日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

11月11日は母校の開校記念日

2010年11月11日 | Weblog
 旧制中学それは私にとって心の故郷の憶いで一杯である。一県にわずか5校しか無い県立中学だからである。入試合格時の感激が今だに想起される。当時は、若人の気迫として元気と誇りも十分有ったし、将来を展望する希望も沢山豊富に持ち合わせていた。今日が母校の開講記念日で148年前創設された。全国で19番目に古い歴史を有している。在学中から今日まで、いつまでもその思いが何かの拍子に甦るから嬉しいことでである。
 6年前の1月19日、懐かしの母校から講演を依頼され、高学年生に約2間ばかりの講義を実施した。母校での講演は、感激と感動に胸が膨らみ、十分にPPTのスライドを準備し、晴れの教壇に立った次第である。タイトルは、「心掛けることこそ」であり、進学校であるだけに、「高い希望と実現可能な理想を堅持して、持続可能な発展のための努力を傾倒せよ」と言う内容であった。生徒全員が静聴された後で、校長室まで講演後質問に来られた学生もあった。緊張はしたものの、衒いは無く、思いで多い講演会であった。
 今日はそんな思い出に、静かに浸ることができる穏やかな初冬の暖かな日であった。今憶い出が懐かしく嬉しく思い出され、有り難く明日への元気につながる。緑道沿いには、山茶花の花が可憐に綺麗に咲き出していた。初冬だ!