なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヤブガラシ(ブドウ科・ヤブガラシ属)つる性多年草

2013-07-24 14:32:32 | 草花
 畑でも野山でも、あらゆるものに絡み付いてはびこり、藪を覆って枯らしてしまう勢いの、困り者の雑草ヤブガラシ・・・
今日は、その花の様子を観察しました。
ヤブガラシは、咲き始めると、4枚の緑色の花弁を開き、4本の雄しべと白い1本の雌しべがあります。この花柱は、
最初は短いのですが、次第に伸びてきて、花弁と雄しべは、間もなく脱落します。
その後、オレンジ色の花盤から蜜が滲み出してきて、水滴のように見えます。この蜜には、ハエやアリ、ハチ、マメコガネ、チョウなどたくさんの昆虫が集まります。
時間が経つと、オレンジ色の花盤は、色がピンク色になり、やがて脱落します。
果実を結ぶものと結ばないものがあるということです。