温室効果ガスの大気圏内濃度は
これからも低下することなく
確実に増加しつづける
石油にとって代わる資源など
どこにもないからだ
京都議定書は
国際的な合意を引き出すために
多くの譲歩を重ねてきた末の
パッチワーク
二酸化炭素の排出量を抑制したその分だけ
削減された排出権として
それを他に売却することが認められている
地球環境が温暖化している事実があり
これを前提とするあらゆる対策に於いて
直接的な原因物質であるCO2の排出量を
減らさずに保つ
という行為が国連によって認められている
この事実に
誰ひとり異をとなえたことが ない
二酸化炭素を減らさなければならないときに
減らした分だけ排出量を増やせる
という認識は
温暖化対策の本義に明らかに違背する
その異常さに触れないよう
各国は
排出権取引というビジネスへと問題をすり替えた
経済を成長させるのに
エネルギーの関与は必須の条件なのだ
石油に代表される地下資源による熱エネルギーの上に
かろうじて成り立っている現在の経済基盤の下では
要するに
未知の資源を開発しなければ
経済活動そのものが低下し
リセッションを経て
総ての国が
最終的に財政破綻する
という警報を
世界へと伝えるための発信源になっていた
経済成長を犠牲にしてもよい
とする国などあろうはずがない
2013年度以降を対象とする
気候変動に関する新たな枠組みの策定は
難航の果てに
実効のない合意を得て
形式的に終わることが決まっている
その結果
気候の変動は次第に激烈なものとなっていき
自然災害は更に兇暴化し
集中豪雨を至る所で頻発させることにより
洪水の被害が世界中で発生する
という状況を
これからも続けさせる
これが21世紀初頭の文明が辿りつくことになっている
荒れた岸辺
生命環境は従って
著しく劣ったものとならざるを得ない
マイナス成長する経済は
負債の先送りを不可能にする
このため
世界中で財政破綻する国家が叢生することになる
この破局を避ける道は一つしかない
地下資源に依存しないあたらしいエネルギー大系を
速やかに樹立するということ
これに尽きる
地下資源の消費効率は
既に限界に達している
改善するための余地など
どこにも残されてはいないのだ
発想を切り替えることができるのなら
第三の道が見えてくる
国際経済を成り立たせているドル経済圏というものが
二酸化炭素の量的拡大を早めさせていた
有害な既存のシステムを断ち切る覚悟があれば
地球を復活させ
生命環境を再生して
穏やかな気候条件を取り戻すための方途が
やがて浮上してくるだろう
経済成長に基づく繁栄は
テロに正当化する余地を与えることなく
核の拡散をも反転させる
そんなことを可能な状態にする
混乱はやがて終息する時をむかえる
進むべき道を蔽い隠している共通意識を
こぞって一斉に捨て去ることにより
未来への扉が厳かに開かれる
この変化は
まさに
革命的なものとなる
これからも低下することなく
確実に増加しつづける
石油にとって代わる資源など
どこにもないからだ
京都議定書は
国際的な合意を引き出すために
多くの譲歩を重ねてきた末の
パッチワーク
二酸化炭素の排出量を抑制したその分だけ
削減された排出権として
それを他に売却することが認められている
地球環境が温暖化している事実があり
これを前提とするあらゆる対策に於いて
直接的な原因物質であるCO2の排出量を
減らさずに保つ
という行為が国連によって認められている
この事実に
誰ひとり異をとなえたことが ない
二酸化炭素を減らさなければならないときに
減らした分だけ排出量を増やせる
という認識は
温暖化対策の本義に明らかに違背する
その異常さに触れないよう
各国は
排出権取引というビジネスへと問題をすり替えた
経済を成長させるのに
エネルギーの関与は必須の条件なのだ
石油に代表される地下資源による熱エネルギーの上に
かろうじて成り立っている現在の経済基盤の下では
要するに
未知の資源を開発しなければ
経済活動そのものが低下し
リセッションを経て
総ての国が
最終的に財政破綻する
という警報を
世界へと伝えるための発信源になっていた
経済成長を犠牲にしてもよい
とする国などあろうはずがない
2013年度以降を対象とする
気候変動に関する新たな枠組みの策定は
難航の果てに
実効のない合意を得て
形式的に終わることが決まっている
その結果
気候の変動は次第に激烈なものとなっていき
自然災害は更に兇暴化し
集中豪雨を至る所で頻発させることにより
洪水の被害が世界中で発生する
という状況を
これからも続けさせる
これが21世紀初頭の文明が辿りつくことになっている
荒れた岸辺
生命環境は従って
著しく劣ったものとならざるを得ない
マイナス成長する経済は
負債の先送りを不可能にする
このため
世界中で財政破綻する国家が叢生することになる
この破局を避ける道は一つしかない
地下資源に依存しないあたらしいエネルギー大系を
速やかに樹立するということ
これに尽きる
地下資源の消費効率は
既に限界に達している
改善するための余地など
どこにも残されてはいないのだ
発想を切り替えることができるのなら
第三の道が見えてくる
国際経済を成り立たせているドル経済圏というものが
二酸化炭素の量的拡大を早めさせていた
有害な既存のシステムを断ち切る覚悟があれば
地球を復活させ
生命環境を再生して
穏やかな気候条件を取り戻すための方途が
やがて浮上してくるだろう
経済成長に基づく繁栄は
テロに正当化する余地を与えることなく
核の拡散をも反転させる
そんなことを可能な状態にする
混乱はやがて終息する時をむかえる
進むべき道を蔽い隠している共通意識を
こぞって一斉に捨て去ることにより
未来への扉が厳かに開かれる
この変化は
まさに
革命的なものとなる