山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

我が街中歩・梅雨真っ只中

2020年08月03日 | 我が街中歩
2020年07月05日(日)
『我が街中歩』
<梅雨真っ只中>
今日は山の会の例会があるのだが僕は欠席した。その理由の一つに先日よりの腰痛が存在する。
滝畑より槇尾山へ上り和泉葛城山へと向かう皆との山行を愉しみたいと思っていたが、
今の僕の足腰では皆に迷惑を掛けてしまうのではないかと、
また、こむら返りに陥り歩けなくなった前回の山行の如く、また脚が攣ってしまって歩けなくなり、
皆に迷惑を掛けてしまうのではないかと考えると、出席できなかった。
そこで今日は日曜日というところで、午前中に済ませてしまわなければならない仕事が無いゆえ、
梅雨の真っ只中の、朝の我が街中歩をカメラ片手にゆっくり愉しまんと考えた。
5時10分のスタートで、帰宅は7時20分過ぎだった。成田山不動尊の奥の院(開院していた)にお参りし、
本堂にもお参りして、いつもの道を歩き、寝屋川右岸の道を歩き、無名橋を渡り、寝屋川左岸の道へと移る。
打上川治水緑地には西方より入り、時計廻りで外周路を一周歩き、西方より治水緑地を離れ、いつもの道で帰路につく。
かなり疲れてしまい、やっとの態で我が家の玄関の鍵を開けることとなった。
今日、我がカメラに収めた最初の花は、三井ヶ丘の住宅街を歩くときに出合った、鉢植えの大きな花弁を有する紅花だ。しかし残念ながら花名は分からない。
公園手前の道沿いには“ハナゾノツクバネウツギ”が10㍍あまりに亘り数多咲き、その向こうには“ネズミモチ”と思われる木本が、小さな薄黄色の花弁をつけている。
公園を左に見て暫く進むと、角地のちょっとした花壇に“アガパンサス”が水色の花弁を、その傍らには“ホタルブクロ”が白花を、
そして、如何にも夏を想わせるオレンジ色の長い花弁を持つ草本が、そしてだ、フシグロセンノウに似た朱赤色の5枚の花弁を持つ花がホンの少し咲き、
更に進むと黄花の“アラゲハンゴンソウ”が咲いていた。
寝屋川右岸の道に入ると、黄色の総状花序が数多垂れ下がる“ナンキンハゼ”が現れる。
それより直ぐの右手の広場には、“コレオプシス”がまだ繁茂し、その中に一輪の黄花をつける“マツヨイグサ”が1本のみ立ち上がっている。
橋を通り過ぎてその儘、寝屋川右岸を進むと“フヨウ”が咲いていた。その向こうには緑色の果実が生る柿の木と栗の木があった。
寝屋川左岸の道へと移るや否や眼前の花壇に、10本ほどの長い青葉を有する特異な白花が出現した。
僕にとってそれは初めて見る草本だった。帰宅して、嬉々として植物図鑑を紐解くと、“ハマオモト”とあり、其処には「暖地の海岸の砂地に生える」と記されている。
上観音橋横の横断歩道を渡ったところに、数本の“ヤブツバキ”が立っていて、其処には真ん丸い果実が幾つも見られる。
打上川治水緑地の北側の直線路から舵を切り、南側の道に入ったときに、僕の眼を捉えたのは“カゼグサ”だ。
治水緑地の道沿いの其処彼処に繁茂しているイネ科のその草本は極有触れた植物なのだが、清爽の気溢れるその姿に魅せられ思わずシャッターを切った。
治水緑地を歩いていて、今、我が眼に飛び込んで来るもっとも多い草本は“アレチノギク”かも知れない。
一時よりはだいぶん減ったように思われるのだが、それでも外周路を中心にまだまだ繁茂している。
南側の道沿いに垣根として植えられている“ハナゾノツクバネウツギ”もまだまだ元気だ。それより直ぐに現れるザクロの木には、立派な果実が幾つも見られた。
ところで、最終到達地点である打上川治水緑地にやって来ると、外周路と内周路を一周ずつ歩くのを我が街中歩のノルマと考えているのだが、
かなりの疲れを感じていた今日は、外周路のみで内周路を歩くのを諦めて帰路につく。
いつもの帰路を選択し、ゆっくりと歩き南前川右岸の道を行くときに、幾つかの樹木の果実が我が眼を捉えた。
キンカンやカリン、そして、ブルーベリーと富有柿の四種なのだが、否、そうだろうと思うのだが自信はない。
カメラに収めたそれらの姿と書籍に載っている写真や解説文を参照するなかで、キンカンやカリンなどに違いないと判断した。


コメント
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