なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

セントウソウ(セリ科・セントウソウ属)多年草 別名オウレンダマシ

2017-04-24 15:53:44 | 草花
 愛知川河川敷の木陰には、ミヤマハコベやカテンソウに混じって、セントウソウもたくさん
咲いていました。
以前にも撮ったことのある花ですが、茎が5~3に分枝し、それぞれに小花の集まった花序を
つけます。分枝点にも短い茎を出して、花序をつけます。
 小花は、白色で、花弁5個、雄しべ5個、雌しべの柱頭は、2裂しています。
特徴的なのは、花の中央、雌しべの下の子房が2個くっついていて、果実も2分果からなって
いることです。このため、花弁のつきかたが、ややいびつに見えます。
 葉は、セリの葉とにています。
 ヤブジラミやオヤブジラミとも似ていますが、果実に棘のないこと、花期が1ヶ月程早い点
などが違っています。