こ と の 端

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ゾ ン ビ 化

2024-03-17 06:24:56 | Weblog
民主主義という制度が

このところ

急速に

劣化

する一方

のまま

となっている


多数勢力がもっていた

健全な思考力

を成り立たせていた

不文律の一部が

教育のあり方が変化

したあと損なわれてしまい

いつしか

不在状態となっている


考える時間が

記憶することのため

に専ら使われてきた

その経緯によって

意味を咀嚼することが

学歴主義に反する

こととなっていたのだった

その起源となった

変化の淵源はここ


教育の高度化を善と信じた

社会構造が地表で

知らぬ間に定着し

文明社会に於いて

学歴を知てば

ひとの価値が分かる

という風潮に

ひとびとは洗脳されていた


主要な判断材料となっている

価値基準のあれこれが

思考力の不在

を意味する基準となった


知識の量で

知識の質は測れない


人を評価する判断

のベンチマークとなったのは

学歴だと信じられている

たしかに役に立っていた

時代はあったが

洗脳を自覚できない

亡者の行進がはじまって

人のもつ隠れた能力

まで

判断できる

と相互に思い込む

ようになったのだった


その方が

誰にとっても簡便で

都合がよかったからだった

偏りのない公平な基準

が当時

学歴だと思い込まれていたのだ


分かり易い価値の方が

受け容れやすく

評価の基準

として相応しかったのは

は固より

判断の根拠を担保する

能力が高い



だと信じらている


こうして知識の量的拡大

に特化した高等教育は

ものを考える時間があるなら

知識を獲得するために使え

という風潮に塗れ

世界規模で

拡散していく

という時代が訪れた


その頂点を極めたとされている

国連に属する奉職している

あまたの高等文官たちに

科学の基礎がなりたっていたのか

ということを点検すると

決してそうではなかった

それが止まらない温暖化



それによる高校変動を

永年に亘って続けてきた

不毛な過去

が連れてきた

気候危機だった


CO2が空気より重いことは

当初から

常識の範疇だった

そんなことすらも

彼らは理解していなかったのだ


大気圏内を上昇する

温室効果ガスは

水蒸気とメタン

以外に存在しない

その他のガスは重すぎて

大気圏内に留まっていることが

できない


義務教育でアボガドロ

について学んでいながら

CO2が大気圏に

熱を与えている

とそう決めつけた


CO2の個体であるドライアイス

が気化したときてできた

白煙が

上昇ではなく

下降していくその姿を

誰でも一度は見たことがあるだろう

それが空気より重いガス

であるCO2の真正のすがた


知識人を自認する誰一人として

分子質量の差

の意味を弁えていなかった

という事実は

確定済


思考力を失っていた

その証明となったのが

何時まで経っても改まらない

大気圏の気温上昇だったのであり

それが副生させている

気候変動の悪化となった


考える習慣が身にづいていたなら

このような恥ずかしい姿を

昂然と世に晒しつづけている

ことなど

およそ考えられないことだった

忸怩たる思いもない

ということさえ明白だった


己の変化に無知であり

その事実に気づけずにいるのは

熾烈な進学競争がいつしか

苛烈なもの

へと高められていった

経過が導いた負の資産

ゾンビは己がゾンビであることを

自覚することが

要するにできない


知識の量を増やすことで

差別化するための手がかり



そこに求めて佳しとした

その習慣を刷り込まれて

既に久しいのが

亡者の行進

を先導している

権威主義


学歴が高ければよい

ということにはならない

国民が選挙した選良が集まる

国会で裏金づくり

公然とが跋扈していた

現状を生んだ責任の一半は

投票した側の無知である


判断の正当性を担保

するものは

学歴ではなく

知性なのだ

思考力が知性を磨く

ための研磨剤


知識と知性は別のもの

ここを取り違えていた

ということが

民主主義の劣化

となって世界中で

いま一斉に

噴き出した


馬脚を現したのは

似非知識人

その事実は歴史にのこる


最も高い知識水準にある

階級とみられていた組織

となっていた国連が

たった0,04%(400ppm)しかない

CO2を完全なゼロにしようとして

世界中を

大急ぎで駆り立てている


この誤謬に満ちた環境対策にこそ

学歴社会の縮図が

もののみごとに

映し出されて

陳列されている

CO2の質量が

空気より重い事実を

見損なっていたからだった


この程度の理解と判断が

国連の高等文官たちには

何故か例外なく

できなくなっていた

世界中の知識階級も

また同断


科学以前の基礎的な知識

にすぎないほどの

それは基本

分子質量を扱うための指標である

アボガドロが見出していた

元素の質量を知るための定数

6,02×10の23乗

は後に化学の日を

10月23日と定めた

アボガドロの功績に対する

オマージュ


国連という組織

を成り立たせているのは

誰一人として

その事実を認識していなかった

多数勢力の愚かな一群

空気より五割も重いCO2は

重力によって

下へと降下する

ことができるのみ


大気圏を上昇してゆく

能力のないガスは

温室効果を与えられない

空気より軽いガスでなければ

大気圏内に滞留したり

上昇したりすることは

もとよりできない


つまり水蒸気以外に

温室効果を与えるガス

は存在しない

メタンの温室効果は高いが

質量は軽すぎて

大気圏を通り過ぎてしまい

地上25km付近の成層圏低層域

で滞留していることが

夙に知れ渡っている


たったこれだけの真実を

トップレベルの知識階級を自負している

彼らが見落とす筈がない

と広くそう思われていた


ところが

気候変動枠組み条約COP

が始まって29年目

となる今年なってさえ

未だに気候変動の原因物質

がCO2以外になく

大気圏への放出量を

直ちに

ゼロにしなければならない

としたパリ協定の順守

を頑なに目指しているほど

彼らは愚かだ

権威を伏し拝むその姿にこそ

世界の真相が反映されていた


これは

問題認識能力がない

と宣言しているようなもの


大気圏内のCO2濃度は

概算で400ppm

を超えている

ppmをパーセントに変換すると

それは

たったの0,04%

に過ぎない

既にコンマ以下の値となった

大気中のCO2濃度を

完全に0%にしなければならない

と息巻いているのが

国連とそれを取り巻く

権威主義者たちのいる

ゾンビ空間の構成要素


これだけで

民主主義を成り立たせている

知識階級が劣化していたことは

既に明らか


知性の劣化が起きていなければ

相次ぐ戦争やそれによる

意識の分断

そしてなにより

富の性急な偏った分配が

経済に強いバイアスをかけていながら

気候変動を加速させている


判断力が健全であったなら

貧困の蔓延

という世界規模の負の遺産

など

決して生じてはいなかった


知識階級の劣化が

地表で生じさせてきた不具合

の数々に

国連が火を点けたことで

一気呵成に燃え広がった

その炎は

これから更に

よくない結果

となって顕われる


内圧を解放するために

たった一つのピンホール

から

膨張するエネルギーの解放

がはじまる


破壊圧を高めるために

エネルギー密度を

もっと高めようとして

権威主義という実態のない主体

がいま

ひっそりと身構えている


学歴主義は権威主義者

を再生産してきただけとなり

判断力と批判精神を広く失わせ

混乱を増長してきただけだった


指導体制そのものが

一様に劣化するようになったのは

知性ではなく

知識の獲得を優先させてきた

教育の高度化

という目標が道を誤った

その結果


国連がCO2の濃度

を考慮しないまま

闇雲に排出削減に傾いた

ということが最も有害な

温室効果ガスである

平均67%と高い濃度の水蒸気

の関与を見逃し

脱炭素運動を

無理やり正当化してきた

その過去の誤った年月の無意味な長さ



この不束な現状を

文明へと与えてきた


善と信じて高めてきた

世界の教育水準は

指導体制から健全な思考力を奪っていき

劣化することだけを

徒に急がせた


日本では政党の派閥が

資金源獲得

の温床となっていて

期待を裏切られた有権者たちが

判断の見直しを迫られる

機会となった


温和なことで知られる日本国民が

次の投票機会に

健全な判断を示すこととなる

どのように対応するのか

ということが

将来を占うたった一つの

残された最後の

かぎ

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