きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

木曽御嶽山 (登山編 3 )

2013年07月22日 20時04分08秒 | 山歩き
「 御嶽山 剣ヶ峰頂上 3067m 」

鳥居の形は「神明鳥居」です。7月30日追記

7月13日(土)
天気予報は「曇り」だった。。。
なのに、昨日の天気とは比べものにならない程の悪天候。さすがに山の天気、下界の「曇り」とは訳が違う。
個人登山では、天気が悪ければ中止・または延期。
ツアー登山でないと味わえない悪天候の中の山歩きを経験することになった。
お布団を片付け、朝食を済ませ、出発する時の身支度は真冬の装い。
でも、歩き出せば汗が出るだろうから「ダウンジャケットは脱ぎなさい」と、リーダーの指示。
強風とみぞれ混じりの雨の中、剣ヶ峰を目指して歩き始める。
晴れていれば、決して遠くない山頂(9合目から)なのに、悪天候登山初心者から出る質問は「まだですか?あとどれぐらいで山頂ですか?」
体調を崩すメンバーも出現。顔面蒼白で歩けないと言う。体力が戻るまで全員がしばし休憩タイム。
私たちが休んでいる間、リーダーが処置を施し、隊は再び歩き始める。

★御嶽山最高峰剣ヶ峰頂上3067m
 午前7時35分
 ↑ 山頂標識にタッチ!

360度眺望の無い頂上、滞在時間5、6分、田の原登山口(王滝登山道)をめざし下山開始。


急勾配の濡れた危険な下山道、強風と雨で歩きながらの写真は撮れません。

 午前8時13分
 ↑ (まごころの塔)御嶽山を信仰している人々の大切な場所だそうです。
    立ち休憩をとる。

★王滝頂上 2933m
 午前8時19分
 ↑ 社務所前  行動食と水分補給休憩
   ここでトンデモナイ失敗をやってしまった。
   この時、「やきいん所」の看板の前に人が集まっていて、「やきい」までしか見えなかった。
   私は「やきいも」を連想して、ザックの中からお財布を取り出し、手に持ち走り出した・・・
   途端に、看板の前に群がっていた人達がサッーと退いて、、、「やきいん所」と判明。。。
   無言での単独行動だったので誰にも気づかれなかったが、冷や汗ものだった。
   バチが当たらなければ良いのだが・・・
   ※「やきいん所」とは、木曽檜(ヒノキ)の金剛杖に焼き印を押してもらう場所です。
    所謂、登頂証明書ですね。

★ 8合目までの下山画像
 午前9時04分
 ↑ 後方を振り返って

 
 ↑ 週末のせいか王滝登山道を登る人たちが多い。狭い登山道で道を譲る為に費やす時間が長くなる。


 ↑ 私の3人前の人はガスの中、視界不良です。


 ↑ 8合目の避難小屋あたり、大勢の登山者が見えます。



 午前9時41分
 ↑ 避難小屋の屋根 2580m

★ 8合目から7合目までの画像

 ↑ 8合目から最終地点の御嶽登山口を見る。
   ガスが発生し視界不良

 午前10時14分

★ 最後の立ち休憩中に見つけた木の花は、何かわからないけど写してみた。
  その木を観察していて見つけた松ぽっくりは初めて見る形と色合い。
  たぶん、 シラビソではないだろうか?
  検索して調べましたが、確かな正解にはたどりつけず。


 ↑ たぶん・・・ シラビソの雄花





 ↑ たぶん・・・ シラビソの雌花 つららが出来ている。

 午前11時04分
 ↑ 田の原 御嶽山登山口 標高2180m 

★ 参加者全員が無事下山 トイレ休憩後カッパを脱ぎ、待っていたバスに乗り込む。
  近くの温泉に入り汗を流して、美味しい昼食をいただく。
 午後1時13分


 ↑ バスは、美しい木曽川と並走する19号線を走る。

木曽御嶽登山編最終回です。
長くなりましたが、見ていただいてありがとうございました。
コメント (4)
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