なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヤブミョウガ(ツユクサ科)多年草

2013-07-18 14:23:11 | 草花
 愛知川河川敷の竹藪の縁に、ヤブミョウガが群生して花を咲かせている所がありました。
ヤブミョウガは、地下茎で増えていきますので、木陰などの半日陰に群生しています。直立した茎の先端が円錐花序に
なり、数個の花枝が輪生した「段」が積み重なっています。
花は、一度に咲かず、茎に近い方から順々に咲いていきます。花には、両性花と雄花があり、両性花は、白い筋のような
花柱と、黄色い葯をつけた雄しべの両方が、花から突き出しています。雄花の花柱は、短くて垂れ下がり気味で、子房は
小さく茶色に変色していることが多いそうです。
午後になると、まず雄しべが、次いで内果花被片が内側へ巻き込まれるように閉じていき、夕方には、閉じてしまいます。