こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

発 電 方 式

2013-09-29 09:07:03 | Weblog
どんなに優れた頭脳であったとしても

その使い方



何らかの問題が残されたままになっている

のなら

親から授かった貴重な能力に

果たすべき役割を遂行するための

機会は訪れない


能力は活かされてこそ

ものの役にたつ


膨大な量の知識をもちながら

その使い道を知らなければ

どのような改善も生まれようがない


大切なのは知識の量

ではなく

それを活かすための

考える力


知っていながら

使いこなせないのであれば

豚に真珠

となるばかり

思考力より知識量を重視する教育からは

判断する力



決断する力

とが

同時に

奪われる


判断能力がないからこそ

マニュアルを探し求めて

右往左往する

問題がみえていなければ

行動を起こすことも

できない

慎重さの裏には

決断する力の不在からくる

躊躇

がある


温暖化のメカニズムを承知していながら

二酸化炭素の増産を

いつまでも止められずにいる

という現実が既にある

これなどは

知識の使い方を知らない文明の姿



そのまま世界中に伝えているのだが

誰もそれを問題であるとはみていない

価値判断ができない優れた頭脳は

好き嫌いだけで反応する

原始的な頭脳より

劣る

望ましからざる結果を引き出すものであるからだ

文明の歴史は

そのようなたくさんのケーススタディ

のあれこれで

埋められている


科学は1905年を起点とする

物理学上のいくつもの連鎖的な発見

以降

長足の進歩を遂げてきた

だが

エネルギー問題を解決することについては

いまだに

何一つ貢献することができずにいる


科学技術がこれまでに到達した水準からみれば

200年ほど前に見出された

発電技術に勝る発見を導くことなど

造作もないことに違いあるまい


翻って

現実の相を眺めると

相変わらず地下資源を燃やして得た熱で

蒸気を圧縮して高温を獲得し

その熱と圧力とで重いタービンを回すことによって

磁場変化を引き起こす

という旧来の手法から

一歩も離れられずにいる


回転軸に磁石が装着されているのだから

タービンが回り始めれば

磁石にも

同じ運動エネルギーが同時に作用する

その運動量が毎分3000回転である場合

そこで得られる三層交流の周波数は

いずれの相でも

50ヘルツであることを維持する

回転数が変化すると

周波数が変動するだけでなく

電圧にも重大な変化を及ぼし

電力はその変化の分だけ

不安定なものとなる


このことは

消費者がこぞって節電に励んでも

また

自然エネルギーを電力会社に

国会が強制的に売りつけることを可能にしても

発電所では

発電機の運動量を減らす能力が

まったく引き出せない

という事実を指し示すものとなっていた


既存の温暖化防止対策というものは

すべて

実効を伴わないものに終始する宿命

から逃れられない

電力業界と監督官庁とが

事実関係の伝達を

国民と国会に対して

意図的に

怠ってきたからだった


背後の真相を知る

秘匿の推進母体

つまり

利益共同体というものは

おしなべて

秘密主義に徹することを

自らの手で

迫られる

という経過へと嵌る定め


世界中の電力会社が

同じ理由で

温暖化対策に実効が不在であることを知っていながら

その事実を

隠し続けていなければならなくなった


この現状を糊塗したまま

電力供給を維持するために

原発の増設という判断が

もてはやされるようになったのだった

核エネルギーの有害性を知っていながら

あらゆる国が

そこから離れることが

いつまでたっても

できないままの状態を続けている


原発からの離脱を

実施した国家は

ゼロ

理念に掲げる国はあっても

実行に移した事例は

まだ

でていない

脱原発依存体制の必要性を分かっていながら

ことあるごとに

再起動を容認しようとする姿勢の国さえあるほどなのだ


温暖化を止めたいと願うなら

熱を関与させない仕組みの安定化電源を

すみやかに

開発して供給する必要というものが

ある

その開発は比較的易しい

効率を目指す高等教育は

優秀な頭脳を

誤った方向へと導き

原発を水素爆発させるという結果を

三年前に現実化させた


起電力は磁場変化の量で

決まる

磁束密度と運動量を与えてやるだけのことで

任意の電力が

とりだせる

ということなのだ


ここに気がつけば

走りながら発電する電気自動車など

すぐにでも作られていた

充電する必要性に縛られた電気自動車など

技術革新が進むにつれて

ただの無駄と化すばかり

成果のないことが分かっている投資で

貴重な資本を浪費する前に

検討可能なその他の方策を

よくよく吟味しておくべきなのだ


燃料電池自動車はとても高価なものだが

発電で

回転機方式を採用していない

という点で

リップルの発生を

未然

に防いでいる

その点で

二次電源を省く能力を備えたものだといえる

だが

水素分子を発電するための資源とすることから

高コスト体質から抜け出すことができず

また水素の酸化物である

気体と液体の水を同時に排出し

結果として

集中豪雨を多発させる原因となっているだけだなく

洪水の被害を

世界各地で引き起こし

最終的に

海面水位の上昇を

促す最大の原因となる


したがって

電気自動車の主流とは

なり得ない

博物館止まりの製品となることが

開発段階から

研究者の一部ではよく理解されていた


回転運動で発電する方式のあらゆる電源は

交流という形式でなければ

電圧の微細な変動を

避けることが

できない

そこで二次電池の関与が

絶対的に必要な措置となっていた

風力発電でも

そこが最大のネックになっている


この問題を解決する仕組みを考案すれば

充電する必要を持たない電気自動車を

誕生させることが可能になる

燃料費は 当然 タダ

運用コストも

まったく

かからない


新方式の移動体がどこかの国で唐突に誕生した時

世界はいったい

どう変わるのだろうか

交流の電力供給系もまた

大きな変身を遂げることになる


まことに楽しみなこと

である
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学 習 効 果 ②

2013-09-22 08:57:42 | Weblog
いわゆる

量的緩和

と呼ばれる中央銀行が

過去に決めた金融政策の縮小

を実施するための

準備を

FRBが

いま

目論んでいるその一方で

日銀は

それとは正反対の意味を持つ

量的緩和の一層の推進

を行うために

攻撃の準備を

熱心に図ろうとしている


彼我の認識の間にできている

金融政策のベクトルに表れた方向性の違いと

そこに潜む

それぞれの行為がもつ固有の意味とに

国民の多くが

これからも

これまでのように

無関心のままでいるのなら

日本の経済再生は

夢物語

で終わることになる


残されるのは

増えつづける債務総額の規模と

インフレ



デフレ

とが共存する

不可解であるが故に不健全この上ない

その状態

しかも

政策の過ちの結果として与えられることになる

一層低迷しようとする経済がもたらす



のように重い

不況だけ



FRBは量的緩和の身じまいを急ぐ必要を

かねてより強く痛感しており

軟着陸するための

安全地帯の確保を

鋭意模索し続けてきた

量的緩和という行為が

相応に有害なものである

といことを

よく承知の上で

一層の緩和を推進しなければならない立場にある

日銀は

自らの手で今後市場から追い詰められてゆく

定め


日本のもつこの特徴に

危機感を抱く

経済通は

まだ

見当たらない

先鋭的な識者の一部だけが

重大な懸念をもって

ことの推移

と成り行きを

見守っている


国に備わるべき

固有の財務体質の健全性

というものは

日本には既になく

アメリカには

未だ残されている

ということを指し示す

それは

明らかな

証拠


是が非でも

デフレから抜け出さなければならない立場の政府内閣



国債発行に

上限が設定されている米政府とでは

財政政策



金融政策とを

推し進めていく上で

動かし難い

大いなる相違が

太平洋をはさんだ両岸の経済関係の間に

厳として

横たわっている


日本では赤字国債を発行する際に

それを可能にするための

特措法



毎年

国会で承認させることを繰り返すことにより

債務超過を赤字国債で埋め合わせ

累増させる

という習慣が

何代にもわたって

築き上げられてきた


そのような経緯を

バブル崩壊後から

毎年

繰り返してきたそのツケが

1000兆円を超えた

国の債務となって 

財務省と政府内閣へと残された

それを国民の負債

へと振り替えることを目的に

消費税の税率を嵩上げし

国家予算の天井から制約となっていたものを取り除き

毎年増大させてくための工夫を

官僚総出で行ってきた

国民はこのからくりに

そろそろ気付いてもよい頃だ

その時期が

近づきつつあるように思われる


アメリカでは国債発行に関する天井を

法律ではなく

議会が承認するだけで

発行枠の上限設定を

任意に変更することができる

ような仕組みをとっている


かねてから問題視されていた

財政の崖

をときの政権が飛び越えることができるかどうかは

議会の承認がありさえすれば

それで済んでしまう

実に簡単なこととなっている

議会の承認がもし運悪く遅れたなら

その時点でアメリカの財政は

一時的であるにせよ

破綻する


上限の嵩上げ

といその先鞭をつけたのは

イラク戦争を開始した年の八月のこと

国債発行枠の限界に達する前に

米政府が

テロとの戦いを標榜して

議会の承認を

難なくとりつけた記録が

メディアには映像として残されている

その時代から

原油価格の長期的上昇と

その決済で必要になるドルの需要増大

それに伴って生じた

二次生成物である二酸化炭素濃度の一方的

上昇

が同時に起きており

行き場を失ったドルという名の過剰流動性が

サブプライムローン市場へと輻輳し

ついに 

デフォルトを発生させてしまったのだった


この経過を

後にリーマンショック

と呼ぶようになった


不足する戦費の調達に苦しんだ

当時の大統領であるブッシュジュニアは

ハリケーン・カトリーナの接近などを利用して

ガソリンの供給がこれからタイトになる

という誰にでも分かる簡単な理由で

WTIの相場を

市場が上昇させる方向へと

誘導する作戦を展開した

その手段とされたのが

エネルギー省長官による

意図的な

危機感を煽る

そのアナウンスメント効果


イラク戦争が続いていた間を通じて

この同じ手が

何度となく使われ

その結果原油相場は

5年の長きに亘って上昇しつづけることとなり

世界のエネルギーコストは

強いインフレ圧力を受けて

高くなる一方

という展開へと陥った


原油の決済通貨となっていたドルの需要は

このとき大いに高まり

過剰流動性として指摘されていたアメリカの通貨に

高い供給圧力がかかるような塩梅になっていた

必要以上に発行されたドルが

サブプライムローン市場へと集中し

誰にも債務総額が分からないほど

過度な融資競争が

アメリカの不動産市場を舞台にして

盛んにおこなわれるようになっていた


その融資競争を生んだドル余り現象が

リーマンショックの直接の生みの親

イラク戦争が長引いた所為で

ドル余り現象に拍車がかかり

財政投資でリスクを負った国々と

資金ショートで経済が回らなくなった市場をもつ国家などが

それまで欠けていた危機感を

突如として募らせた


IMFは資本不足となる状況へと迫いつめられるようになり

打開策として

G7を拡大する意味を持つ

G20を創設して

受け皿となる盤石の体制づくりに

努めなければならなくなった

このときスペインの反応が機敏であれば

G21

と呼ばれる組織が

国際経済の場に誕生していたことだろう


ドルの過剰流動性は中国大陸へも流れ込み

中国市場を20年以上も二桁成長させる素地を

作り出す原動力となっていた


中国政府はドルの安売り攻勢を受け

人民元の通貨価値を

本来の安いレベルへと戻さなければならなくなり

その対策として買い続けた大量のドルで

米国債への投資を増やすようになっていった

この経過は

中国の持つ外貨準備高を短期間で急膨張させるものとなり

ドル建ての債券を保有する

最大の債権国家へと

中国を短期間で押し上げる

という結果を導いた

元を売ってドルを買い続ける圧力は

ドル資本により

常に共産党政府に与えられるようになっており

買い取った大量のそのドルで

米政権を支援することにしかならない公債に投資するよりは

不足していた自国の海軍力を

増強させるために使う方がよい

という事実に中国政府を気付かせた

その変化により

ミリタリーバランスに

重大な変化とそれによる悪影響を

及ぼす経過が残された

それが太平洋全域に

想定外の圧力がかかる原因となっている


国際経済にイラク戦争が与えたその影響は

波及効果を考慮するまでもなく

余りにも大きい

シリアへの軍事介入を推しとどめた

この度の

先進諸国がもつ認識水準の向上は

今後

国際政治の場に
 
あらたな道を開くことになるだろう

歴史に学んだ国は繁栄へと近づき

学習しなかった国は

低迷状態を

これからも

際限なく続けていく

ゆく先の道を決めるのは

当該国の民すべて

教育が問題認識能力の向上に寄与すれば

状況は改善へと

直ちに

転ずる
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道 を 啓 く

2013-09-15 09:35:10 | Weblog
民主主義

という名で呼ばれているシステムは

数の差で生じる違い



その意思決定の根拠

とする

これまでの論理体系は

資源産出国を除く

あらゆる国家に

財政赤字を押しつけるものとなっていた


豊富な知識をもっていたとしても

貧富の差を圧縮することすらできず

また

気候の変動を急がせる

温室効果ガスの濃度を

引き下げることも

まったく

できていなかった


分母が巨大化すればするほど

認識の精度は

あやふやなものと化し

必然的に

劣化する

国家債務の増大に苦しんでいるすべての国で

歴代の政府が

数の論理に恃むことによって

短焦点での意思決定を

さまざまに行って

きた

その結果

長期展望をもとうとしなかった政府に属する国家の全部で

財政収支が

おしなべて悪化する

という事態とあいなった



多数派は常に間違うものなのだ



その事実が

現状の

拙さ



よく映しだされている


平均点を引き下げる圧力は

マジョリティの増加

が生み出す

常套的な負の成果


高等教育は知識の習得を

最も重要視してきたことで

獲得したその知識

の活かし方

つまり

考えるための内発的な力を

合理と信じて

圧殺してきた

知識の量的拡大を優先し

思考力の質的深化を蔑に

したのだ


この国の1000兆円を突破した債務の総額は

その教育の在り方の変化が

時間のてに

産み落とされたもの

この語るも愚かな

拙い現状から

目をそらしてはならない


歳出の欠陥を棚上げにして

歳入欠陥の次第だけを詮議する

これほど愚かで

みすぼらしい行為は

他に

あるまい


バブル崩壊後から始まった失われた20年

と呼ばれる時代は

認識能力の欠如を

いみじくも物語る

不作為に終始した最初の五年間を含めて

経済対策の過ちに

盈ち満ちている

20年間となっていた


補助金頼みの経済政策は

優遇措置が打ち切られたとたん

推進力そのものを完璧に失い

効果のすべてを無きものにした

そんなことの繰り返し



この国に

失われた20年と

1000兆円を突破する負債とを

同時に与えることとなったのだった


翻って経済の推移を眺めると

権威筋の助言を容れて

執行した対策のすべてが

無効

であったという

実に粗末な結果となって

国民の暮らしに

いま

祟っている


指針なき時代に

求められるのは

指南書

高等教育の現場では

知識の獲得に専ら奔り

吸収した知識を活用する方法の涵養を

蔑にするという状態を生み出していた


その経緯が

権威からの指示を待つ行為を普遍化させ

判断を自ら下してその全責任を負う

という姿勢を

指導者一同から一斉に奪いとることとなったのだった

マニュアルがなければ

解の有効性を

判断することもできない

という世代が

戦後教育が実施されていたその全期間を通じて

数世代に亘る

思考力の欠如

という状態を生みだしている


判断停止の状態のまま

時の勢いに乗せられて

この国の経済は

国民の勤勉さと

工夫改善を繰り返す

イノベーションの褒美として

応用技術の各面に於いて

最先端を走る産業を

率先して生み出すようになっていった

このことは

方向付けをしてやれば

最高水準の製品へと仕上げる能力がある

ということを意味している


革新的な技術は

海外で

消費市場の開放と引き換えに譲渡されるようなものとなり

市場経済の場に於いて

競合する相手を無数に生みださせただけでなく

経済合理性を介して

優劣を決定するための最大の因子となった

消費市場の大きさが

先端技術の求心力となる

そして

日本が開発した技術が空洞化していったことにより

国内の産業にも風穴をあける

という無様な経過を生み出した

その反動で

自らガラパゴス化しようとする製品が登場し

独自の進化を遂げる道を

模索し始めるようになったのだった


経済成長にとって

産業の育成は欠かせない枢要な因子

電気エネルギーを得るには

熱エネルギーが確保されていなければならず

製品を消費市場へと速やかに届けるためには

物流機構が発達していなければならない

ものと人の移動に

それぞれ必要なものは

運動エネルギー


経済成長の確保には

エネルギー資源の安定的供給が

遺漏なく

確保されていなければならない

その供給権は

資源算出国だけがもっている


そこで消費市場の近くで

地下資源の探索が

リモートセンシング

という手法で行われるようになり

海底の一部に

埋没資源が存在する

というその確率が俄かに高まった


地下資源を巡る国同士の対立は

経済成長を急ぐ国

とりわけ

人口を多く抱える国の政府に

強迫神経症的な圧力を

取り分け強く

かけるものとなって作用する


かつて友好関係にあった国同士が

いつしか

対立するようになっていくというのは

まさしく

時間の問題に過ぎなかった


だが

エネルギーが地下資源からでなくても

簡単かつ

大量に取り出せることが分かるようになると

地下資源のもつ潜在的な価値は

たちどころに希釈され

資源の確保を巡る軋轢は

おそらく

短期間で霧消してしまうことになる


そのとき

あらゆる地下資源は

温暖化の原因物質を生む

という意味で有害なものとなり

かつ

高いエネルギーコストを負担させる

という意味で経済合理性のないものとなる


電気エネルギーが先に与えられていさえすれば

熱エネルギーと運動エネルギーとは

そこから二次的に得られる

従って

あらゆるエネルギーは

自給自足することが

可能となる


電磁誘導の理論と法則は

ファラデーとレンツによって

200年も前の時点で

既に

文明へと与えられていた


その応用方法を研究しようとせずに

地下資源を燃やして得た熱で蒸気を作り

その圧力でタービンを回して

磁場変化を導く

という方法で

世界中に電力会社が造られた


その経緯が巡り巡って

大気中の二酸化炭素濃度を多いに高め

温暖現象と

それによる気候の変動を

地球表面へと導いた


温暖化の原因を分かっていながら

それを止めることが

まったくできない

という事実が厳として存在する

CO2の濃度は

ついに400ppm(0.4%)の値を

過去の記録

へと塗り替えた


安定していた気象は突如として牙をむき

世界中で集中豪雨と未曾有の干ばつ

それによる洪水と山火事の多発

などを同時に引き起こすに至った


過去の温暖化防止対策の効果を検証してこなかった

というたった一つの不作為が

現状の到来をより速めさせた

ということになる


発電原理とそれを生み出す宇宙の法則

がもつそれぞれの意味とを

文明が虚心になって

再検討することができるなら

行く手を阻む分厚い壁はたちどころに消え

未来へと続くひかり輝く道は

おのずとその門に備わる鍵穴に

差し込むための唯一の鍵を

文明に

その足元から

拾い上げさせることだろう
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欲 望 の 涯

2013-09-08 09:13:41 | Weblog
物理的変化を手段とする

現状

に対する

力による

あらゆる変更

への試み

というものは

破壊とそれが生む相互間の不信

を生み出すことが

できるのみ


第三者が与える強大な力

とそれによる変更の強要は

かつて

米軍に

前線からの撤退を

ベトナムとイラクの戦時に於いて促し

人命と国富の双方を

同時に失う

という粗末な結末を

米国民へと与えていた


長引く戦闘を維持するための戦費を

安定的に調達するための方便として

WTIで

石油の価格を

一方的に吊り上げていった

ということが

決済通貨であるドルの需要を一際高め

当時過剰発行されていたドルは

恒常的な円高と

持続する人民元高という経過を

相次いで生み

日本ではコストダウンの連鎖が生む

デフレスパイラルを市場全体に発生させ

構造的であるが故の

長期的に

浮揚することのできない景気の低迷

を産み落とまでになっていた


他方

中国ではドル安政策に対抗する手段として

大量の元売りドル買いへと奔っていったことから

ドル建ての資産を

短期間で急膨張させ

中国をしてたった三年で

世界最大の債券国家へと

押し上げさせた


このドル建ての中国資産の一部が

共産党政府に

海軍の増強費へと充当することを可能ならしめ

ミリタリーバランスに

重大な影響を及ぼすものとなったのだった


ドル資本(国際金融資本)はその後

中国市場への再投資に一定の距離をおき

中国経済の成長率は

その変化を起点とする

鈍化傾向強め始めるようになっている


人民元はドル安政策

つまり過剰流動性を始末しなければならない立場の

米国が容易に採用できる

最も有効な手段の対象となることにより

二桁成長を十数年に亘って

持続させることに成功した


円の通貨価値は

ドル安政策の仕向け先が変化したことにより

持続する円高状態は消滅し

円安基調へと戻された

これがアベノミクスへの援護策となり

株式市場はいっとき

活況を取り戻すことができた

だが

債券から株券へと乗り換える動きが顕在化し

長期金利を引き上げる

という金融当局が見落としてきた債券の下落

という歓迎すべからざる事態を

引き起こすことともなったのだった


このことから

株価の上昇には天井となるある一線が設定され

長期金利の上昇を生まない上限付近で

株価が低回する

という奇妙な経過が生じるようになった

これには

政府系ファンドによる株価誘導への

積極的関与が疑われており

その行為のもつ不健全性というものが

日本経済に

重大な悪影響を及ぼす

可能性を高めさせていた


株価が一定水準を超えて高くなろうとするとき

組織的な売り注文がカウンターとして与えられ

株価を安全な水準へと

押し下げる

という経過が何度となく

繰り返されている


これら一連の変化は

アベノミクスがスタートした第1四半期から

既におきていた


株価に対する公的資本による天井設定

という制約の存在が

外資系の投資ファンドに

安心して実態のない注文を出す機会を与え

乱高下をくりかえすことで

利益だけを労せずして獲得できる環境を

与えている

政府系のファンドが外資系ファンドに

利益を提供するのだから

国の借金が更にもっと増えていくのは

当然の帰結


量的緩和が民需へと拡散することなく

株と為替の

それぞれの市場を制御するための手段とされた

ということが

日本経済の成長に足枷となりつつある


経済を知識で制御することは

誰にもできない

それは力学的な相互作用の結果であり

不確定因子の数々を

並べてみたところで
 
将来展望を確定させる根拠

とはなり得ない


経済対策に健全性を与えることができるなら

一定の成長を図ることは

当然

可能

不健全性を容認して成る金融政策というものは

国家経済に

抜き差しならない

致命傷を

負わせることになりかねない

危惧と懸念のないところに

繁栄が訪れることはない


イラク戦争では

アメリカの単独行動主義が批判の対象となった

実行直前という差し迫った状況の

現段階で

米軍によるシリアへの軍事介入の加速は

過去の失敗に学んだ各国に

より慎重な姿勢をとることを学ばせていた

独善による拙速が

最悪の結果を導く

という認識を

改めて強めさせている


これは

アメリカの正義が

二重基準に基づいた独善

に過ぎない

という世界のもつ共通認識を

一層高めさせているようにみえる


イラク戦争にもし大義名分があったのなら

米軍の撤退

による戦線の縮小は

おきていなかった


力の誤用には

却って状況を悪くする

という同一の認識を

世界中に敷衍させる

という効果を残し

膨大な規模の損失を

世界経済の反応場に吸収させて

終わっていた


イラク戦争にもし意義があるのだとすれば

その一点に限られる


イラク戦争の前から過剰流動性は

ドルに固有の属性となっており

軍事行動によって石油の消費をより増やすこととなり

その決済通貨であるドルの発行量までをも

拡大させてきた

という過去に属する一連の経緯が

温暖化現象をひときわ増長させて

集中豪雨のさらなる高密度化と

それによる世界規模の洪水の多発

という異常気象までもが産み落とされた


過剰流動性が貧富の差の根源となっていたことから

ドル資本に富が集中することとなり

反対に利益の還元を希釈された

すべての無辜の受益者が

1%と99%の間にできていた壁を

より厚く

そして更に強固なものへと

換えてしまうこととなったのだった


化学兵器の使用を理由とする

アメリカによる軍事介入を

掣肘しようとする共通認識の行方が

経済の健全化と

環境の復元を図るための

よい

きっかけ

となることがあってよい


力に恃むもの

また

それに頼る者の将来は

とても

危うい


平衡感覚を見失ってはならない

基準となる地点

価値を定めるそのベンチマークを

文明は

急いで創造しなければならない

それは必然的に

平和状態の実現

という経過と結果とを

この惑星へと導く筈だ


武力の行使が状況を悪化させ

問題の解決を

より困難なものにする

シリアを巡る国際間にできている調整圧力

が示す背後の事情は

変化した意識

の到来を示す兆し

かもしれない

そのことを図らずして

明瞭に映し出す鏡の役割を

シリアが果たしている


取るに足らない矜持のために

他国の内政に

力で関与しては

ならない


問題解決能力は

当事者にのみ

属する

周辺で行われる身勝手な価値判断というものが

ものごとを

これまで大いに紛糾させる最大の原因

となっていた事実は過去の記録をみればよい


文明の歴史には

それらの経緯が

うずたかく

残されている
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弁 別 能 力

2013-09-01 09:09:21 | Weblog
エネルギーを支配する者は

世界を制御する能力を

もつ

産油国は

かつて

その支配権を手に入れる目論見に失敗し

OPECという名の組織を

脆弱化させることとなった


エネルギー資源を統括して

制御する支配権は

決済通貨であるドルの発行権をもつ国

であるアメリカに

委託された

経緯はともあれ

結果はそのようになっている


経済成長を急いで

国を豊かにするためには

エネルギー消費を

真っ先に増やすことができていなければならない

生産性の上昇は

地下資源の消費割合の増加に

比例する関係にある

それは

温暖化現象が

これからも

止まらない

という事実を指し示すものでもあったのだった


経済成長を急げば急ぐほど

ドルの需要水準は高まり

その供給圧力も相応に高くなる

需要の増加に供給が追い付かないとき

対象となったものの価値は勝手に上昇しはじめ

供給者の意図を超えて

どんどん高くなっていく

ドルが自然の勢いで高くなれば

アメリカの輸出産業は

低迷し

市場競争力が低下する一方

となる


ドル高となったその状態を解消するためには

需要を超える供給が実施されなければならない

ドルの発行権をもつアメリカは

その通貨価値を

自在に

制御する

という特別な能力を賦与されている


発行しすぎて余らせたドルが市場に滞留していると

通貨インフレがおき

ドルの価値は米政府の意向を無視して

勝手に下落するようになる

これを回避するためには

余っているドルを速やかに回収してしまわなければならない

80年代の終わりころまでは

FRBが公定歩合を機敏に調整することで

ドルの還流を

発行国自らが

促すように努めていた

ドルの金利は当時

頻繁に上下動を繰り返すようになっており

市場から

ドルを回収する目的の

本国への移動回帰がFRBによって

促がされていた

その事実を示す当時の記録は

山となって今に残されている


エネルギーの元である

地下資源の需要増加に伴って

決済通貨であるドルの供給が加速され

過剰流動性と呼ばれるようになっていたドルの

安全な回収を急ぐ必要に

アメリカは当時

既に迫られていた


ドルの供給を怠れば

たちまちドル高という状態になり

農業国でもあると同時に

工業国でもあるアメリカの輸出は

強い下押し圧力を受けざるを得なくなる


そこで採用されたのが

所謂

ドル安政策だった

当時G5と呼ばれていた

中央銀行と財務省のトップの集まりで

手持ちのドルを一斉に放出して

ドルの通貨価値を

引き下げる

という決定がなされた

これをプラザ合意と呼ぶ


売られたドルは値を下げて安くなったのだったが

代わりに円が買われるようになったことから

異常な円高の更新が爾来続くようになったのだった

この背景を知らずにいた当時の金融当局が

理由の分からない円高だ

として

検証作業の実施を怠ってきた

その経過が

日本市場に不動産を対象とする

バブル経済を産み落とさせた

ということができる


当時一斉に売られたドルが

円建ての投資へと向かったのだから

日本に

世界中から資本が集中するようになり

その投資先に不動産が選ばれた

担保があればそれは安全な投資と看做される


日本の不動産価格は決して下がらない

という土地神話が独り歩きするようになり

投資が投機へと発展していくのに

さして時間はかからなかった


プラザ合意は85年秋のことだったが

バブル経済はその後90年の春まで

維持された


バブルに針を突き刺したのは

不動産融資に対する総量規制の実施

であった

これが金融機関の別働隊となっていた

ノンバンクに資本を集積させていたメカニズムを

急停止させてしまったのだった

金が回らなくなった不動産業界は

手持ちの資産を売却してからでなければ

次のあらたな仕込みを

実施することができない


これが仮儒で成り立っていたバブル経済から

演出されていた活力をもののみごとに奪い去り

実需に基づく適正なコストへと

不動産の価値を収斂させていくこととなったのだった


この経緯に日本の指導者たちは

長期間気付かずにいた

そのことから

バブル崩壊の直後に於いて

資産デフレに過ぎなかったものを

5年にわたる不作為の時代を経たことによって

更に15年に及ぶ真性のデフレ経済を

日本市場へと導くこととなったのだった


この期間を合計して

失われた20年と呼ぶのである


要するに

経済に関する認識の欠如

という状態が

日本経済に低迷状態となることを

強いていた

ということができる

アベノミクスにも認識の欠如

が十分見受けられることから

早晩

失敗に終わる

ということが

当初より

一定の確率で予測されていた

一部の定点観測者の間で

そのことは

当時から既によく理解されていた


現実を認識することができていないと

尻に火がついた後になってからでも

その事実を悟れない

火傷を負わなければ

事実を見ることが

できなくなっている

その意味で

法制化で先行する消費増税の実施が

日本経済に与える負の影響が

懸念されている


増税が生む効果で

特定の利益代表にメリットがある

有識者を集めて

意見を集約しても

それは我田引水にしかならない

劣化した分母は

平均値の低下をしか生みださない

為政者が責任を回避するための措置であることを知らずに

特定の業界の利益代表が意見を開陳する

その愚かしさ


高等教育の結果が

まさしく 

これ

実に寒々しいことである


問題の姿が目に見えていたのであれば

事前に回避する措置を講ずることは

十分に可能

だが

何も見えていない指導者を支持したがために

出来上がった法律の事後処理に徹することしか

できなくなった


日本の不幸は

まさしく

この点にある


累積債務の原因と経過を検証せずに

予算計上をやみくもに

これからも

ひたすら積み増ししていくのなら

破産という最悪の結果が

官僚の跋扈の排除

という最善の結果を

生むこととなる

次善の策とはこのようなもの


粗末な経過は

決して望ましいものではない

しかし

それ以外に選択肢がない

という状況が

先に与えられているのであれば

その事実を

優先して受容しなければなるまい


結果が示されるその段階が訪れるより前に

エネルギーを自給自足する体制を

日本だけ

が確保した

という状態を導くことができれば

温暖化を止めることはもとより

経済の再生を

日本が手本となって

世界に示すということができる


その場合

ドル余り現象は消えてなくなり

1%対99%の間にできている分厚い壁も

たちまち消失してしまうものとなる


問題の所在を知れば

有効解は手に入る

問題の姿かたちがみえていないとき

損失だけが徒に積み上がる

1000兆円を突破した債務残高の合計は

そのなによりの

証拠
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