こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

権 威 主 義 ② 

2020-08-30 08:20:44 | Weblog
化石燃料を燃やし続けて

ついにここまで来てしまった

この経過のすべてが降水量を

異常に増やした

その原因として関わっている

多くの自然災害が

地表を襲い

惑星はいたるところで

麗しく安寧していた環境を失った

温暖化現象を意識しはじめた

80年代半ば頃のことだった


生命の存続を否定する予告

の意味を帯びていた

手厳しい破壊活動を

自然界自らが

実施する事態が世界各地で

展開されるのが常態化した


異常気象が爾来頻発するようになり

洪水がものみなすべて

を押し流すことが

時と所を問わず繰り返され

山塊を崩して川をせき止め

氾濫させた流域一帯を水浸しにした

人工の構築物は

自然によって破壊され

熱エネルギーの宿命である

秩序なき混沌が生み出される

という循環を定着させ

再発を繰り返すようになって

今がある


根源的な動因となったのは

大量の雨を降らせた

気体の水

つまり上空に漂っている水蒸気


液体の水はそのままで

雲を作り出すことができない

気体の水は気化という変化

を経て雨を降らせる

気体と化した水の分子は

空気より軽いため

大気中を上昇することができ

それがやがて纏まって

目に見える雲となり

空を広く漂うこととなる


雨はこの雲から落ちてくる

雲がなければ雨は降らない

比重の違いが雲をつくりだす

空気より重いガスは

空気圏を登ってゆくことが

つまりできない

地に落ちるか海に着水するかして

熱を放出して消え去るさだめ


主な温室効果ガスは二種類あり

空へ上ってゆくものが水蒸気

その反対がCO2

という異なったベクトルを

それぞれがもっている


国連の環境部会はCO2だけに着目し

水蒸気は無害だとして

温室効果ガスのカテゴリーから

除外した

その行為が温暖化を拡大し

気候変動を気候危機へと切り替えた

雲がなければ雨は降らない

単にそれだけのこと


二酸化炭素CO2は

本質的に

雲になることができない

雨を降らせているのは

気体となったH2O

以外にあり得ないことであるからだ

降水量を増やしたのは

CO2では決してない


二酸化炭素CO2が温室効果ガス

であるという理由で

温暖化の原因であると

IPCCが断じたということが

物理的に不可能なことを可能とし

世界中の知識人たちが

破綻している論理を疑うことなく

温暖化を論じる姿が記憶に残る


この経過の事実が問題を複雑なものにし

何時までたっても解決しない

喫緊のテーマとしていながら

何の変化も生み出せずにいる


空気より重い物質であるCO2は

上昇する能力を

初めから失っている

ことを全員が忘れ去っている


上空に昇ることができない

と判明しているCO2の性質

については

誰も確かめたことすらないのだ

検索した事実があったのなら

錯誤に陥るようなことはなかった

筈であるからだ


物理法則に反する経過のすべて



おしなべて不合理

CO2の属性について

一度でもリサーチしたことがあったのなら

質量が空気より重い

という事実に

誰もがその場で気づいていた筈であるからだ


権威主義者というものは

自分の頭で考える努力を

好んで怠る

という共通の傾斜を強く持つ


権威的な第三者の発言を

無批判に受け入れて

間接情報だけで判断し

検証プロセスをないがしろにするのみならず

情報の受け売りの媒質

となることに甘んじて満ち足りる

起きている事実については

まったくの無関心


国連の代表機関の一つとなった

IPCCが発信した誤った情報を妄信し

空気より重いCO2が

大気圏内で滞留することができ

次第にその濃度を高めつづけている

という誤った認識を

優先的に信じ込む


温室効果ガスであることが

気候変動の理由であるのなら

同じ能力を有する水蒸気を

なぜ捨象したのかという疑問が残る


主要な温室効果ガスが二種類ある

ということにさえ言及したことはなく

CO2だけを温室効果ガスだと

決めつけた

その判断の誤りが

気候変動を生み育て

いまでは気候危機と

IPCC自らがそう呼んで

世界を危機感で一杯にした


CO2にできるのは

温室効果を海水に移すことだけ

温められた海面は

海水を蒸発させ

水蒸気を広域で発生させる

低気圧を生みだすこのことが

温暖化の原因であるとは

かつて誰も考えたこともない

水は無害だという思い込みが

温暖化の原因を

CO2だと信じ込ませた


水が無害で環境負荷がない

と根拠なくそう思い込んでいたために

水蒸気に温室効果があることにさえ

気付けなくなっていたようだ


高温の温室効果ガスである

CO2が着水して海水温を高めると

そこに気化熱が発生して

海面全体を冷やすのだが

それは上空を温める

ということでもあったのだ

エネルギー保存則の関与を

すっかり忘れ去っている現状が

不思議でならない


CO2が海水温を高めている

とすることは

気化熱の作用を考慮していない

という意味をもつことであり

理には合わない

ということなのだ


地表で気化熱が発生すると

それによってそこが冷やされ

涼しくなることは

経験的に誰もが知っていることである

この物理的変化が

気候変動のそもそもの生みの親


CO2が海面へと落下して

保持していた熱をそこへと移し

海水温を高めると蒸発がおき

気化熱をそこで発生させる

海水温は地表と同様に冷やされ

できた水蒸気が海面から上空へ

持ち去ったその熱は

寒気に触れるまで

暫しの間保たれる

大気圏低層の熱は

蒸気が逆に温める


熱がエネルギーである以上

エネルギー保存則から

逃れることはできない


上空で熱の保存に与っているのは

CO2ではつまりない

水蒸気こそが温暖化の原因なのだ

権威主義者はこれまで

CO2だけが温暖化の原因だと

決めつけていた

その誤った判断が

気候変動



気候危機

へと昇格させた


大気中のCO2の濃度は

415ppmに過ぎない

ppmは百万分の一のこと

水蒸気の平均濃度が

概ね65%とされているのに対して

CO2のそれはたった415ppm

に過ぎない

ppmを百分比にすると

それは0.000415%

という比率でしかない

この程度の濃度で

惑星全域に温室効果を与えることなど

およそ考えられないことなのだ


このような誤った認識が

世界を支配しはじめるようになってから

25年以上に亘って

熱心に

削減運動が続けられてきた

このCO2削減努力が

まったくの無駄だった

という結論が既に確定している


IPCCはその直後

京都議定書をパリ協定へと変更

せざるを得なかった

過ぎ去ったこの期間に失われた時間が

気候変動を危機へと変えた

無駄となった巨額の資本が

加速させていた筈の経済成長

を失わせ貧困の蔓延を導いた

なんと愚かなことであることよ

罪の重さを国連が理解するようになるのは

一体いつのことなのだろうか



IPCCが陥った単純な誤謬に

知性なき知識人たちが飛びついた

だけのこと


こうして意味のない環境投資に

世界中をこぞって駆り立てた

その罪の重さを知ったとき

どう正当化しようとするのだろうか



人の世の業とでも呼ぶべき経過は

こうした経緯で生まれでた


科学の誤用に未だ気づかないでいる

似非知識人のすべてが気候危機を

無知によって産み落とした


高等教育の高度化は

このように粗末な結果を

地球上に押し付けた

炭化水素と総称される化石資源を

長期間燃やしつづけてきた

という文明のその過去が

海面水位の上昇を異常な値だとして

理論値を超えていることに

気づいていながら

その理由を特定できなくさせている


化石資源の主成分はメタンCH4である

ということが

CO2を一つ合成したとき

H2Oを同時に二つ合成する

その発生比率は1:2

CO2が一つできたら

同時に二倍の水ができている

ということなのだ

二倍の差が化石燃料を燃やした時

二種類の温室効果ガスを

同時排出させている

ここを見落としている以上

気候変動は永遠に止まらない


地下資源を燃やし続けてきた

という過去の事実が

温暖化を誘導し

異常気象を生み出して

気候危機を引き寄せた


文明の都合で生み出した気候変動が

自然災害という破壊活動を

世界中に定着させる時代は

このようにして与えられている


安定していた麗しい気候は

こうして失われ

すべての知識階級が

事実確認を見逃したまま

無批判に真実だと思い込み

事実確認を怠った

自業自得となったのは

勝手な解釈を

独善的に推進してきた

教育の高度化

という改革の結果であった


だが

経過の事実についてさえ

未だに誰もが無関心

権威主義は

思考力をただ奪う
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自 業 自 涜

2020-08-23 08:44:34 | Weblog
水を作りだしている元素は

水素と酸素のふたつのみ

このため水のことを

H2O

という記号で示すことになっている


水素を示す記号であるHが二つあり

酸素を示す記号のOが一つある

それぞれが結びついたとき

水が生まれる


水という名の化合物

となった水素と酸素は

結びつきあったそのときから

水として永遠に存在しつづける

それは通常

自然に分解されてしまう

ことがないからだ

こうした事情で

水は極めて安定な化合物

となって地球

を水の惑星と呼ばせている

この条件から離れることが

決してできない地球の水は

どんどん嵩を増すことが

運命づけられている


太陽に呑み込まれるその直前

までの長い長い時間を

気体の水や液体の水

そして個体の水である氷

になったりしながら

H2Oという基礎的な条件は安定し

常に変わることがない


環境条件の変化によって

三態と呼ばれるその相貌

を変えることはありながら

組成条件となっているその分子構造は

永久に変わらない


化合状態を常に満たす

というそのことが

地球と水の関係を決定的

なものにした


極めて安定した状態で

成り立っているH2Oという化合物を

意図的に分離して

元素へと還元するためには

電気分解と熱分解という方法の

二つしかない

自然条件の下で

水を分解するには

火山の内部にある高熱か

マントル対流と水が

接触した場合だけ


大気圏内で水素爆発を惹起した事例は

原子炉が制御不能に陥ったあの大津波で

水蒸気が熱分解した時に

例外的に発生したときに限られる

自然条件下で熱分解が起きることは稀であり

電気分解するためには

人の関与が絶対的に必要な措置となる


水は環境の変化によって

自らの形状を変えながら変容し

水であることをしかし

常に維持する


H2Oはそれがもつ定められた属性から

永久に逃れられない


水を意図的に作り出すためには

水素を燃やせばよい

水素の酸化物そのものが

つまり水

水素が燃えるための酸化反応が

地球に水を与えた

ということになる


水素を含む化石燃料だけでなく

純水素を燃やしただけでも

そこに水が生まれでる

水素エンジンはその代表的なものであり

燃料電池は水素原子を電離することで

電流をつくりだす過程で

二次的に気体の水と永代の水を

反応装置の内外で

同時につくりだす


燃料電池という直流電源は

気体と液体の水双方を

同時に系外へと排出するため

気候変動を一層加速することが

確実視されている新電源

水から取り出した水素なら

水の絶対量は増えないが

降水量を増やすため

洪水の発生率をただ単に高める

という点でとても有害


水を人工的に作り出すためには

水素を単離して酸化することが

必要不可欠な措置


このため化石燃料を燃やしても

大量の水蒸気とCO2とを

同時に生み出すこととなり

それが降水量の増加となって

遅れて現象化するそのために

発電と温室効果ガス発生のメカニズム

が関連付けられることなく

別々の反応として

広く理解されていた


因果関係の成立過程を

正しく理解するということが

もっと早くにできていたなら

気候変動要因のダイナミズムを

割り出すことは

はるか昔にできていた

降水量の執拗な増加という傾向は

海面温度の上昇だけが

その理由ではない

第三の要因であるメタンの燃焼

が生む二つの温室効果ガス

を同時生成させているそのことが

止まらない温暖化を

地表へと導いた


環境条件が変化した背景を

正しく理解することができていたなら

気候変動が気候危機へと発展する

という慮外な事態など

決して起きてはいなかった


メタンの組成をおしなべて失念していた

ということが温暖化をこじらせた

と断言できる


温暖化したことが気候変動を生み育て

異常な規模の自然災害と

環境異変という壮大な負の変化

はこのようにして引き起こされた


水蒸気は水がガス化したものに相違なく

気化した水に温室効果があることを

IPCCは見落としていた


湿度の高い日が蒸し暑いのは

水蒸気が持つ温室効果能力

のなせる業

このため水蒸気を

作り出せばだすほど

温室効果を高めることとなり

それが温暖化という変化となって

環境異変の効果を否応なしに

高め続けることとなる

これまで知られていなかった

温室効果ガス

である水蒸気の効能を

世の知識人たちのすべてが

見損なっていたために

気候変動を加速して

気候危機を

世界中に遍く生み出す

その原因としてしまっていた


水が一旦合成されてしまうと

周囲の条件がどう変わろうとも

水の状態にありつづける

このため地球は

美しい水の惑星

となることができたのだった


一度水ができてしまうと

電気または熱のどちらか

を外部エネルギーとして

与えない限り

水の絶対量を減らすことはできない

化石燃料を燃やす機会が増えれば増えるほど

地球の水没は早まる

というサイクルが

既に出来上がっている

温暖化で個体の水だった氷が

液化するより多くの水が

石油とガスを燃やしたことによって

世界中で生み出されている

ということを忘れ去ってはならない


CO2が温暖化の原因だと

世界中でそう信じ込まれているために

温暖化の原因として刷り込まれ

世界規模での削減運動が

四半世紀の長きに亘って

繰り広げられていたにも関わらず

削減効果はゼロのままだった

不都合な事実だけが

こうして最後に残された


環境復元運動が引き出した

無駄な時間とコストのすべて

が損失となったため

経済成長は例外なく失われ

経済は

有効需要を引き出せなくなったことにより

貧困化を推し進める一方となったのだった

IPCCは先年

CO2削減運動が失敗したことに

やっと気がついた

そこで急遽誕生したのが

パリ協定という名の

新しいう環境基準

だが問題の本質を取り違えている

という事実に気づいていない

という実態が示されたため

理念について賛同していながらも

実施については

拒絶する

という国々を

大量に生み出した


減っているはずの二酸化炭素が

反対に増えていたその事実を

改めて見せつけられていたからだ

無駄なことに尽力する理由は

ない

CO2は温暖化の犯人では

なかった


温室効果を有する気体は

数多くある

中でも量的に多いものは

CO2と水蒸気の二つのみ


CO2のもつ質量に気づけば

大気中に浮遊していることができない

ほどそれが重たい

という事実を理解することは

誰にでもできていた

科学的知識であったはずのCO2

の属性である温室効果能力は

非科学的な独善に陥った

すべての個人によって

そう思い込まれていただけだった


気候変動を加速させていたのは

水蒸気だったのだ

科学の本質は

真理でなければならない
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真 実 の 味

2020-08-16 07:43:39 | Weblog
温暖化したその原因が

CO2だと思い込んでいるうちは

気候変動は止まらない

絶対に

そして

永遠に


温室効果能力を失っている

CO2に温暖化を生み出すちから

は初めからなかった

熱はいつまでも同じ熱であることが

できない

周囲にある熱の影響を

避けることができない

温室効果は外部の熱と作用して

小刻みに揺らぐ

一定の熱を保ち続けている

ことはできない


温室効果ガスとされているCO2のもつ熱は

環境温度の影響を避けられない

外部の熱の影響を常に受け

熱交換を迫られ

保持していたその熱を

いずれ手放す

これを繰り返していくことで

熱は平衡状態となり

安定化してそこに落ち着く

高い熱は時の経過と共に低くなり

低かった熱は高くなる

最終的に落ち着いて安定化し

熱平衡という状態をとる

温室効果はその過程のあらゆる相

で失われ

はじめ高かった熱は

最終的に低くなる

低い温室効果と高い温室効果とが

せめぎあう大気圏で

高い熱を保ち続けるには

追加の熱供給が不可欠

その熱源はどこにもない


空の上では気温は低く

排気筒から放出された直後の熱を

相対的に低温

となっている外気によって奪われる


CO2のもつ温室効果も

常に一定の温度ではいられない

確認されているその量は

たった415ppm

でしかない濃度のCO2が

地球全域を温め続けていられる

訳がない

問題はとても単純

物理量として

この程度の濃度では

仮令温室効果があるとはいえ

実のところ

なにもできない


CO2の比重が

空気よりはるかに重い

というその事実を

誰ひとり

これまで考慮したことがなかった

という過去がCO2に濡れ衣を着せ

その判断の誤りが

気候変動の被害を大きなものにした


高い調査能力を持ちながら

問題の究明と確認を例外なく怠った

これは既に確定していることなのだ

問題の本質は

錯誤が導いた判断である

という事実に相変わらず気づかない

世界中の知識人たちすべて

がもっている認識能力に潜む共通の欠陥

にある


温室効果という属性

のみに囚われいる現実を悟ることなく

勝手な思い込みであること

とは思いもせず

全員が錯誤していることに

気がまわらずにいる


CO2削減にこぞって努めていながら

その濃度を高め続けていた

という予期に反する結果と遭遇し

当惑して手を拱き

事実関係の確認を放置した

思い当たる節のない結果

と遭遇して狼狽し

パリ協定へと急ぎ乗り換えた

だが削減目標を100%

と最大化したところで

ちっとも減っていなかったCO2が

それ以降減る

という論理は無謀

確からしさはゼロなのだ


気化した直後のドライアイスは

確かに白い煙となって

ゆっくりと

床や路面へと降りてゆく

これは気化したばかりのCO2が

マイナス70℃であることから

そこに生じた温度差が白く見せたもの

通常は透明な温室効果ガスなので

目には見えない

低い温度になっていたからこそ

ドライアイスのもつその重さが

色で分かるようになっていただけのこと

CO2であることに違いはない


ドライアイスの白煙

が地表を這うのは

相対化された軽重の差



そうさせたまでのこと

ガスの温度が高まれば

CO2は本来透明なガス

であるため

目には見えない


物質は分子の集合であることから

原子量が分かってしまえば

物質の重さはすぐ判る

その指標となっているのが

モルという指標


この値を求めるには

アボガドロ定数

を用いればよい

それは

6.02x10の23乗


原子量は原子核の成分

である陽子と中性子を足し合わせた数値

これをCO2に当てはめると

44g/Molとなり

この値を空気のそれ

28.966g/Molと比較すれば

比重の違いとなって表れる


CO2の質量が

空気より約50%も重い

ということは中等教育の段階で

理解できるようになっている

だが

学力重視となった高等教育の高度化

を長年実施してきたことによって

比重の違いのもつ意味は

教育の現場から

すっかり忘れ去られてしまっていた


知識の意味を

ちゃんと理解していたのだったら

CO2に大気圏内を

上昇する能力がはじめからない

ということくらい分かっていた筈だ


要するに知識の意味を

誰も思い出せなくなっていた

ということになる訳だ

事実確認を怠っている

ということは既にあきらか


検索すれば誰でも簡単に

この程度の情報から

問題の本質を知ることが

できていた


CO2の温室効果で温暖化が生じた

という理解は

国連の環境問題に関する

中枢の意思決定機関である

IPCCが独善的に設定した

勝手な思い込みであるに過ぎない

彼らの認識レベルが浅薄である

と見破ることは

知識の記憶が残っていたのであれば

誰にでも簡単にできていた


これらのことから世界中の知識人たちが

権威が与えた間接情報を

鵜呑みにしていた

という事実がくっきりと

浮かび上がって見えてくる


間違った不正な情報

に基づいた対策のすべては

あらゆる損失の根源

誤りで満たされた知識は

無駄そのものであるばかりか

極めて有害なものとなって

最終的に禍根を残す


世界中がこぞってCO2削減

に長年取り組んでいながら

その成果はゼロのままだった

COP25までの四半世紀を

この無駄な努力に費やしていながら

現実認識がいまだにできずに過ごしている

その理由こそ教育の高度化が生んだ

思考力の低下であった

質量の違いに着目していれば

比重の差について

考慮する程度の余地はあったはず


知識階級の全員が

このような己の姿を見ようもとせずに

豊かで安穏な暮らしを

思慮なく漫然として続けている

ということが止まらない温暖化



気候変動を

極めて有害なものへと変えたのだ
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欠 陥 判 断

2020-08-09 06:59:36 | Weblog
地球が温暖化したその原因は

水蒸気

それ以外の可能性はゼロ

巷間信じ込まれているような

CO2の比率は低く

たった415ppm(百万分の415)

百分比なら0,000415%

と極めてわずかなもの

でしかない

しかも

温室効果は海水温の上昇に

間接的に関与することができるのみ

影響力を及ぼす直接的な能力

をほぼもたない


地下資源を長期間

燃やしてきた

という文明が行ってきたその過去が

地下資源に共通する成分

となっているメタン

の一斉酸化という化学反応

を引き起こしている


CH4というメタンの記号

が指し示しているように

一つの炭素Cと四つの水素H

とで作られた有機化合物

と位置付けられているのが

このメタン


燃焼の酸化作用で

酸素とつながったことでできた

炭素系酸化物がCO2なのであり

水素系酸化物が

熱せられてできた熱いH2O

つまり気体状態の

熱水蒸気

が大気圏

を不必要なほど熱くした


燃焼炉の熱で

水は液体から気体へと遷移して

必然的に水蒸気

という名のガスとなる

大気中へと放出されたあと

空へと一斉に立ち昇ってゆく定め


液体の水は100℃で飽和し

蒸発したもののすべては空へと昇り

雲となる

蒸気は常温常圧下で発生し

加熱することによって

最大で2000℃以上の

高い熱を持ったガスとなる

フクシマで発生した水素爆発

はこの水の熱分解

が引き起したもの

津波で冷却水を循環させるための電源

が求める軽油の貯蔵タンクを失い

原子炉の熱を冷やせなくなったということが

核分裂反応を制御できないようにして

暴走させたことが原子炉の水素爆発による

破壊を引き起こした


炉内で生じた水蒸気の熱

が急速に温度を高めたことにより

水を熱分解して

水素原子と酸素原子とに

峻別する事態となった


水素の濃度が爆発条件の閾を超え

配管金属に与えた熱と

純度をたかめた酸素とが

水素爆発の起爆材となって

機能した


水蒸気のもつ温室効果能力は

熱源の種類によって

それがもつ熱の高さが決まる

自然条件の下では

太陽からやってくる熱エネルギーなど

の影響で

保持できる温室効果能力が

歴史的に決まっている


春には空にたなびくカスミとなり

夏には入道雲となる

秋には空一面にひつじ雲を張り付け

冬の寒さは水蒸気を

川面に低く垂れこめさせるケアラシとなる


熱がなければ水蒸気は発生しない

温室効果は熱を与えなければ

生まれない

気候変動を導いた温暖化

を地球に与えたのは

炭化水素という有機化合物を

燃やすことで得られる多くのメリット

に気づいたニンゲンが

効率を追求して

大量に消費したときへと遡る


木材や石炭などの固形燃料だった熱源



いつしか液体の石油系燃料へと切り替わり

内燃機関を発明させただけでなく

電気を生み出す発電機まで

作り出すこととなる


この頃から大気圏内には

温室効果ガスの濃度

は高まっていたのだったが

比重の重いガスであるCO2は

地表や海面へと最終的に落下して

保持していた熱を

そこで手放す


この熱交換プロセスが

海水の温度を間接的に高め

蒸発を促すように機能する


低気圧という名の上昇気流が

そこで生じ

上昇過程の途上で水分を落下させ

大量の雨を降らせる

その後水分を失ったことで生じた

乾いた空気を地表へと圧しつける高気圧

となる下降気流を生む


この循環を延々と繰り返しつつ

大気圏内の状態を温和にしてきた

この循環を成り立たせている

低気圧と高気圧とが

交互に現れる自然のサイクルを

対流として条件付け

時により強風を吹かせたり

集中豪雨を生んだりして

異常気象を成長させ

自然災害を狂暴化しつつある


文明が熱を自在に制御

することできるようになった時から

地球の温暖化という変化が

現象化するようになっていて

それが文明に対する警告

の意味を持つメッセージ

となっていた


ニンゲンが作り出した温室効果ガス

の主要なものはただふたつ

それは燃焼炉の内部で

同時生成した高温の混合ガスとなって

廃熱ともども大気圏内へと放出されている


最初に温室効果ガスとして指摘されていたのは

ほかでもない

CO2であったのだが

地球上の知識人のすべて

が温暖化の原因はこの二酸化炭素だ

と勝手に決めつけてしまっていた


CO2の排出量を

減らすことができれば

温暖化は止まる

と彼らはそう決めつけていたのだが

COP25までの四半世紀

という長い期間を通じて

世界中がCO2削減のために

努力したにも関わらず

濃度変化は高まる一方となっていた


莫大な規模の資本を

環境対策として投じていながら

結果を見ると反対に増えていた

この現実と遭遇したとき

IPCCは削減目標を

100%へと最大化

することしかできなくなっていた


この無駄な努力が失敗に終わり

経済成長を抑圧し

損失の山をより高いものにした

資本の無駄と時間の無駄を

世界中の知識人たちが

こぞって生み出しただけでなく

コンセンサスの成立さえ

COP25に於いて拒ませた


地球全域で

このような錯誤に陥ってしまった

ということが

減らしたはずのCO2を

却って増やす結果を生んだ


この不毛な経緯が関わって

気候変動はより一層

深刻で苛烈なものとなったのであり

生活圏を広域で破壊する

という現状を定着させた


削減すべき対象をCO2と見誤り

真犯人である水蒸気

の有害性を放置容認しつづけた

という無駄な経過が

気候変動を加速して

持続可能性を否定したのみならず

生命の多様性をも

価値なきものへと改めた


もとはといえば

ニンゲンのもつこの愚かさが

地球規模の不始末の生みの親

問題の本質を独善的に見誤り

温室効果を失ったCO2を

錯誤であると心得えることなくやり玉にあげ

温室効果を高めつづけていた水蒸気

をその期間を通じて

平然として見逃しつづける

という経過を定着させた


この罪の重さというものが

気候変動となって

地球上にさまざまな不具合を

時と所とを問わず

生み出すようにさせたのだ


問題はこの期に及んで

事実関係の確認を

避けているというそのことにある

問題の本質に気づかないままでいる

知識人たちすべてにみられた

錯誤という事態を生んだ


共同幻想とは

このようして生みだされる

一般的なその経過に潜む

認識の異常


問題の所在を知らなければ

解決の糸口を見つけ出すのは

困難


火力発電所と原子力発電所のみならず

すべての燃焼炉で

二種類の温室効果ガスを

同時大量に生み出している

石油と天然ガスが

絶え間なく燃やされ続けている以上

その事実を指導体制の一部で

意図的に見逃していた

ということが知識人たちの咎となり

気候変動を増長させた


この一連の燃焼プロセスが

CO2と過熱された水蒸気とを

大量に大気圏内へと放出させ

気候変動を

意味もなく加速させている


質量の重いCO2は

大気圏内で

上昇することが本来できず

軽い水蒸気だけが空へと昇って雲となり

大量の雨を降らせて

洪水と氾濫を引き起こし

山塊を崩落させて

あらゆるものを強い力で

圧し流す


空へと昇った水蒸気は低気圧となり

強風を吹かせたり

大量の雨を

降らせたりして

自然災害を狂暴化

させるようになっていく


地表では洪水が所かまわず発生し

海上では異常な量の雨が

海水の淡水化を引き起こし

魚の生息域を深くして

漁労の成果を薄いものにした

塩分濃度が低ければ

そこに回遊する魚は一斉に

深く潜らざるを得なくなる

このような変化は

十年くらい前の段階で

関係者の間で夙に問題視

されていたのだ


問題認識能力に残された課題があった

というそのことが

災いをフィードバックすることなく

被害の拡大を放置して

混沌を広範囲にわたって押し付けた

問題認識能力を失って

既に久しい文明は

学習機会を放置して

悉く判断を誤った


あまりにも拙い一連の経過は

地球上に壮大な規模の災害を

このようにして張り付けて

厳正に記録した
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未 開 社 会

2020-08-02 06:53:48 | Weblog
化石系地下資源を大量に

これまでのように

制限なく

燃やしつづけていながら

放置してきた

という文明社会のありようが

二種類の温室効果ガス

を同時大量に放出することとなり

温暖化現象を招いたばかりか

気候変動を地表へと

定着させる事態にまで

発展させた


問題として指摘するべきは

その機序

温暖化のメカニズムの本当の意味を

誰も未だに分かっていない

という沈潜しているその事実


化石燃料と総称されている

地下資源の主成分は

メタン

炭素と水素とが結びついてできた

有機化合物

燃焼は酸素がなければ

成り立たない

炭素原子に空気中の酸素

が結びついてできたもの

を二酸化炭素 CО2という

水素原子を同じ方法で

酸化することで作られているのが

水蒸気 H2Oというガス


酸化反応は燃えることで

化合物を生成する酸化過程

で起きている化学的なプロセス

燃焼させると

そこに熱が生まれ

その熱をガスが蓄えることで

温室効果を生みだしている


CO2はマイナス70℃で気化し

それ以上でガス化する

液化することはなく

直接ガスとなって降下する

ドライアイスがその証拠

このため

常温では固体から

気体へと変わっているため

温室効果ガスとなる


常温で液体となっているH2Oは

熱を加えると

水蒸気という名のガスへと変わる

この水蒸気が最大の比率をもつ

温室効果ガスとなっている


水は0℃以下で

結晶化して氷となる

堅い固体の状態のまま

冷熱を維持し続ける

液体の水はその中間体

固体でもなければ気体でもない

という液状化した状態をとる

どのような状態に遷移したとしても

H2Oのままであることから

分子構造自体は変わらない


水の分子は

自然状態でとても安定している

このため

分解するには

エネルギーが別途必要な措置となる

電気分解と熱分解という方法でのみ

水素と酸素とにバラせるのだが

自然条件の下では

それを可能にするエネルギーは存在せず

それ故に地球を水の惑星

とそう呼ばせている


地球が水の惑星となったのは

常温と呼ばれる温度帯域

が長期間

安定的に維持されているから

に他ならない


この常温域が広範囲に

成り立っているからこそ

生命の多様性が与えられたのであり

持続可能性が

自律的に

維持されるようになっている


この水に人工的な熱

を加えてガス化した

ということが

水蒸気を大気圏内で

大量生産することとなり

春は霞となってうららかな景色

をつくりだし

夏には入道雲とよばれる雄大積雲となり

秋ならではの羊雲を高層に貼り付けもする

冬は温度が低いため

水のガス化は殆どおきない

大気層からは水蒸気が消え

山の稜線をくっきりと映し出す


大気圏内に温室効果を齎しているのは

水蒸気以外に存在しない

CO2は大気圏内に留まっていられずに

落下して水和してしまうため

存在確率が低くなっている

保持していた熱は海水へと移り

海面を温めて低気圧となって

空へと昇る

この程度の海水温の上昇では

温室効果ガスと雖も

気候変動要因とはなり得ない


空気中の温室効果ガスは

軽い水蒸気が上昇して雲

となったその一方で

重いCO2の濃度は海に落ちた瞬間に

水に溶けて消えてしまう

大地に落ちたCO2は

植物の光合成を賦活して

朝の空気を清新なものにする


要するに

CO2は空気よりも重く

自力で上空へと立ち昇ることが

つまりできない

世の知識人たちはこの事実

をすっかり忘れ去っている

CO2の温室効果が

大気圏内の平均気温

を高め続けて

気候変動を齎した

とそう独善的に解釈し

頑なにそう信じ込んでいる

ということが

そもそもの誤りの素


根拠のない不正な理屈で

温暖化の原因を

CO2だと勝手に決めて

世界規模の環境保護運動を

精力的に展開していながら

結果をみるとCO2は反対に増えていた


昨年の実測値では

CO2の濃度は415ppmとなっていて

水蒸気については観測記録がないため

加重平均で概ね65%程度であろう



見積もられている


ppmが百万分の一を示す単位であることから

これを%に置き換えると

0, 000415という値となる

たったこれだけしかない

小さな比率のCO2が

大気圏全体に熱を供給するための

温室効果を与えている

と思っている知識人たち



実効なき温暖化対策を続行させてきた

というその事実に

文明は謙虚になって

改めて学ぶことがあるだろう


気候変動の原因は

CO2では決してなく

雨を降らせる雲を作りだしている

大量の水蒸気

以外にない


蒸気発電を行っている

火力発電所と原子力発電所だけでなく

天然ガスを燃やしている

すべての事業所と家庭の総て



纏まった量の水蒸気を

地球上で

絶え間なく

着実に供給し続けている

ということになっている


偏西風が雲になる以前の水蒸気を

西側に位置する都市の上空

で集合化した雲という結果を

東側の大地と朝鮮半島

そして日本列島へと

長距離移動させながら

気圧配置の違いによって

大量の雨を降らせて

集中豪雨と氾濫と決壊を引き起こし

洪水という自然災害を

文明社会へと与えている


原因を与えたニンゲンが

狂暴化した自然災害で

命を落とす

まことに因果は巡るもの


この変化が目立つようになったのが

80年代後半頃のことだった

90年代には既に降水量は

極端な増加傾向を示しており

集中豪雨という表現を

その時代が当時

既に生みだしていた


ガスを燃やすと

大気中の酸素が

炭化水素であるメタンの分子と結びつき

気体の水である水蒸気を

否応なしに生み出すと同時に

CO2も併せて廃出する

という結果を招かせた


炭素は酸素と化合して

CO2となりはするものの

比重の違いで空気より重いことから

下へと落ちることしかできない

大気圏上空にあるCO2は

航空機が吐き出した排気ガス

それ以外に

CO2が大気圏内に存在する

理由などある訳もない

およそ考えられないことで

あるからだ


ヒトヒト感染するコロナウィルス

を蔓延させたパンデミックで

人の移動がたちまち消滅し

大気圏内のCO2濃度は今年前半

大幅に減っている

だが水蒸気のもつ温室効果は

持続してこれからも

天候異変を引き起こす

このため気候変動は止まることができず

これから先も

確実に悪化しつづけることとなる


文明が温暖化の原因を

CO2だと勝手に断定

してしまったそのために

それ以外の可能性について

検討するための機会を

文明は失った


一連の不毛な経過のありようから

自然災害の狂暴化は今後

ますます過酷なものとならざるを得ず

被害の拡大

を覚悟しておく必要があるだろう


この先も一連の問題の本質に

気付けないまま過ごすことになるのなら

間違った対策を続けたその錯誤によって

貴重な資本と時間を

同時大量に失うことが

宿命として文明社会へと

圧し掛かる


大量の知識をもっていながら

そのもつ意味を理解していなかった

その結果どのような対策も

無駄となることしかできなくなり

損失の山を高く築いておきながら

まったく目に入らなくなってしまっている


状況の悪化を推し進めているのは

他ならぬこのニンゲンとその社会

自覚の不在が

未開の証拠
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