

しなければ電流を導けない

周波数を成り立たせているのは

前者である交流方式の

持続的な円形運動

の安定化に他ならない


電池の名称をもつ電源は

おしなべて直流電である

直流電流と交流電流との間には

大きな違いが存在する

この相違点を

世の知識人たちは

相変わらず混同し続けている


直流電源の増加

を以て

交流電源の負担減少

に置き換えることは

要するに

できない


その無理な行為を強行したために

温室効果ガスの濃度は却って増加し

電力の受益者

である国民は

何の効果もないことが分かっている

太陽光付加金の支払い

を強制され

電力会社に許されていることとして

甘んじてその支払いに

無批判で応じている

これが思考力を養わなくなった

学力重視の高等教育

がもたらしたその失敗

の参考事例


判断能力の劣化による

事実誤認へと繋がり

損失の再生産を

相変わらず熱心に

努めている結果

を招いていることにさえ

無関心



環境問題の本質は

教育問題のあり方

が招いたその一つの結果

として与えられている

経済の長期的低迷

という国際的な現象にも

その影響は

当初から及んでいた


現実認識の不備

という共通するその課題は

バブル経済を崩壊させたのみならず

アベノミクスの失敗へと

またしても繋がっていて

財務体質の著しい劣化

となって国民への

強い圧力をかける

最大の動因となって機能する


これら一連の変化は

知の劣化

以外のなにものでも

ない
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劣 化 反 応

2019-04-14 07:58:41 | Weblog
パリ協定とよばれている規制

が完全実施されるようになったとき

ヒトを起源とする

温室効果ガスの発生率は

ゼロ%

を達成する状態

になっていなければならない


これは文明が関わる

あらゆる場面

に於いて

自然条件下で

ニンゲンが

オノレの都合で

勝手に

二酸化炭素を発生させてはならない

という意味をもつ


日常生活は固より

軍事演習や軍事行動

などを含むすべて

の分野



既存の方法を用いることが

できなくなるのだ


温暖化がもっと進み続けると

産業分野での

地下資源の消費のみならず

生活の場面で切実に必要な

石油とガス

などの可燃物の一切

が使用してはならない

禁制品となる

ということなのだ


この変化の波は

防衛予算まで圧縮することが

最終体に求められる

という状況が

やがて発生する

という意味を持つ


破壊のための予算

が大幅に圧縮される状況は

文明が求めてやまなかった

恒久平和の実現

に大きく寄与することになる


その意味で

温暖化とそれによる気候変動の拡大

という一時的な負の経過

は有意義な変化

を齎す潜在能力を秘めている


核兵器は現状で

失くせないにせよ

その移動手段

は限られたものとなる


航空機や船舶なども

内燃機関が使えなくなり

どちらにせよ電気化

される運命の下にある


地下資源の輸入コストの最小化



軍事予算の拡大停止

が同時期に実現すると

核兵器を持つための理由

はたちまち消え失せる


なにしろ

攻撃してくる敵が不在

という環境下で

有事に備えておくための

必要のない防衛予算

を予め十分に確保しておく

という旧来の強迫観念に基づいた

慣習的なステレオタイプ化した

従来の行為から

固有の価値

が失われてゆく

というのが定めとなるからだ


存在するかどうかもわからない

幽霊との不意の遭遇に備えておくため

に国民が強制される納税義務

の背後には

国民が刷り込まれた強迫神経症

の痕跡が明瞭に見て取れる

とりわけそれと同じ症状は

アメリカに顕著だ

侵略者は逆襲を常に恐れる

という宿痾の業病から

逃れられないからである


核は臆病者が持ちたがる

卑劣な兵器

その最初の攻撃を実施したのが

アメリカだった

というのは当然の帰結


核保有国から最終兵器

を放棄させるには

温暖化の年ごとの更新

と異常気象の世界規模

の同時的進行

という不可逆的なプロセスは

当事者のすべてに

究極の選択を迫る


強迫神経症を病む

臆病者国家の指導者たち



パリ協定の拘束力が高まると

否応なしに

軍事予算の縮小

を迫られる


当該国の国民にとっては

減税の実現が早まり

財政収支の平準化が進み

同時に可処分所得の増加と

平和状態の実現

による経済的繁栄

を期せずしてまとめて手に入れる

まことに重畳な結果となる


実効のない温暖化対策をつづけていながら

軍事予算の強化を迫られてきたのは

世界中の指導体制

が健全な判断能力

と認識能力

とを失っていたから

に他ならない


地球規模にまで発達した

市場経済体制

を共有するようになった

関係国同士

が一旦戦争に踏み切れば

経済成長する機会を

自ら失うだけでなく

環境負荷因子を増やしてきた

その姿勢の意味を

市場から改めて

強く問われることとなる


大国が覇権を手に入れようとしてきた

過去

が使えない核を保有するための

予算の増加

で国民を苦しめているこの現実

のもつ意味を

改めて問い直すよいチャンス

をパリ協定の実施

と罰則の強化が

予期せぬ恩恵

として公平に与える

という可能性を

先走って評価する


日本語以外の言語文化圏では

主語を省くことが

本質的にできない

覇権主義は大国の強迫観念と

覇権の確保

を目指す権威主義

を手段とする

不安と欲望の坩堝と化し

安全保障の妨げにしか

要するに結びつかない


何故なら

主語を構成する代表的存在

である一人称は

エゴの表出

以外の意味をもたない


日ノ本の民の代々の祖先は

エゴを悟られることを

生来



と心得ていた


日本語の一人称代名詞が

ゴマンとあるのに対し

その他の言語には

それを省こうとした痕跡

すら見当たらない


エゴを隠すためには

一人称を工夫しなければならない

または二人称を活用してもよい

海外の高貴な階級に属する女性

の英語には

二人称が

とても頻繁に登場する


エゴの所在を知られないようにするには

主語を省くのが最もよい

その努力を永年重ねてきた

という日本文化の底流

をなす歴史

が日本語に

曖昧な意味の構造化

を許し

相互に前向きな解釈

を施しあう慣習が

日本語から主語を省かせ

阿吽の呼吸を伴って

相互理解を促す文化

を醸成するその役にたってきた


その反面

解釈する際に

過剰に忖度する風潮が蔓延し

それが権威主義と相俟って

大戦の拡大へと繋がった史実

がある


戦後の高度成長期を経て

バブル経済を破裂させた後

選良と官僚との間で

勝手な解釈を許す気風

を生み育てる経過

が生じ

多方面で散見されるのが当たり前

という周知の経過が訪れた


英語や中国語などの

一人称を多用する言語文化は

エゴの衝突を積み重ね

どこまでも

競りあがっていく


どちらか一方が間合い

を計って譲歩する段

に及ぶと

それを契機に

不安定だった関係が

昵懇な間柄へと変化する

中国語には

争友という言葉さえ

残されている


米朝間の首脳にみられる

これみよがしの派手なイベント

が将にそうであり

米中間の関税強化

による経済戦争もまた

そうなのだ


英語が公用語となっている限り

恒久平和は絶対に訪れない

絵に描いた餅

のままでありつづける


だがサブカルチャーに視点

を移すと

日本語が再評価

されるようになってきていて

マンガを見て

日本語の機能に気付く

感性が増加しつつあるのは

喜ばしい限り


日本語が晴れて公用語に採用されたとき

平和状態の実現プロセスと

環境復元プロセスとが

同時進行するようになる


学力重視の高等教育が

思考力を奪って

止まらない温暖化を生み出した

ことに学ぶことができるなら

幼児教育の段階から

エゴを主張する術を

押し付ける教育制度の変更

は角附き合う力の関係

を極めるプロセス

をより強化する

という意味で

有害な変化となって

遅れて顕れる

作用と反作用との

ヌシとなる
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窮 す れ ば

2019-04-07 10:09:39 | Weblog
優れた頭脳を誇っている

にせよ

その使い方が悪ければ

成果を失う


解決すべき問題が

消え残り

潜在化しているのなら

その誇るべき固有の能力は

何の役にも立たない

無駄な才能


物事を判断するには

事象の意味と来歴

とを

共によく

承知していなければ

ならない


条件を満たしていない状況下で

なにごとかを

判断しようとすれば

それば

誤謬

へと逢着するばかり


与えられている問題認識能力

を発揮することができていないとき

結果として慮外な結果

を手に入れる


止まらない温暖化がそうであり

アベノミクスの頓挫

もまたそうなのだ

一向に実現しないインフレ目標と

財政赤字の着実な累増

などもその証拠


これらの事例に見える

くさぐさの失政の羅列

とその放置

こそ

この国が属する文明社会を

同時に成り立たせてきた

諸条件の価値

を失わせるための

虚ろな措置


成果なき対策

のすべては

損失の生みの親

富の喪失を

徒に

積み上げる


有害な行為

を無批判に

ひたすら続けることに

勤しんでいるその姿

は逆境を積み上げることに

等しく

きわめて理解し難い


生産性不在の教育は

他者を排除する役には立ったが

勝者に満足感を与える

その一方で

敗者に挫折感を強要する

循環構造から

抜け出せなくした

当のそのもの


生産性を高めない

という点で

極めて有害な制度

であり続けている


知識の量的拡大

に特化した教育システム全体が

思考力を奪って

現実認識を誤らせる

という経過を

相変わらず

延々と続けている


教育投資の失敗というこの結果は

官僚システムに

劣化することを

無条件で強制し

忖度することを前提とする

統治機構を成立させる

に至らしめた


判断能力のない

選良を合理的に生み出す筈の

選挙制度がプラットフォーム化し

上部構造から意義

を奪っている事実

にベールを掛けた


選良については

劣化プロセスを



というきれいごと

へと問題

をすり替える歴史の波

を累々と

積み上げてきた過去

によって

現在の姿が残された


問題を正当化する循環

をこのようにして蔓延らせた

のは国民の総意

という趣になっている

寛容な国民に甘える選良と

思考力を涵養しない高等教育

を閲してきた官僚とが

この国の現在の姿を

よく映し出す


民主政治というものは

分母の増加



分子の劣化

となって顕在化する

システム

であることを意味する


野球に例えれば

打席の増加が打率の低下

となって成績

に反映されるのと

それはまったく同じこと


健全な思考力が

国民の間に育っていれば

投票行為に正当性が

担保されている


生産性向上に寄与しない

あらゆる投資

は損失の基礎でありつづける


EUからの英国の離脱

を国民投票で決したブレグジットは

その代表的な

民主政治に対する

蹉跌の事例


また

温暖化防止活動を

世界規模

で熱心に推し進めていながら

結果をみると

大気中の二酸化炭素濃度

は減るどころか

却って大きく増えていた

という余りにも粗末な

この現実との遭遇

がパリ協定の成立を

急がせた


これら一連の出来事が宿す

失敗の連鎖こそ

思考力不在の状態を

生み育て

その酬いとなって

己の身に

跳ね返る


考える能力が

損なわれていなかったのなら

周波数のある交流電流と

それがない直流電流

との違い

について

正しい認識をもつことは

容易にできた


交流電流を生み出すための

火力発電所は

周波数を安定化させておくために

絶えざる燃焼を

義務

とする


太陽光発電などの再生可能エネルギー

をどれほど大量に増やしても

電力会社は発電機の回転数

を四六時中

安定的に

維持していなければならないため

燃焼量を制御することが

何一つできなくなっている


50ヘルツの交流電源は

毎分三千回転するタービン軸

を必須条件としており

60ヘルツの交流電源なら

毎分三千六百回転する

タービン軸で

永久磁石を

絶えず回し続けていなければ

ならない

ということなのだ


世界中の知識人たちが

この事実に

何故か

まったく気付かない


交流と直流とを弁別する必要性

を見失っているからだ


その結果

直流電源である

太陽電池を導入すると

交流電源である火力発電所

の燃焼炉で燃やしている

化石燃料の消費量が

対応して減る

という錯語へと

自ら率先して陥ってしまったのである


国会では

発電で消費した化石燃料が

節電していた時間の積

の分だけ減ったことにする

という法律を

事前に制定していたほどである


その名称を

温暖化防止に関する法律

という


この法律の制定に賛成した

国会の成員

すべて

が温暖化の原因

であるCO2の大量生産

を支援した

ということになる経過

が残されている


国連の環境部会では

太陽電池の発電実績で

化石燃料の消費削減量

と同一視することが認められていて

温暖化を積極的に防止するためには

再生可能エネルギーの導入拡大

が不可欠

だとして

京都議定書の批准成立

を大いに急がせていた

という事実

が未だに

しっかりと機能している


COP3からCOP23

までの二十年間で

大気中の二酸化炭素濃度は

340ppmから

415ppmへと

大幅に増加してしまっていた

事実が確定すると

対策を改めて

パリ協定と呼ぶように

変化した


環境復元のための投資のすべて

が無効であった

ということを確認した事実が

パリ協定の成立を急がせた


だが

その目標には

達成手順がブランクとされ

達成期限も

今世紀末までのできるだけ早期に

という曖昧な条件

が付けられていた


長期化するのを承知の上で

CO2の排出削減

の達成基準

を100%と設定

することしかできなかった

とする経過が史実として

記録に残される結果となった


この遠大な達成基準を適用すると

石油とガスを燃やすことが

一切認められなくなる

代替手段が見えていない中で

達成基準だけを具体化したために

パリ協定の概念は

たちまち抽象化してしまい

より一層曖昧な努力目標

としての役割

しか持たなくなった


教育制度の限界と

それによる敗北を決定する因子

となるのは

気候変動リスクの増加

という変化なのである


ボイラーは使えなくなり

溶鉱炉は停止する

ガスと電気が

同時に使えなくなったとき

文明社会は存立の基盤

を一瞬で失ってしまうのだ


文明の危機を変える

新電源の登場は

世界を救うものとなる


喫緊の課題とは

環境負荷のない

エネルギーコストゼロ

を実現する新電源の開発

以外にない


(※)交流電流を増幅再生産するための方法は、既に長距離の高圧送配電系統が立証していることである。この方法を援用すれば、交流電流のループ化の実現が可能となる。実際に電中研の二十年ほど前の紀要には、配電系統のループ化が成功した、という報告が既に載っている。電力会社が窮地に立たされるようになったとき、このアイデアが損得勘定抜きで、真剣に検討されるようになるだろう。電信柱を繋いでいる配電線を循環させるその方法は、技術的にそれほど難しいものではない。秘密主義が貫き通せなくなったとき、追い詰められた世界中の電力業会が、一斉に決断に踏み切るようになるだろう。そのとき先行者利得の確保に努めた国家が、温暖化防止活動をリードする権能を保持し得る。


貧すれば貪し
貪すれば窮す
窮すれば即ち通づ

これはもののコトワリ(道理)

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