「ミニュチュア鐘楼」元総理大臣伊藤博文寄贈
3日目:蘇州の世界歴史遺産、9つの内の3つを巡る。
「寒山寺

↑ 境内の五重の塔と、遠くに山門が見えます。
中国にはない形の五重の塔は、親日的な証拠だと云う説明を現地ガイドさんから聞く。
碑廊(参道)

↑ 現代の書家の作品の展示。

お寺の中を覗き見できないように、入り口を塞いでいる壁(照壁)です。
壁の「寒・山・寺」の、三文字を良く見てください。何か気付きませんか?
答えは、ページの最後に書きます。
★とある昔、役人になる為に上京したものの受験に失敗した人物が、舟で帰郷中、寒山寺あたりで夕闇の時刻を迎えた。
夢破れ、帰郷もできない境遇、眠れぬ一夜を過す。その時の気持ちを詩に詠んだ。
その詩が有名になったお陰で、詩人も寒山寺も有名になった。
後に、その人物(張継)は再度の受験に合格し夢が叶い、詩人としても有名になる。

↑ 寒山寺入り口近くの船着場。

↑ 張継の有名な詩碑(楓橋夜泊)

↑ 「鐘楼」108つの除夜の鐘でも有名だという。日本からたくさんの人が除夜の鐘を突きに来ます。
5元で鐘を突くことが出来る。1回突くと10~13歳ぐらいの若返りが期待できると云う。
とりあえず、5元紙幣を受付へ支払い、3回突いてきました。
(以下、つづく)3月9日記
★「網師園」清朝時代の建築様式
清朝時代、高官の一般住宅ですが、世界歴史遺産であります。

↑ 立派な門構えの屋根
門と家屋の距離が少ない為に、巨大門はカメラに収まりきりません。

↑ 奥方様の部屋 木靴を履いて足を小さくしました。当時は、足の小さい事が美人の条件の一つでした。

↑ 広い庭の一部

↑ 広い庭の一部 蝋梅(ロウバイ)が満開でしたが、曇天の為発色不良。

↑ 客間のような離れの部屋の廊下。
人物を丸窓の枠の中におさめ、池と庭園を背景に写せば、誰でも蘇州美人になれるのだそうです。
ツアー客たちは競って座り、微笑みポーズをとりました。
★「虎丘」東洋版ピサの斜塔