なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

スズメノヤリ(イグサ科・スズメノヤリ属)多年草

2017-04-02 17:08:38 | 草花
 まだ全体に草丈の低い草原にぼつぼつとスズメノヤリが目立っています。
茎の先に赤褐色の丸い頭花をつけています。この頭花は、小花が多数集まって出来ているようです。
葉の縁には、長い毛が生えています。
 スズメノヤリの花は、雌しべ先熟で、雌性期は、花被片が閉じたまま、3裂した柱頭を出します。
雌しべが受粉すると、雄しべが成熟し、花被片が開きます。雄性期には、6個の葯から花粉を出します。
雄性期には、雌しべは、萎れてしまっています。
雌性期、雄性期が別々に現れるのは、自家受粉を避けるための植物のしくみなのでしょう。