なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

オトギリソウ(オトギリソウ科・オトギリソウ属)多年草

2013-07-25 13:20:25 | 草花
 荒神山の山裾に、今年もオトギリソウの花が咲いていました。草丈は50cmぐらいです。
オトギリソウには、、花弁、ガク、葉に黒点と黒線が入るのが特徴です。花は、一日花で、花弁は5枚、雌しべの花柱は3本で、先端が赤くなっています。雄しべは多数あり、基部で、合着しています。
葉は、対生していて、先端に至るほど、巾が狭くなり、黒点が目立ち、特に縁には黒点が多く見られます。
この黒点や黒線は、腺体です。
和名は、秘伝の薬草の名前を他人に洩らしてしまった弟を兄が斬った時の返り血がこの黒点であるとの意味で名づけられています。止血や、傷薬の薬効があるとされています。