なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

オオニシキソウ(トウダイグサ科・ニシキソウ属)一年草

2014-08-21 11:20:02 | 草花
 愛知川河川敷のオオニシキソウは、基部から立ち上がり、40cm程の高さに広がっていました。
葉の縁には鋸歯があり、小さな紫褐色の斑が見られるものもあります。茎は、鮮やかな赤紫色で、緑の葉との対比が綺麗です。
 杯状花序というカップ型の総苞から、花が出てきます。カップの縁の白い花びらのように見えるものは、腺体の付属物だと
いうことです。雌性先熟で、雌花がまずカップから突き出し、柱頭を広げ、他の花の雄花の花粉を受粉します。
子房が成長してくると、柄が伸びて、ごろんとカップの外に出ます。その後、4個の雄花の雄しべが伸びてきて、花粉を出します。
写真の黄色く見えているのが、雄しべの花粉です。自家受粉を避けるように、うまく出来ています。