太陽電池の普及を急いでも
それで温暖化が実際に止まるということではない
国連の担当機関が
太陽電池を導入したその分だけ
二酸化炭素を削減したとすることを認めているため
効果を検証するプロセスを飛び越えて
再生可能エネルギーの量的拡大に
世界中が奔るようになったもの
大気中の二酸化炭素濃度が増え続けているのは
実効値ではなく
名目値で温室効果を判定してきたためだった
一瞬も止まっていることができない交流電流は
電気製品のスイッチがオンにならない限り
誘導電流を生み出す能力を秘めたまま
励磁電流として地下深くへと捨て去られる
これ以外に
安全性を確保する有効な電力輸送の方法がなかったからである
電力会社が消費者に節電を呼び掛け
その一方で
オール電化を熱心に推進している矛盾に平然としていられるというのは
発電プロセスで獲得した電力という名の経営資産を
有効利用するための機会を
もっと増やす必要性に迫られていたからなのだ
交流の高圧送電というスタイルは
電力輸送を効率化するためのモデルが負うべき宿命なのだ
電力消費のあることが前提とされて構築されたものであったため
需要の大きく減った深夜になると
エネルギー資源を消費して生み出したせっかくの電力を
利用されないことを承知の上で
そのまま大地へと投棄しなければならなくなっている
日中なら経済活動は活発であり
夜間なら消費行動が活発となっている
電力需要はきわめて旺盛であり
電力会社の収支効率はその時間一定の水準に達している
しかし人が寝静まっている深夜になると
電力消費は急減する
このため
発電所では需要がないのに
発電機を回していなければならなくなってしまうこととなった
原発が出力調整をしない電源であったことから
消費動向の変化に柔軟に対応することができなくなっている
30%強を占める原発のすべては
年間を通じて発電を行っているベース電源を構成している
火力発電の5割もベース電源に組み入れられているのだが
高圧化した電力輸送を維持する必要が生じたことから
深夜になっても一定量の発電を行っていなければならない
電力会社にとって深夜のライトダウンなど有難迷惑の極み
コンビニの深夜営業禁止など
環境の名を借りたイジメ以外のなにものでもない
環境保護団体のエゴそのもの
それで二酸化炭素が減らせるはずもない
その時間帯の電力消費を促すために
極めて低廉な深夜電力料金制度を設け
それでエコキュートの販売を促進しよう謀っているほどである
交流が止まっていることさえできない電流だったということが
電力需要の変化に対応できない送電システムを生み出させた
といえるだろう
送電系統の末端である住宅に太陽電池を大量に導入しても
それで遠隔地にある発電所の燃焼炉が
機敏に止まるはずもない
一旦電流となった高圧の交流は
止まることができずにただ下ってゆくのみとなる
だからこそ出力調整ができない発電所のことを
ベース電源と呼ぶようになったのだ
温暖化を進めているのは
国連の認識不足の結果である
名目値で積算することを認めてしまったからだった
交流と直流の違いを理解しないまま
それぞれを組み合わせてやれば
相互に補完しあう関係が成り立ち
発電所の負担が減る
と未だに信じこんでいる
高い蒸気圧力を生み出している火力発電所の燃焼炉が
消費者の節電に応じて止まっている
とする理解はあまりに牧歌的なものだった
温暖化を止めるためには
国連の認識を先に改めさせる必要があったのだ
啓蒙は上流に置いて先行させなければならない
排出権取引など
温室効果の先物取引にすぎない
いま 世界がこぞってやるべきことは
二酸化炭素の速やかな排出停止あるのみなのだ
石油の取引で利益を得ている勢力が存在している限り
温暖化はこれからもすすみ続ける
エネルギー資源に依存しない発電モデルの登場が
切に待たれている
技術的な課題は既になく
充分実現可能な状態にある
できるだけ早く実用化しなければならないのだが
阻害要因が立ちはだかっている
温暖化が実際に止まる時代には
石油の消費は止まっているか
または 減っている
基軸通貨となっているドルの過剰流動性も
同時に消え去る運命にある
通貨発行権を行使することが困難になっていくと
アメリカは
強大な軍事力を維持することが不可能な状態へと陥る
軍拡はそこでとまり
そこから
軍縮へと転じるのだが
あらたな敵を作り出す行動をとって
抵抗しようとするだろう
反応パターンの常套的な単純さに世界が気づいていれば
国際社会からの支持をアメリカは得られない
ドル余り現象が終息するとき
ドルを安売りしなければならない事情からアメリカは解放される
だが
債務の不履行が一斉に政治問題化することにもなるのだ
健全な時代の到来に備えて
アメリカはソフトランディングするための条件を
この辺りでそろそろ探っておかなければならない
ドル建ての債券を大量に抱えている国が
巨額の損失となる事態を事前に回避するためには
石油・ドル本位制の終焉に備えて
アメリカの行動規範に注文をつけておく必要があるだろう
温暖化を止めるだけなら簡単なのだが
その後の変化にも対応できるようにしておかなければならない
経済システム全体に大きな負圧がかかるようになるからである
環境の回復が進んでいくと
アメリカは積み上げてきた赤字の高い山を
早晩どこかの段階で清算しなければならなくなる
真っ先に新しいエネルギーモデルを掌中のものとしなければ
米国債をせっせと買ってきた世界中の国々は
アメリカに対する自己の保有債権を
否応なしに放棄せざるを得なくなる
現状で判断する限り
エネルギーを自給自足するシステムを開発した国が
世界の指導者となる可能性がきわめて高い
その段階に到達した時点で
アメリカのデフォルトが確定する
それで温暖化が実際に止まるということではない
国連の担当機関が
太陽電池を導入したその分だけ
二酸化炭素を削減したとすることを認めているため
効果を検証するプロセスを飛び越えて
再生可能エネルギーの量的拡大に
世界中が奔るようになったもの
大気中の二酸化炭素濃度が増え続けているのは
実効値ではなく
名目値で温室効果を判定してきたためだった
一瞬も止まっていることができない交流電流は
電気製品のスイッチがオンにならない限り
誘導電流を生み出す能力を秘めたまま
励磁電流として地下深くへと捨て去られる
これ以外に
安全性を確保する有効な電力輸送の方法がなかったからである
電力会社が消費者に節電を呼び掛け
その一方で
オール電化を熱心に推進している矛盾に平然としていられるというのは
発電プロセスで獲得した電力という名の経営資産を
有効利用するための機会を
もっと増やす必要性に迫られていたからなのだ
交流の高圧送電というスタイルは
電力輸送を効率化するためのモデルが負うべき宿命なのだ
電力消費のあることが前提とされて構築されたものであったため
需要の大きく減った深夜になると
エネルギー資源を消費して生み出したせっかくの電力を
利用されないことを承知の上で
そのまま大地へと投棄しなければならなくなっている
日中なら経済活動は活発であり
夜間なら消費行動が活発となっている
電力需要はきわめて旺盛であり
電力会社の収支効率はその時間一定の水準に達している
しかし人が寝静まっている深夜になると
電力消費は急減する
このため
発電所では需要がないのに
発電機を回していなければならなくなってしまうこととなった
原発が出力調整をしない電源であったことから
消費動向の変化に柔軟に対応することができなくなっている
30%強を占める原発のすべては
年間を通じて発電を行っているベース電源を構成している
火力発電の5割もベース電源に組み入れられているのだが
高圧化した電力輸送を維持する必要が生じたことから
深夜になっても一定量の発電を行っていなければならない
電力会社にとって深夜のライトダウンなど有難迷惑の極み
コンビニの深夜営業禁止など
環境の名を借りたイジメ以外のなにものでもない
環境保護団体のエゴそのもの
それで二酸化炭素が減らせるはずもない
その時間帯の電力消費を促すために
極めて低廉な深夜電力料金制度を設け
それでエコキュートの販売を促進しよう謀っているほどである
交流が止まっていることさえできない電流だったということが
電力需要の変化に対応できない送電システムを生み出させた
といえるだろう
送電系統の末端である住宅に太陽電池を大量に導入しても
それで遠隔地にある発電所の燃焼炉が
機敏に止まるはずもない
一旦電流となった高圧の交流は
止まることができずにただ下ってゆくのみとなる
だからこそ出力調整ができない発電所のことを
ベース電源と呼ぶようになったのだ
温暖化を進めているのは
国連の認識不足の結果である
名目値で積算することを認めてしまったからだった
交流と直流の違いを理解しないまま
それぞれを組み合わせてやれば
相互に補完しあう関係が成り立ち
発電所の負担が減る
と未だに信じこんでいる
高い蒸気圧力を生み出している火力発電所の燃焼炉が
消費者の節電に応じて止まっている
とする理解はあまりに牧歌的なものだった
温暖化を止めるためには
国連の認識を先に改めさせる必要があったのだ
啓蒙は上流に置いて先行させなければならない
排出権取引など
温室効果の先物取引にすぎない
いま 世界がこぞってやるべきことは
二酸化炭素の速やかな排出停止あるのみなのだ
石油の取引で利益を得ている勢力が存在している限り
温暖化はこれからもすすみ続ける
エネルギー資源に依存しない発電モデルの登場が
切に待たれている
技術的な課題は既になく
充分実現可能な状態にある
できるだけ早く実用化しなければならないのだが
阻害要因が立ちはだかっている
温暖化が実際に止まる時代には
石油の消費は止まっているか
または 減っている
基軸通貨となっているドルの過剰流動性も
同時に消え去る運命にある
通貨発行権を行使することが困難になっていくと
アメリカは
強大な軍事力を維持することが不可能な状態へと陥る
軍拡はそこでとまり
そこから
軍縮へと転じるのだが
あらたな敵を作り出す行動をとって
抵抗しようとするだろう
反応パターンの常套的な単純さに世界が気づいていれば
国際社会からの支持をアメリカは得られない
ドル余り現象が終息するとき
ドルを安売りしなければならない事情からアメリカは解放される
だが
債務の不履行が一斉に政治問題化することにもなるのだ
健全な時代の到来に備えて
アメリカはソフトランディングするための条件を
この辺りでそろそろ探っておかなければならない
ドル建ての債券を大量に抱えている国が
巨額の損失となる事態を事前に回避するためには
石油・ドル本位制の終焉に備えて
アメリカの行動規範に注文をつけておく必要があるだろう
温暖化を止めるだけなら簡単なのだが
その後の変化にも対応できるようにしておかなければならない
経済システム全体に大きな負圧がかかるようになるからである
環境の回復が進んでいくと
アメリカは積み上げてきた赤字の高い山を
早晩どこかの段階で清算しなければならなくなる
真っ先に新しいエネルギーモデルを掌中のものとしなければ
米国債をせっせと買ってきた世界中の国々は
アメリカに対する自己の保有債権を
否応なしに放棄せざるを得なくなる
現状で判断する限り
エネルギーを自給自足するシステムを開発した国が
世界の指導者となる可能性がきわめて高い
その段階に到達した時点で
アメリカのデフォルトが確定する
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