きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

北欧の旅 -2- 

2009年10月19日 21時19分07秒 | 北欧の旅 2009
10月5日(月)
ヘルシンキ(フィンランド)から1時間のフライトでストックホルム(スウェーデン)に到着。

《ヘルシンキ空港発11:45→ストックホルム空港着11:40》
          ↑             ↑
       日程表を見て、、、おや?ミスプリントかな?
※種明かしは:スウェーデン時差が1時間増えて7時間。一時間得した気分。


★今日はメーラレン湖に浮かぶ船のレストランでランチの後、ノーベル賞で有名な市庁舎の見学。


↑市庁舎
ノーベル賞晩餐会と舞踏会が行われる建物。
滞在中にアメリカ大統領のオバマ氏に平和賞が決まる。
現地ガイドさんから歴代のノーベル平和賞の裏話を聞く。


↑1000人以上を収容できるブルーホールを二階のテラスから。


↑この高い窓から射し込む陽射しが、ブルーホール命名の由来。

★一階見学後二階の市議会室へ。

市議議会員は、全員が昼間は仕事をしている為、議会は夜間開催される。
天井を高くしたのは、人の息だけでも室内温度が高くなる為。エコの為エアコンは装備してない。
何もないと殺風景なので天井にはバイキングに関する絵を描いた。


★その後、舞踏会場となる黄金の大広間へ階段を登って移動。

↑ノーベル賞受賞者たちが登る階段。


↑階段を登ると、大広間へ続く廊下。
廊下と行っても、日本だったら大広間になるような高さと広さだ。
中庭側の壁はパステル調の優しい色合い。


↑廊下のメラーレンコ側。窓から外を見ると、先ほどランチをした船が小さく見えた。
快晴で美しい風景だった。

★いよいよ舞踏会場の大広間へ。。。



↑黄金の大広間 正面の大壁画
中央の波の上に座る女神さまの膝の上にスウェーデン王国、左右に東方と西方の国々。愛国心たっぷりの壁画だ。


↑豪華な柱


↑シャンデリア・灯りを落として落ち着いた雰囲気だが豪華なイメージは落ちない。


二階の見学が終わる頃、ブルーホールの金の壷には、夕方からの結婚式の為に生花が生けられていた。
近づくと、日本の夏の風物のほおずきが、、、

晩秋のスウェーデンで「ほおずき」を見るとは思いもよらず。

★最後に、出口にあるミュージアムショップでお買い物をして市庁舎を後にする。

↑市庁舎のシルエット




★王宮

↑午後の陽射しが降りる頃、衛兵が立つ王宮を見学。

旧市街






★古い建物や可愛いお店が並ぶ旧市街地を1時間の自由散策。
 キッチン用品のお店で長居する。

★市内観光後、午後5時「やすらぎ」と、云う和風ホテルに到着。
このホテル、外国にしては少し変わっている。
室内プール、露天風呂、室内温泉がある。
室内温泉は、昨年のトルコ風呂のような感じ、照明が落としてあり
何をするのも不便だ。水着を着たままで体を洗うというのも不便。

露天風呂は異国情緒たっぷり、風呂につかりながら夕陽を眺め、運河を行きかう白い客船を眺める。
異国の言葉が賑やかに飛び交う。
友人と日本語でおしゃべりを始めたとたん、突然 しーーーんと静まり返る。
私は、どうしたのだろうとキョロキョロ、何か悪いことしたのかな? 
でも、目が合えばニコニコ顔で、とてもフレンドリーな雰囲気。
きっと、日本語が珍しかったのかもしれない。

温泉の後は、ホテル内レストランで浴衣姿のお寿司ディナータイムだ。
(ホテルが用意してある浴衣は、そのままお持ち帰りできる)
水着から浴衣に着替え、足早にレストランへ(広大なホテルは移動が大変)


おおよそ一時間半のディナータイム。
その間、多くのスェーデン人のお揃い浴衣姿の団体さまを見る。
上手な箸使いの人もいる。
一本はお椀の中、もう一本は空中をさまよっている人もいる。
ナイフとフォークでお寿司と格闘している人もいた。
なんとも、不思議な空間だった。

夕食が終わり、腹ごなしにお庭散策に外へ出た。空には、まぁるいお月さまが浮かんでいた。
しばし、一人月見にふける。
コメント (8)
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