STP おやじ

スピード スリル パワーをテーマに生きて来たが時間が過ぎてもただのおっさんの生活を送っている。ぼやきかな?

X-1

2019-02-08 12:56:35 | 模型飛行機
プロペラ機で最高速を狙ってもプロペラ先端が音速になり限界が来る。
音速を超えた飛行は未知だった。ただ、急降下飛行などで、音速の壁があることは知っていた。

音速を超える飛行実験機を作ろう。

なんだかんだあって、X-1はB29に搭載された状態で離陸と上昇、目的高度で切り離し、ロケットエンジンで加速、上昇・水平飛行。まるで桜花のような飛行形態。(たぶん参考にしただろう)
人類初の音速超え水平飛行を実験し、燃料を使い切ったら 帰還 着陸。

X-1にはXLR11ロケットエンジンが一つ搭載されている。そのエンジンの4個の燃焼室(噴出ノズル)の燃焼オンオフで四段階の出力調節をする。たいへんアバウトな出力調節だが、点火後消せない固体ロケットエンジン搭載よりは ましだろう。
昔、大阪弁天町の交通科学博物館に展示の当該エンジンを見学したのを思い出す。X-1の実物エンジン、なぜここに在るのか?が不思議だった。このエンジンのメカニズムは何だろう?高圧タンクの窒素ガスでブースターポンプを回して推進剤を噴出するのかな?解らない。 推進剤タンクを加圧し、燃焼室に噴出し電気点火、燃焼させているようだ。
当時当該エンジンの隣に展示されていたターボポンプは何だったのだろう。

XLR11の推進剤はエタノールと液体酸素 排気ノズルからは水蒸気と二酸化炭素が噴出する仕組み。さほど推力は高くない。劇薬のヒドラジンを推進剤にするよりも安全性を優先させた選択と予想する。

X-1は推進剤を使い切って軽くなっても着陸は難しかったと思う。
X-1Aからはキャノピーが変更になり視界が良くなり射出座席も適用されたことから想像する。
 

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1 コメント

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いい映画でしたね・・・ (権田 八洲男)
2019-02-08 19:48:25
何故か10年位おきに無性に観たくなる映画が
ライトスタッフとオネアミスの翼、ドンピシャリ
グラマーなグレニスの後は
スリムなペンシル
F-104なんぞもよろしくお願いします。
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