なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

タチイヌノフグリ(オオバコ科・クワガタソウ属)越年草

2017-04-08 18:46:21 | 草花
 公園の古い駐車場にタチイヌノフグリが生えていました。
 花はとても小さく(3mmぐらい)、よく見ないとわからないくらいです。
ここでは、茎がまわりに広がって、先の方で立ち上がっていました。上部の葉は、次第に細く小さく
なって、苞となっています。花の柄は殆ど無く、苞や萼に埋まるように咲きます。
 小さいながら、花のつくりは、オオイヌノフグリによく似ていました。
萼がすぼまって、花冠が抜け落ちる前に、雄しべが雌しべの方へ寄ってきます。そして、雌しべを
そこに残して、2個の雄しべをつけたまま、花冠はすっぽりと抜け落ちます。
 花の大きさの比較のため、オオイヌフグリの花を側に置いてみました。随分と大きさの違うことが
おわかり頂けるとおもいます。