量子力学が辿りついた
新たな知見によると
空間次元の数
は九つ
でなければならない
ということだ
これまでに
文明が得た理解では
空間次元は三つしかなく
そこに時間軸が加わり
時空間
と呼ばれる宇宙
がビッグバンを起点
として成り立っている
という認識で統一されていた
未だ見出されていない
六つの時限の存在
に当惑するようになった
研究者たちは
爾来
未発見の時限について
余剰次元と呼ぶことで
確認不能な未知の時限
の存在を棚上げにせざるを得なかった
検証するための有効な手段が
何一つ
存在していなかったからである
これまでの科学の主流であった
唯物論
は三種類の空間次元
が宇宙空間のすべて
だと断じて現在の科学を創設し
真実の三分の一
だけを判断の対象とすることで
真理を捉えた積もりとなって
疑うことなく
夜郎自大に過ごしていた
その姿勢が
証明できない項目を否定する
という態度をとらせ
哲学を論理展開するための
技法
へと導き
その経過の関与を挿入した
ということが
余剰次元という概念
を産み落とさせる
に事態へと至らしめた
ということができるだろう
研究者たちがこれから立ち向かうことになる
六つの未だ知られていない
その他の次元について
証明手段が何も与えられていない以上
唯物論を超越することが求められ
それが
形而上学で扱ってきた手法への回帰
であったことから
自己否定することを
迫る展開が訪れた
九つある空間次元の内
三つだけしか
文明はこれまで扱ってこなかった
実証主義の弊害は
検証不能な項目を
それであるが故に
一刀両断に否定する
ようになってゆき
現実認識にタガを嵌め
哲学をロジックの檻の中へと
閉じ込めてきた
余剰次元を
否定することができない
数式が発見され
ひも理論の研究者たちが
きちんと
向き合わなければならなくなったことから
藪をつついて蛇を出す
という結果に
判断を先送りすることが
慣例化した
唯物論の限界
を立証するこの経過を
二十世紀の終わり頃に
最新の物理学的発見が
確定させることとなったのだった
この程度の認識は
仏教界では
曼荼羅
という九分割された絵
を用いて
信仰を促す手立て
として早くから
用いられていた
既知の事実
三次元の空間構造が
入れ子状態となっているのに対し
曼荼羅は像を並列に並び替えた状態
で宇宙の階層構造を表わしていた
科学哲学は論理構造の上に
真理へと至る道すじ
を見出そうと努力し
唯物論を経由して
共産主義を暫時導き
90年代の初めに
自己崩壊する
という歴史を文明へと残した
余剰次元を
正式に考慮する
時代が訪れるようになったとき
哲学者たちは
営々と築き上げてきた
論理に裏打ちされた認識を
真理である
と決めつけてきた
その過去の一切を
余剰次元は覆す
三次元空間は唯物論で扱えるが
余剰次元はその他の方法
を導入することができなければ
扱うことがトワにできない
そこにはエネルギー状態の変化
を扱う次元
も含まれており
分割不可能な状態で
下位次元を包摂するものとして
外宇宙と隔絶する
何らかの理由
がそこに込められた状態で
機能している筈なのだ
唯物論で確認済みの法則から
ビッグバンを許可したナニモノか
が意図した工夫
を割り出すことは
形而上学を再構築することで
おそらく
可能
最高位の時限が「愛」
であるらしいことは
経験知がやがて
一般化して示す
こととなりそうだ
実証不能であることが判明している項目
は
どのような方法で
措定を行ったとしても
構わない
証明を前提とする
唯物論的方法は
何らかの検出装置
を常に必要とし
それがなければ
二進も三進も
ゆかない
ものでであったからこそ
形而上学の再評価
が欠くべからざる中心的要素
となって
文明社会へと再び躍り出る
という変化を生みだした
ということであるらしい
蓋然性を
それと承知の上で扱うことで
証明の代用とする
というのが形而上学の方法
確からしさをどう捉えるのか
ということが今後の課題となるだろう
唯物論は共産主義の論拠となって
世界中に拡散し
神を殺して
改めて復活させる経過を生み
宗教の否定を前提とする
攻撃するための理由
を推進力へと変え
世界秩序を混乱へと導き
資本の論理をも
自家中毒へと突き落とす
デフレ経済を蔓延させ
問題認識能力を持たない指導者と
それに従う体制の構築
を急がせてきた
現状の拙さこそは
その証拠
一連の経過には固有の意味があり
それらをどう解釈するのか
ということが
文明の今後を決める
有用な決定因子となって
結果を左右するものとなる
法則というものには解釈の余地はなく
誰が
どこから見ても
揺らがない
要するに
真理
を映し出す
もののこと
人知による解釈を
都合に応じて適宜加えてきた
ということが
差別化を進める動因となって作用し
さまざまな混乱を経て
基本へと立ち還る
という原理主義運動
を繰り返す循環を与えてきた
修正主義という弥縫策が
原理原典への回帰を促し
調和と融和とを図ってきた
人の世の倣い
となった振り子型の歴史
というものが
宗教の乱立と対立を生み育て
勝手な解釈を蔓延させて
混乱を混沌へと
陥れるベクトルから
人類が抜け出すことを
相変わらず阻止し続けている
経済の長期的低迷と
止まらない温暖化現象とは
その何よりの証しとなって
環境を圧迫する主要な因子となって
強い負圧を文明へとかけている
経済成長を急ぐには
エネルギー消費の増加は避けがたい
地下資源を輸入すれば
決済通貨であるドルを買う必要に迫られる
自国通貨を売ってドルを買えば
ドル高外貨安状態となり
国際金融資本が安い外貨を
高くなっているドルで
有利な条件で買いやすくなる
資本の還流場面では
トレンドが反転して
一時的に高められた外貨で
低値誘導されたドルを
効率よく買い戻すための条件設定が
利益の効率的な上積みを
可能ならしめる
この繰り返しが貧富の差を拡大し
市場経済から公平性を取り上げた
ドル資本(現在の国際金融資本)が投資目的で
特定の市場へと流入すると
その国の市場は資本流入で当初潤うが
利潤を本国へと還流させる目的で
ドルへと戻そうとするようになったとき
外貨を事前に高めておくことで
相対的に安くなっているドルを
効率よく大量に買い戻すことが
市場原理で可能にする
というメカニズムが
99%対1%の対立関係を最大化し
貧困を世界規模で蔓延させた
その理由
地下資源の大量消費が気候の変動を生み
決済通貨となったドルの大量供給が
過剰流動性となってアメリカへと逆流し
リーマンショックを派生させて
金融危機を引き寄せた
貧困化を急がせるプロセスを経た末に
アメリカに異例の大統領を
このほど誕生させた
これら一連の経過は
どれも
健全な思考力が不在
となっていたことによる
因果法則が最終的に誘導して
得た帰結となり
次の結果へと再び至る原因
となって改めて作用する
ことを繰り返す
知育偏重主義のアメリカ型の教育制度が
現状の不具合の生みの親
高い学力を競っても
得られるのは対象の差別化
とそれによる選別のみ
創造性を新たに生み出すほどの力
は
そこからは得られない
思考力の劣化による
判断停止の状態が生む
破壊圧が淘汰圧へと変容し
教育の失敗が
テロ組織に
栄養を与えている
その起源となる循環が
増えすぎた人口を調節する
役割を果たす変化となって
顕在化した
解釈を要するすべてのものは
悉く
真ならず
新たな知見によると
空間次元の数
は九つ
でなければならない
ということだ
これまでに
文明が得た理解では
空間次元は三つしかなく
そこに時間軸が加わり
時空間
と呼ばれる宇宙
がビッグバンを起点
として成り立っている
という認識で統一されていた
未だ見出されていない
六つの時限の存在
に当惑するようになった
研究者たちは
爾来
未発見の時限について
余剰次元と呼ぶことで
確認不能な未知の時限
の存在を棚上げにせざるを得なかった
検証するための有効な手段が
何一つ
存在していなかったからである
これまでの科学の主流であった
唯物論
は三種類の空間次元
が宇宙空間のすべて
だと断じて現在の科学を創設し
真実の三分の一
だけを判断の対象とすることで
真理を捉えた積もりとなって
疑うことなく
夜郎自大に過ごしていた
その姿勢が
証明できない項目を否定する
という態度をとらせ
哲学を論理展開するための
技法
へと導き
その経過の関与を挿入した
ということが
余剰次元という概念
を産み落とさせる
に事態へと至らしめた
ということができるだろう
研究者たちがこれから立ち向かうことになる
六つの未だ知られていない
その他の次元について
証明手段が何も与えられていない以上
唯物論を超越することが求められ
それが
形而上学で扱ってきた手法への回帰
であったことから
自己否定することを
迫る展開が訪れた
九つある空間次元の内
三つだけしか
文明はこれまで扱ってこなかった
実証主義の弊害は
検証不能な項目を
それであるが故に
一刀両断に否定する
ようになってゆき
現実認識にタガを嵌め
哲学をロジックの檻の中へと
閉じ込めてきた
余剰次元を
否定することができない
数式が発見され
ひも理論の研究者たちが
きちんと
向き合わなければならなくなったことから
藪をつついて蛇を出す
という結果に
判断を先送りすることが
慣例化した
唯物論の限界
を立証するこの経過を
二十世紀の終わり頃に
最新の物理学的発見が
確定させることとなったのだった
この程度の認識は
仏教界では
曼荼羅
という九分割された絵
を用いて
信仰を促す手立て
として早くから
用いられていた
既知の事実
三次元の空間構造が
入れ子状態となっているのに対し
曼荼羅は像を並列に並び替えた状態
で宇宙の階層構造を表わしていた
科学哲学は論理構造の上に
真理へと至る道すじ
を見出そうと努力し
唯物論を経由して
共産主義を暫時導き
90年代の初めに
自己崩壊する
という歴史を文明へと残した
余剰次元を
正式に考慮する
時代が訪れるようになったとき
哲学者たちは
営々と築き上げてきた
論理に裏打ちされた認識を
真理である
と決めつけてきた
その過去の一切を
余剰次元は覆す
三次元空間は唯物論で扱えるが
余剰次元はその他の方法
を導入することができなければ
扱うことがトワにできない
そこにはエネルギー状態の変化
を扱う次元
も含まれており
分割不可能な状態で
下位次元を包摂するものとして
外宇宙と隔絶する
何らかの理由
がそこに込められた状態で
機能している筈なのだ
唯物論で確認済みの法則から
ビッグバンを許可したナニモノか
が意図した工夫
を割り出すことは
形而上学を再構築することで
おそらく
可能
最高位の時限が「愛」
であるらしいことは
経験知がやがて
一般化して示す
こととなりそうだ
実証不能であることが判明している項目
は
どのような方法で
措定を行ったとしても
構わない
証明を前提とする
唯物論的方法は
何らかの検出装置
を常に必要とし
それがなければ
二進も三進も
ゆかない
ものでであったからこそ
形而上学の再評価
が欠くべからざる中心的要素
となって
文明社会へと再び躍り出る
という変化を生みだした
ということであるらしい
蓋然性を
それと承知の上で扱うことで
証明の代用とする
というのが形而上学の方法
確からしさをどう捉えるのか
ということが今後の課題となるだろう
唯物論は共産主義の論拠となって
世界中に拡散し
神を殺して
改めて復活させる経過を生み
宗教の否定を前提とする
攻撃するための理由
を推進力へと変え
世界秩序を混乱へと導き
資本の論理をも
自家中毒へと突き落とす
デフレ経済を蔓延させ
問題認識能力を持たない指導者と
それに従う体制の構築
を急がせてきた
現状の拙さこそは
その証拠
一連の経過には固有の意味があり
それらをどう解釈するのか
ということが
文明の今後を決める
有用な決定因子となって
結果を左右するものとなる
法則というものには解釈の余地はなく
誰が
どこから見ても
揺らがない
要するに
真理
を映し出す
もののこと
人知による解釈を
都合に応じて適宜加えてきた
ということが
差別化を進める動因となって作用し
さまざまな混乱を経て
基本へと立ち還る
という原理主義運動
を繰り返す循環を与えてきた
修正主義という弥縫策が
原理原典への回帰を促し
調和と融和とを図ってきた
人の世の倣い
となった振り子型の歴史
というものが
宗教の乱立と対立を生み育て
勝手な解釈を蔓延させて
混乱を混沌へと
陥れるベクトルから
人類が抜け出すことを
相変わらず阻止し続けている
経済の長期的低迷と
止まらない温暖化現象とは
その何よりの証しとなって
環境を圧迫する主要な因子となって
強い負圧を文明へとかけている
経済成長を急ぐには
エネルギー消費の増加は避けがたい
地下資源を輸入すれば
決済通貨であるドルを買う必要に迫られる
自国通貨を売ってドルを買えば
ドル高外貨安状態となり
国際金融資本が安い外貨を
高くなっているドルで
有利な条件で買いやすくなる
資本の還流場面では
トレンドが反転して
一時的に高められた外貨で
低値誘導されたドルを
効率よく買い戻すための条件設定が
利益の効率的な上積みを
可能ならしめる
この繰り返しが貧富の差を拡大し
市場経済から公平性を取り上げた
ドル資本(現在の国際金融資本)が投資目的で
特定の市場へと流入すると
その国の市場は資本流入で当初潤うが
利潤を本国へと還流させる目的で
ドルへと戻そうとするようになったとき
外貨を事前に高めておくことで
相対的に安くなっているドルを
効率よく大量に買い戻すことが
市場原理で可能にする
というメカニズムが
99%対1%の対立関係を最大化し
貧困を世界規模で蔓延させた
その理由
地下資源の大量消費が気候の変動を生み
決済通貨となったドルの大量供給が
過剰流動性となってアメリカへと逆流し
リーマンショックを派生させて
金融危機を引き寄せた
貧困化を急がせるプロセスを経た末に
アメリカに異例の大統領を
このほど誕生させた
これら一連の経過は
どれも
健全な思考力が不在
となっていたことによる
因果法則が最終的に誘導して
得た帰結となり
次の結果へと再び至る原因
となって改めて作用する
ことを繰り返す
知育偏重主義のアメリカ型の教育制度が
現状の不具合の生みの親
高い学力を競っても
得られるのは対象の差別化
とそれによる選別のみ
創造性を新たに生み出すほどの力
は
そこからは得られない
思考力の劣化による
判断停止の状態が生む
破壊圧が淘汰圧へと変容し
教育の失敗が
テロ組織に
栄養を与えている
その起源となる循環が
増えすぎた人口を調節する
役割を果たす変化となって
顕在化した
解釈を要するすべてのものは
悉く
真ならず