経済という名で呼ばれている
特定の分野は
力学と心理学との
共通集合の上にある
経済学者が将来予測を
悉く誤ってきた
という抜きがたい傾斜は
問題を扱う言語体系
それ自体が異なったものであることによる
最大の問題は
経済学が過去の結果に準拠する
というそれがもつ
固有の限界
という壁の存在にある
実態経済は過去形の話法ではなく
現在進行形
で語るべきもの
世界中で
いま
まさに起きているあらゆる変化が
次の結果を導くための
新たな因子
そこで生じた因果関係の連鎖が
次に生起する現象の
結果となって
生命活動に作用する
いわば
合わせ鏡の映像のように
繰り返し
市場原理の反応場
に於いて
互いが互いを
そこに映し出すことを
果てしなく
繰り返す
そこには消費者の都合と
生産供給に携わる企業との間に生じる
潤滑剤的な効果
を意味する利益
だけでなく
サービスの供給を含めた
場
全体が
経済成長することで得られる
総合的な利益
の源泉となっている
ヒトがもつ固有の欲望
による富の収奪という行為
の励行へとさまざまな反応が
相互に繋がるようになっており
経済活動が洗練されたものなればなるほど
資本を効率よく運用するために
将来の
つまり
まだ実現されていない
不確かな未確定の時間が生む
形になる前の状態
に留め置かれている
未来の利益
に資本の先行投資を実行することにより
高い配当益の還元を目論む
組織的な投資を手段とする
金融資本勢力
などがそこに加わり
市場を誘導する
より高い能力
を身に着けており
巨大な規模に達する資金力を用いて
資本が移動するその度ごとに
利益を捻り出して
無駄なくすべてを収容する
という仕組みを
設えておくための各種の相場
を
これまで一意専心
恒常的に形成させてきた
利益の獲得効率を重視してきた経済活動が
その経過の途上で
富を献上する99%の多数派の人々の上に
それを束ねる1%
の少数派を乗せて動くようになっていき
持てる者と持たざる者との間にできた
越えがたい溝を拡大し
その行為の故に
市場を自ら枯らして
需給間のギャップを
それと知らずに
押し広げようと
熱心に努めている
土台の規模が大きくなればなるほど
収益を生む体制は
より一層盤石なものとなる
富の一方的移動
を促す
強い欲望の関与
を起源とする
底の知れないほど深い
利益の確保を最大の眼目とする
一連の資本移動にまつわる意欲によって
いまや
世界中で富を奪われた側に属する階層が
テロリスト予備軍の排出源
となる事態がを生みだした
富の偏在それ自体
がテロの理由となっており
破壊活動を宗教活動が合理化する
という顛末を生み落とした
これら一連の経過は
信仰とは決して相容れないところのもの
宗教と信仰とを混同してはならない
資本の論理は力学的な言語解釈で
大過なく説明できるが
投資意欲と
消費意欲
とが重なっている分野に
生産意欲を加わらせたことによって
需要と供給のための
生産と
円滑な流通を
同時進行で
充実させるための基礎を
心理学の言語ではなく
経済学的な言語で
論理的に説明してきた
ということが
経済学者の判断に
曖昧な成分をつけ加えさせている
メカニズムを成り立たせている仕組みを
どこかで断てば
禍の根源
となっている
多くの要因と要素とを
整理統合する道が新たに開ける
経済学者の対象とする分野は
常に過去形で語られるものであり
現在形で語られる体裁をとったにせよ
それは過去の事実
に準拠したもの
という共通の特徴を具有する
歴史から未来を予測することは
ある程度可能だが
不測の事態を要素化することまでは
無論できない
そこにもう一つの壁ができている
経済政策は近い将来のあるべき姿
の実現を前提としたものであることから
未実現の時間を扱う領野
という前提条件が
そこには初めからつけられていた
何らかの政策を提案するには
盛り込まれている内容に
どれだけ多くの要素要因が
漏れなく抽出されているのか
ということを
仔細に吟味点検しておく必要
というものがある
抜けている項目があればあるほど
政策から実効性は失われる
当然ながら
有効需要などまったく生みだせず
無効な投資を
無駄に延々と重ねている愚かな過程を
善と信じて
頑なに続けようと腐心するのが
関の山
そんなことをバブル経済崩壊後から
累々と続けてきた
のが日本の経済政策の特徴となっている
そのために国の財政状況は
失われた20年を閲していたあいだに
悪化する一方となったのであり
昨年
ついに千兆円の大台を突破
してしまうこととなったのだった
政策判断の誤りが生んだ損失を
当事者ではない国民に
広く補填させようとして
消費税率の変更が
先般実施され
増税による総需要の抑制を
案の定引き起こし
GDPをマイナス成長させてしまった
という不毛な経過が
日本の経済史へと残された
経済学者に経済政策を任せると
認識の過ちに起因する
成果なき不毛な結果だけが
澱となって国民と国家とに残される
国会が
経済学者に頼らざるを得なかった
というその経済認識能力
の欠如(不足に非ず)という状況こそが
国民を過大な増税負担で苦しませ
ものを消費するその都度
老若男女を問わず
一律に納税を強いるようにさせてきた
その最大の理由となっている
まことに信じがたいほど
愚かなこと
が
いま
世界中で
同時進行しながら
並行して起きるようになった
貧困の万延が
破壊活動の生みの親
紛争地帯が縮小すれば
繁栄地帯の拡大へと切り替わる
平和状態の実現こそが
破壊による損失を減らし
繁栄を世界中へと
連れてくる最大の因子
調整できない対立はない
繁栄を導くものは
平和状態以外になく
貧困の撲滅が
テロの理由を世界から抹消する
資本の論理を極めようとして
世界は却って
危険になった
富の配分を先送りし
己の利益に執着してきた
投資家の全てが
テロリストの増加を急がせた
ということになる話
資本の論理に従うものは
利益の分配に公平性を
合理的に保つよう
精一杯
配慮しなければならない
利益の獲得にだけ熱心であったからこそ
乱獲競争へとひた走ることになり
絶滅種を自らの手で
次々に生み出してきた
そんな事例で
世界の歴史は満ち満ちている
猟(漁)の成果に対する自主的な自制が
繁栄するためのの基礎
収益の確保を制御裏に
安定化させるという努力が
平和状態の誘導にとって
欠かせないものなのだ
ものごとの全容を見ずに
利益をただ単に
ひたすら追い求めてきた
というその欲に満ちた行為の連なりが
貧困の万延へと繋がり
テロによる破壊活動を
止まらないもの
にした
テロリスト集団のすべて
がアメリカを
これまで一貫して
攻撃の対象としてきたのは
そこに富の蓄積を急がせる
求心力の源
が潜んでいるからに他ならない
利益を得るということは
資本の論理
が肯うことではあるが
その利益の分配に
公平ならざる要因が
常に加わっている
ということが
破壊活動を止まらないものにした
必要なのは資本提供者の
自発的な自制と
投資方法の転換であり
一定の収穫を保持するために
乱獲することを意図的に避け
土壌に施肥する地道な行為を
率先して行うことが切実に求められている
富の収奪にのみやたら熱心で
その再配分に無関心であった
というその姿勢が
破壊活動に
聖戦
という名の
正当化の理由を与え
国際経済全体に
大きな負圧を強くかけている
利益一辺倒の投資行為が
不利益の増大という形で
破壊活動の普遍化を通じて
いま
速やかなその見直しを
当事者に強く促す時代がやってきた
特定の分野は
力学と心理学との
共通集合の上にある
経済学者が将来予測を
悉く誤ってきた
という抜きがたい傾斜は
問題を扱う言語体系
それ自体が異なったものであることによる
最大の問題は
経済学が過去の結果に準拠する
というそれがもつ
固有の限界
という壁の存在にある
実態経済は過去形の話法ではなく
現在進行形
で語るべきもの
世界中で
いま
まさに起きているあらゆる変化が
次の結果を導くための
新たな因子
そこで生じた因果関係の連鎖が
次に生起する現象の
結果となって
生命活動に作用する
いわば
合わせ鏡の映像のように
繰り返し
市場原理の反応場
に於いて
互いが互いを
そこに映し出すことを
果てしなく
繰り返す
そこには消費者の都合と
生産供給に携わる企業との間に生じる
潤滑剤的な効果
を意味する利益
だけでなく
サービスの供給を含めた
場
全体が
経済成長することで得られる
総合的な利益
の源泉となっている
ヒトがもつ固有の欲望
による富の収奪という行為
の励行へとさまざまな反応が
相互に繋がるようになっており
経済活動が洗練されたものなればなるほど
資本を効率よく運用するために
将来の
つまり
まだ実現されていない
不確かな未確定の時間が生む
形になる前の状態
に留め置かれている
未来の利益
に資本の先行投資を実行することにより
高い配当益の還元を目論む
組織的な投資を手段とする
金融資本勢力
などがそこに加わり
市場を誘導する
より高い能力
を身に着けており
巨大な規模に達する資金力を用いて
資本が移動するその度ごとに
利益を捻り出して
無駄なくすべてを収容する
という仕組みを
設えておくための各種の相場
を
これまで一意専心
恒常的に形成させてきた
利益の獲得効率を重視してきた経済活動が
その経過の途上で
富を献上する99%の多数派の人々の上に
それを束ねる1%
の少数派を乗せて動くようになっていき
持てる者と持たざる者との間にできた
越えがたい溝を拡大し
その行為の故に
市場を自ら枯らして
需給間のギャップを
それと知らずに
押し広げようと
熱心に努めている
土台の規模が大きくなればなるほど
収益を生む体制は
より一層盤石なものとなる
富の一方的移動
を促す
強い欲望の関与
を起源とする
底の知れないほど深い
利益の確保を最大の眼目とする
一連の資本移動にまつわる意欲によって
いまや
世界中で富を奪われた側に属する階層が
テロリスト予備軍の排出源
となる事態がを生みだした
富の偏在それ自体
がテロの理由となっており
破壊活動を宗教活動が合理化する
という顛末を生み落とした
これら一連の経過は
信仰とは決して相容れないところのもの
宗教と信仰とを混同してはならない
資本の論理は力学的な言語解釈で
大過なく説明できるが
投資意欲と
消費意欲
とが重なっている分野に
生産意欲を加わらせたことによって
需要と供給のための
生産と
円滑な流通を
同時進行で
充実させるための基礎を
心理学の言語ではなく
経済学的な言語で
論理的に説明してきた
ということが
経済学者の判断に
曖昧な成分をつけ加えさせている
メカニズムを成り立たせている仕組みを
どこかで断てば
禍の根源
となっている
多くの要因と要素とを
整理統合する道が新たに開ける
経済学者の対象とする分野は
常に過去形で語られるものであり
現在形で語られる体裁をとったにせよ
それは過去の事実
に準拠したもの
という共通の特徴を具有する
歴史から未来を予測することは
ある程度可能だが
不測の事態を要素化することまでは
無論できない
そこにもう一つの壁ができている
経済政策は近い将来のあるべき姿
の実現を前提としたものであることから
未実現の時間を扱う領野
という前提条件が
そこには初めからつけられていた
何らかの政策を提案するには
盛り込まれている内容に
どれだけ多くの要素要因が
漏れなく抽出されているのか
ということを
仔細に吟味点検しておく必要
というものがある
抜けている項目があればあるほど
政策から実効性は失われる
当然ながら
有効需要などまったく生みだせず
無効な投資を
無駄に延々と重ねている愚かな過程を
善と信じて
頑なに続けようと腐心するのが
関の山
そんなことをバブル経済崩壊後から
累々と続けてきた
のが日本の経済政策の特徴となっている
そのために国の財政状況は
失われた20年を閲していたあいだに
悪化する一方となったのであり
昨年
ついに千兆円の大台を突破
してしまうこととなったのだった
政策判断の誤りが生んだ損失を
当事者ではない国民に
広く補填させようとして
消費税率の変更が
先般実施され
増税による総需要の抑制を
案の定引き起こし
GDPをマイナス成長させてしまった
という不毛な経過が
日本の経済史へと残された
経済学者に経済政策を任せると
認識の過ちに起因する
成果なき不毛な結果だけが
澱となって国民と国家とに残される
国会が
経済学者に頼らざるを得なかった
というその経済認識能力
の欠如(不足に非ず)という状況こそが
国民を過大な増税負担で苦しませ
ものを消費するその都度
老若男女を問わず
一律に納税を強いるようにさせてきた
その最大の理由となっている
まことに信じがたいほど
愚かなこと
が
いま
世界中で
同時進行しながら
並行して起きるようになった
貧困の万延が
破壊活動の生みの親
紛争地帯が縮小すれば
繁栄地帯の拡大へと切り替わる
平和状態の実現こそが
破壊による損失を減らし
繁栄を世界中へと
連れてくる最大の因子
調整できない対立はない
繁栄を導くものは
平和状態以外になく
貧困の撲滅が
テロの理由を世界から抹消する
資本の論理を極めようとして
世界は却って
危険になった
富の配分を先送りし
己の利益に執着してきた
投資家の全てが
テロリストの増加を急がせた
ということになる話
資本の論理に従うものは
利益の分配に公平性を
合理的に保つよう
精一杯
配慮しなければならない
利益の獲得にだけ熱心であったからこそ
乱獲競争へとひた走ることになり
絶滅種を自らの手で
次々に生み出してきた
そんな事例で
世界の歴史は満ち満ちている
猟(漁)の成果に対する自主的な自制が
繁栄するためのの基礎
収益の確保を制御裏に
安定化させるという努力が
平和状態の誘導にとって
欠かせないものなのだ
ものごとの全容を見ずに
利益をただ単に
ひたすら追い求めてきた
というその欲に満ちた行為の連なりが
貧困の万延へと繋がり
テロによる破壊活動を
止まらないもの
にした
テロリスト集団のすべて
がアメリカを
これまで一貫して
攻撃の対象としてきたのは
そこに富の蓄積を急がせる
求心力の源
が潜んでいるからに他ならない
利益を得るということは
資本の論理
が肯うことではあるが
その利益の分配に
公平ならざる要因が
常に加わっている
ということが
破壊活動を止まらないものにした
必要なのは資本提供者の
自発的な自制と
投資方法の転換であり
一定の収穫を保持するために
乱獲することを意図的に避け
土壌に施肥する地道な行為を
率先して行うことが切実に求められている
富の収奪にのみやたら熱心で
その再配分に無関心であった
というその姿勢が
破壊活動に
聖戦
という名の
正当化の理由を与え
国際経済全体に
大きな負圧を強くかけている
利益一辺倒の投資行為が
不利益の増大という形で
破壊活動の普遍化を通じて
いま
速やかなその見直しを
当事者に強く促す時代がやってきた