なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ツユクサ(ツユクサ科・ツユクサ属)一年草

2013-07-08 20:05:35 | 草花
 ようやく雨があがって、青空の見えてきた曽根沼公園を、昨日朝のうちに訪ねました。
ウグイスの声がさかんに聞こえます。あまり花は咲いていなかったのですが、青紫のツユクサが数株花を開いているのが
目につきました。
ツユクサは、面白い花のつくりをしています。花弁の3枚のうち、2枚は、青く大きいのですが、下部の1枚は、
白っぽくて小さく、目立ちません。雄しべは6個ありますが、雌しべと同じくらい長く前に突き出した2個には、
楕円形の葯がつき、花粉を出しています。他の4個の雄しべのうち、3個は短く、花型の葯をつけています。もう1個は
中間に位置し、「人」のような形の葯をつけています。これら4個の雄しべは、飾り雄しべです。受粉は、蕾の状態の時に
自家受粉をするそうで、花が開いてからは、昆虫などによって、他の花からの受粉もします。また、お昼頃から
花が萎んでいく時、雌しべ雄しべが丸まって再び自家受粉をするそうです。















                       オマケの画像は、裏庭で咲いたカサブランカです。