すべての系は
エントロピー増大の法則に従う
民主主義と呼ばれている
意志決定をおこなうための政治システムも
また
おなじ経過を辿っている
時が過ぎ去る変化と共に
かならず
劣化していき
元の状態へと戻ることは
決してできない
というのがこの不可逆性の法則が示す
掟
民主国家の総てが
混沌へと向かう道を歩み
その歩を早めている
日本の国会で起きているこの現状に
それは既に顕在化しているほどである
千兆円に達しようとするようになった累積債務の総額が
その事実をよく国民に伝えている
これほどの規模の債務に発展するまで
誰ひとり
おきていることの深刻さを
理解しようとしなかった
その事実を知った後になっても
まるで
ひとごとのようにして
当面の課題を消化することに注力し
債務残高が増加するにも関わらず
それで善し
とする経過が続けられている
いざとなれば
増税という方法を採用すれば
カタがつく
問題が深刻化すればするほど
その導入実施を急がせることが可能になる
そんな思惑さえ
露骨に見えるほど低劣な政治家が
おおぜい蠢いている
大多数が賛同する意見は
常に誤る
正しい認識は
少数意見の側に埋もれ
失敗を認識する多数意見が整った後で
改めて再発見されるようになっていく
民主主義の欠陥は
夙に貧困を募らせるようなものになっており
多数決という民主的な制度が
判断を誤っても
誰も責任を取らない
で済むような
劣化する一方の社会システムを
いつの間にか築きあげていたのだった
民主化は確かに
正しい選択のひとつではあるのだが
運用の方法に
健全性が保たれていなければ
緩慢にただ劣化するのみという展開を辿るようになる
国の現状がまさにそうなっている点に
変化の行先が
終着駅として書きこまれている
当事者が問題の所在を自覚していない場合
国の劣化は急速に進む
自然災害に襲われたとき
放射能をばら撒くという二次災害まで
生み出すに至った
慢心を戒めることができれば
核が生む熱エネルギーを
放念すべきことが
分かってよい
原子力エネルギーに執着する時代は
ここに 終わった
未来エネルギーの開発に着手する
そのときが
きている
自然エネルギーという方法では
ものの役に立たない
安定性と汎用性とに
夫々大きく欠けているからだ
ローカルエネルギーとして有効であっても
インフラを形成するほどの能力は
そこにない
問題点をよく理解することが
肝要なのだ
自覚なき認識は
エントロピー増大をより加速する
ひとの思いもエネルギーのひとつ
解放系のエネルギーは
秩序だった状態を
単に狭め劣化させていく
という特徴的なベクトルをもつ
現実を正しく認識する
努力を行うことから
新文明の建設がはじまる
エントロピー増大の法則に従う
民主主義と呼ばれている
意志決定をおこなうための政治システムも
また
おなじ経過を辿っている
時が過ぎ去る変化と共に
かならず
劣化していき
元の状態へと戻ることは
決してできない
というのがこの不可逆性の法則が示す
掟
民主国家の総てが
混沌へと向かう道を歩み
その歩を早めている
日本の国会で起きているこの現状に
それは既に顕在化しているほどである
千兆円に達しようとするようになった累積債務の総額が
その事実をよく国民に伝えている
これほどの規模の債務に発展するまで
誰ひとり
おきていることの深刻さを
理解しようとしなかった
その事実を知った後になっても
まるで
ひとごとのようにして
当面の課題を消化することに注力し
債務残高が増加するにも関わらず
それで善し
とする経過が続けられている
いざとなれば
増税という方法を採用すれば
カタがつく
問題が深刻化すればするほど
その導入実施を急がせることが可能になる
そんな思惑さえ
露骨に見えるほど低劣な政治家が
おおぜい蠢いている
大多数が賛同する意見は
常に誤る
正しい認識は
少数意見の側に埋もれ
失敗を認識する多数意見が整った後で
改めて再発見されるようになっていく
民主主義の欠陥は
夙に貧困を募らせるようなものになっており
多数決という民主的な制度が
判断を誤っても
誰も責任を取らない
で済むような
劣化する一方の社会システムを
いつの間にか築きあげていたのだった
民主化は確かに
正しい選択のひとつではあるのだが
運用の方法に
健全性が保たれていなければ
緩慢にただ劣化するのみという展開を辿るようになる
国の現状がまさにそうなっている点に
変化の行先が
終着駅として書きこまれている
当事者が問題の所在を自覚していない場合
国の劣化は急速に進む
自然災害に襲われたとき
放射能をばら撒くという二次災害まで
生み出すに至った
慢心を戒めることができれば
核が生む熱エネルギーを
放念すべきことが
分かってよい
原子力エネルギーに執着する時代は
ここに 終わった
未来エネルギーの開発に着手する
そのときが
きている
自然エネルギーという方法では
ものの役に立たない
安定性と汎用性とに
夫々大きく欠けているからだ
ローカルエネルギーとして有効であっても
インフラを形成するほどの能力は
そこにない
問題点をよく理解することが
肝要なのだ
自覚なき認識は
エントロピー増大をより加速する
ひとの思いもエネルギーのひとつ
解放系のエネルギーは
秩序だった状態を
単に狭め劣化させていく
という特徴的なベクトルをもつ
現実を正しく認識する
努力を行うことから
新文明の建設がはじまる