アベノミクスが世に残したものは
輸出産業を支援するための円安
と
それが国民に強いる結果となった
可処分所得の減少
であった
株価は円安効果で
一時的に上昇したものの
長期低迷状態へと陥ったまま
評価損を抱え込む
という事態を今月確定させることになる
ロケットスタート
と自画自賛することを可能ならしめた
三年前のあの勢いは
いまや見る影もなく
マイナス金利へと
世間の話題を移ろわせ
その後の失速から
目を反らすことで
問題を正視することを
等しく避けさせるよう変化した
やることなすこと
すべてが
裏目
というありさまのアベノミクスを
かばいきれなくなった階級が
消費税率の10%への変更を
権威者からのガイアツの高まりで
見送る姿勢へと寝返った
日本の指導階級というものは
これほど定見の裏付けのない
経済認識能力しか持ち合わせていなかった
ということがこれにより証明された
ということになる
余りにも愚かなハナシ
思考力の無い
認識レベルの低い指導者
というものは
例外なく
政策判断をこのようにして
誤る
国民は実質所得を
円安になったその分だけ
圧迫され
消費行動を抑制するよう
政策決定者によって
迫られた
2%とされたインフレ目標は
相変わらず実現されないまま低回し
量的緩和を行き詰らせて
反転した質的緩和
を意味するマイナス金利の導入を
傘下の金融機関の総てが
中央銀行から強要される
というなりゆきに
抗うことすらできないまま
呑み込まれていく一方
という身分の悲しさを
自ら哀れんだ
盛んに喧伝されていた三本の矢
は一向に飛翔せず
中には放たれずに放置
されたものさえあったほど
何の制御も
施されてはいなかった
劣った為政者というものは
いつだって
国民を
大いに苦しめる
と相場が決まっているものなのだ
国民が選んだ選良
がした誤った行い
が導いたその結果は
選挙民である国民にも
間接的な責任
がある
因果応報
とはこの事実を指す言葉
高い授業料を支払わされた日ノ本の民
であったからこそ
一連の失敗の経過
に謙虚に学ぶ
ということが
未来社会の構築にとって
なによりも
欠かせない大切なこと
増税の本質的な欠陥は
予てから指摘されていた如く
ケインズ効果で
DGPを押し下げる力
となって経済から活性を奪い去った
インフレ経済への反転を目指すなら
増税によるのではなく
その逆の
減税をこそ
優先的に採用するべきだったのである
国の税収には
本来
歳出欠陥と呼ぶべき
壮大な無駄
が内包されていた
この過大な損失成分を
善用することで
消費意欲を刺激するよう仕向ける
財源とすることにより
消費を活性化させ
その効果でインフレメカニズム
を引き出すことは
可能
あらゆる政権にとって
困難な選択ではあっても
最良の結果へと結びつく
唯一の
道
為政者が己の愚かさに気づいたとき
無知な自分に対して
無恥だったことを
はじめてサトル
選良が陥る
傲岸で不遜な裏の顔
を鏡に映す
またとないチャンス
がその時にだけ
訪れる
思考力の不在は
認識能力をただ単に
損ない
批判精神を放棄させ
正しい判断を下す邪魔になる
譬えどれほどすぐれた知識があったとしても
その使い方を知らずにいるのなら
豚に真珠
馬耳東風
猫に小判
価値を知らぬ存在となる
ことができるのみ
一切の教育投資は
このように
有効需要の創出に
失敗を重ね続けさせている
という点で
損失の原因を与え続ける
その元凶
無効な需要は損失の親
生産性の向上には寄与しない
アベノミクスの失敗は
教育の失敗を意味する
教育する側が
問題の本質に気づかないでいる限り
日本は
世界を指導する使命を
いつまでたっても
果たすことができない
知識の意味を承知できていたのであれば
交流電流の意味を理解
することは容易であった
交流と直流の区別さえできない
似非知識人たちが
止まらない温暖化と
国費の無意味な大量投入を重ねさせ
累積赤字を膨大な規模
へと着実に押し上げてきた
今や1100兆円へと迫りつつある
この国の累積債務は
思考力不在の国会
の産物
以外のなにものでもないのだ
国民は再生可能エネルギーの導入促進を図る
という理由で既に課金されていながらも
尚
そこに上乗せされた金額を
これから末永く
自動的に請求されることになる
環境政策が有効なものであったのなら
節電で減らした電力を生み出していた地下資源
の消費は同率で減っていなければならず
当然ながら
エネルギー資源を輸入するそのコストは
応分に減少していた筈だった
太陽光発電を買い取って有効利用していた
とするのが事実なら
再販売した当該電力の利益を
国民に還元することが
真っ先に
行われていなければならなかった
無効な需要創出という誤った政策が
国民の財布から金子を奪い
GDPの成長比率を引き下げる
起きていたのは
電力会社が国の環境政策で蒙った
巨額の損失を
国民に転嫁する
ということを合法化した
その事実
政府が講じてきた一連の環境対策が
二酸化炭素の削減
にすこしでも貢献した事実があったのなら
それは有効需要と見做すことができ
国民はそこで生じた差益を
享受することが
夙にできていたのである
現実を見ると
差損の補填を
国民が分担するという劣った制度
を国会が成り立たせていた
ということになるハナシ
正しい判断に基づいた政策の実施は
有効需要の創出へと必ず繋がり
二酸化炭素の排出量は次第に減って
降水量も同様に低下
していた筈なのだ
現実が示しつづけていたものとは
為政者の劣化と
それによる政策判断の
例外なき誤り
の連鎖
といううそ寒い現代史
これが教育の高度化が齎した
その結果
どれほど多くの優れた知識があったとしても
その意味を知らなかったのであれば
判断の誤りにさえ
気づけない
赤字国債の大量発行が
国家予算に歳入欠陥という理由を与え
その対策の一つとして
国民には消費増税が課された
この段階で既に
国会は状況判断を誤った
現実認識が不在だと
一連の経過のもつその意味すら
見抜けなくなってしまうのだ
無駄の損失を
徒に積み重ね
自らの手で
己の首を絞めつける
行為
を正当化する負の螺旋
へと嵌りこむ
国民の暮らしはこうして逼迫するようになっていき
かつて成り立っていた
インフレによる底堅い経済成長は
デフレ経済へと反転してしまい
そこから抜け出すことが
まったくできない
という状況を生み出す
に至ったのだった
覚醒するときがやってくるまで
この愚かなる時代はつづく
労働環境は劣化し
少子化と高齢化とが
税収を圧迫する要因として強く作用する
時代は間違いなくやってくる
自律反転する条件
が整うまでの間
国民はこの苦しみから
逃れられない
輸出産業を支援するための円安
と
それが国民に強いる結果となった
可処分所得の減少
であった
株価は円安効果で
一時的に上昇したものの
長期低迷状態へと陥ったまま
評価損を抱え込む
という事態を今月確定させることになる
ロケットスタート
と自画自賛することを可能ならしめた
三年前のあの勢いは
いまや見る影もなく
マイナス金利へと
世間の話題を移ろわせ
その後の失速から
目を反らすことで
問題を正視することを
等しく避けさせるよう変化した
やることなすこと
すべてが
裏目
というありさまのアベノミクスを
かばいきれなくなった階級が
消費税率の10%への変更を
権威者からのガイアツの高まりで
見送る姿勢へと寝返った
日本の指導階級というものは
これほど定見の裏付けのない
経済認識能力しか持ち合わせていなかった
ということがこれにより証明された
ということになる
余りにも愚かなハナシ
思考力の無い
認識レベルの低い指導者
というものは
例外なく
政策判断をこのようにして
誤る
国民は実質所得を
円安になったその分だけ
圧迫され
消費行動を抑制するよう
政策決定者によって
迫られた
2%とされたインフレ目標は
相変わらず実現されないまま低回し
量的緩和を行き詰らせて
反転した質的緩和
を意味するマイナス金利の導入を
傘下の金融機関の総てが
中央銀行から強要される
というなりゆきに
抗うことすらできないまま
呑み込まれていく一方
という身分の悲しさを
自ら哀れんだ
盛んに喧伝されていた三本の矢
は一向に飛翔せず
中には放たれずに放置
されたものさえあったほど
何の制御も
施されてはいなかった
劣った為政者というものは
いつだって
国民を
大いに苦しめる
と相場が決まっているものなのだ
国民が選んだ選良
がした誤った行い
が導いたその結果は
選挙民である国民にも
間接的な責任
がある
因果応報
とはこの事実を指す言葉
高い授業料を支払わされた日ノ本の民
であったからこそ
一連の失敗の経過
に謙虚に学ぶ
ということが
未来社会の構築にとって
なによりも
欠かせない大切なこと
増税の本質的な欠陥は
予てから指摘されていた如く
ケインズ効果で
DGPを押し下げる力
となって経済から活性を奪い去った
インフレ経済への反転を目指すなら
増税によるのではなく
その逆の
減税をこそ
優先的に採用するべきだったのである
国の税収には
本来
歳出欠陥と呼ぶべき
壮大な無駄
が内包されていた
この過大な損失成分を
善用することで
消費意欲を刺激するよう仕向ける
財源とすることにより
消費を活性化させ
その効果でインフレメカニズム
を引き出すことは
可能
あらゆる政権にとって
困難な選択ではあっても
最良の結果へと結びつく
唯一の
道
為政者が己の愚かさに気づいたとき
無知な自分に対して
無恥だったことを
はじめてサトル
選良が陥る
傲岸で不遜な裏の顔
を鏡に映す
またとないチャンス
がその時にだけ
訪れる
思考力の不在は
認識能力をただ単に
損ない
批判精神を放棄させ
正しい判断を下す邪魔になる
譬えどれほどすぐれた知識があったとしても
その使い方を知らずにいるのなら
豚に真珠
馬耳東風
猫に小判
価値を知らぬ存在となる
ことができるのみ
一切の教育投資は
このように
有効需要の創出に
失敗を重ね続けさせている
という点で
損失の原因を与え続ける
その元凶
無効な需要は損失の親
生産性の向上には寄与しない
アベノミクスの失敗は
教育の失敗を意味する
教育する側が
問題の本質に気づかないでいる限り
日本は
世界を指導する使命を
いつまでたっても
果たすことができない
知識の意味を承知できていたのであれば
交流電流の意味を理解
することは容易であった
交流と直流の区別さえできない
似非知識人たちが
止まらない温暖化と
国費の無意味な大量投入を重ねさせ
累積赤字を膨大な規模
へと着実に押し上げてきた
今や1100兆円へと迫りつつある
この国の累積債務は
思考力不在の国会
の産物
以外のなにものでもないのだ
国民は再生可能エネルギーの導入促進を図る
という理由で既に課金されていながらも
尚
そこに上乗せされた金額を
これから末永く
自動的に請求されることになる
環境政策が有効なものであったのなら
節電で減らした電力を生み出していた地下資源
の消費は同率で減っていなければならず
当然ながら
エネルギー資源を輸入するそのコストは
応分に減少していた筈だった
太陽光発電を買い取って有効利用していた
とするのが事実なら
再販売した当該電力の利益を
国民に還元することが
真っ先に
行われていなければならなかった
無効な需要創出という誤った政策が
国民の財布から金子を奪い
GDPの成長比率を引き下げる
起きていたのは
電力会社が国の環境政策で蒙った
巨額の損失を
国民に転嫁する
ということを合法化した
その事実
政府が講じてきた一連の環境対策が
二酸化炭素の削減
にすこしでも貢献した事実があったのなら
それは有効需要と見做すことができ
国民はそこで生じた差益を
享受することが
夙にできていたのである
現実を見ると
差損の補填を
国民が分担するという劣った制度
を国会が成り立たせていた
ということになるハナシ
正しい判断に基づいた政策の実施は
有効需要の創出へと必ず繋がり
二酸化炭素の排出量は次第に減って
降水量も同様に低下
していた筈なのだ
現実が示しつづけていたものとは
為政者の劣化と
それによる政策判断の
例外なき誤り
の連鎖
といううそ寒い現代史
これが教育の高度化が齎した
その結果
どれほど多くの優れた知識があったとしても
その意味を知らなかったのであれば
判断の誤りにさえ
気づけない
赤字国債の大量発行が
国家予算に歳入欠陥という理由を与え
その対策の一つとして
国民には消費増税が課された
この段階で既に
国会は状況判断を誤った
現実認識が不在だと
一連の経過のもつその意味すら
見抜けなくなってしまうのだ
無駄の損失を
徒に積み重ね
自らの手で
己の首を絞めつける
行為
を正当化する負の螺旋
へと嵌りこむ
国民の暮らしはこうして逼迫するようになっていき
かつて成り立っていた
インフレによる底堅い経済成長は
デフレ経済へと反転してしまい
そこから抜け出すことが
まったくできない
という状況を生み出す
に至ったのだった
覚醒するときがやってくるまで
この愚かなる時代はつづく
労働環境は劣化し
少子化と高齢化とが
税収を圧迫する要因として強く作用する
時代は間違いなくやってくる
自律反転する条件
が整うまでの間
国民はこの苦しみから
逃れられない