■釈迦岳(写真上)
2016年10月30日(日)
『比良山系』
<釈迦岳>
[コースタイム]
◆10月30日
[北小松駅]8:20→9:04[涼峠]→10:12[ヤケ山]10:26→11:31[ヤケオ山]11:45→12:23[釈迦岳]12:45→13:50[八雲ヶ原]14:10→14:26[北比良峠]14:55→16:14[大山口]→16:38[イン谷口]→(バス)→[比良駅]
<紅葉が始まった静穏な景観をゆったりと楽しむ>
「比良駅」下車、バスで「イン谷口」へ、そして「金糞峠」経由で「武奈ヶ岳」に登ろうという計画であったのだが、降りなければならない「比良駅」でうっかり下車しそこなってしまう。仕方なく「北小松」から「比良山系」へと入山した。
しかしその失策が、紅葉が始まった静穏な比良の景観を、心ゆくまでゆったりと楽しむことを可能にしてくれたのだろう。それは、この道を歩いた今日の登山者の中で僕が、歩くのが最も遅い登山者であったにもかかわらず、後方から追いついて来る登山者や、前方からやって来る登山者に気を遣う必要があまりなかったからだ。その必要がないほどにその数は少なかったのだが、イン谷口入山ならばそんなわけにはいかなかっただろう。因みに、京都から坊村へのバスは満員でギュウギュ詰めであったそうだ。
また、北比良峠で休憩するとき、其処には40~50人くらいの登山者が居たのだが、その殆どの方々が「イン谷口」へと帰路につくのを待ってから僕も下山し始め、その地を離れるのを敢えて遅らせたのも同様の理由だった。
山行の目的は、先日、モンベル㈱で外反母趾対応の補修をしてもらったトレッキング靴の試し履きと、長時間長距離をしっかりと歩くことにあった。「ヤケオ山」を過ぎて間も無く両脚のハムストリングスにこむら返りが生じる。上り坂を登ろうと脚を持ちあげ踏ん張ろうとすると生じるのだ。その後は更にペースを落として騙し騙し歩かねばならなかった。右足の外反母趾は大丈夫であったが、左足には少し痛みが生じた。左靴のみもう少し拡げてもらわなければならないようだ。
「釈迦岳」山頂に設置されている道標は、「大津ワンゲル道&比良リフト」のみで「八雲ヶ原」や「武奈ヶ岳」というのが無かった。瞬時躊躇し地図を出して確認する。歩き始めた時には、「武奈ヶ岳」まで行きたいと念じていたが、こむら返りが生じた時点で諦め、目標をスキー場跡から背後に武奈ヶ岳を望む悠久の地「八雲ヶ原」に変更する。湿原畔の大石に腰掛け空を見上げると、絹雲や絹積雲、絹層雲など白雲が棚引く綺麗な青空が拡がっていた。
ところで、「イン谷口」から「比良駅」への最終バスの時刻が「16時40分」であることを調べておいたにもかかわらず、「北比良峠」から下山するときには、まったくそのことを失念してしまっていた。間に合わなければ比良駅まで歩けばよいという思考があった所為なのだろうか。併しだ、僕が「イン谷口」に到着したのは、最終バス発車寸前であった。
2016年10月30日(日)
『比良山系』
<釈迦岳>
[コースタイム]
◆10月30日
[北小松駅]8:20→9:04[涼峠]→10:12[ヤケ山]10:26→11:31[ヤケオ山]11:45→12:23[釈迦岳]12:45→13:50[八雲ヶ原]14:10→14:26[北比良峠]14:55→16:14[大山口]→16:38[イン谷口]→(バス)→[比良駅]
<紅葉が始まった静穏な景観をゆったりと楽しむ>
「比良駅」下車、バスで「イン谷口」へ、そして「金糞峠」経由で「武奈ヶ岳」に登ろうという計画であったのだが、降りなければならない「比良駅」でうっかり下車しそこなってしまう。仕方なく「北小松」から「比良山系」へと入山した。
しかしその失策が、紅葉が始まった静穏な比良の景観を、心ゆくまでゆったりと楽しむことを可能にしてくれたのだろう。それは、この道を歩いた今日の登山者の中で僕が、歩くのが最も遅い登山者であったにもかかわらず、後方から追いついて来る登山者や、前方からやって来る登山者に気を遣う必要があまりなかったからだ。その必要がないほどにその数は少なかったのだが、イン谷口入山ならばそんなわけにはいかなかっただろう。因みに、京都から坊村へのバスは満員でギュウギュ詰めであったそうだ。
また、北比良峠で休憩するとき、其処には40~50人くらいの登山者が居たのだが、その殆どの方々が「イン谷口」へと帰路につくのを待ってから僕も下山し始め、その地を離れるのを敢えて遅らせたのも同様の理由だった。
山行の目的は、先日、モンベル㈱で外反母趾対応の補修をしてもらったトレッキング靴の試し履きと、長時間長距離をしっかりと歩くことにあった。「ヤケオ山」を過ぎて間も無く両脚のハムストリングスにこむら返りが生じる。上り坂を登ろうと脚を持ちあげ踏ん張ろうとすると生じるのだ。その後は更にペースを落として騙し騙し歩かねばならなかった。右足の外反母趾は大丈夫であったが、左足には少し痛みが生じた。左靴のみもう少し拡げてもらわなければならないようだ。
「釈迦岳」山頂に設置されている道標は、「大津ワンゲル道&比良リフト」のみで「八雲ヶ原」や「武奈ヶ岳」というのが無かった。瞬時躊躇し地図を出して確認する。歩き始めた時には、「武奈ヶ岳」まで行きたいと念じていたが、こむら返りが生じた時点で諦め、目標をスキー場跡から背後に武奈ヶ岳を望む悠久の地「八雲ヶ原」に変更する。湿原畔の大石に腰掛け空を見上げると、絹雲や絹積雲、絹層雲など白雲が棚引く綺麗な青空が拡がっていた。
ところで、「イン谷口」から「比良駅」への最終バスの時刻が「16時40分」であることを調べておいたにもかかわらず、「北比良峠」から下山するときには、まったくそのことを失念してしまっていた。間に合わなければ比良駅まで歩けばよいという思考があった所為なのだろうか。併しだ、僕が「イン谷口」に到着したのは、最終バス発車寸前であった。