なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

カキドオシ(シソ科・カキドオシ属)多年草

2017-04-28 14:57:37 | 草花
 垣も通すというカキドオシは、つるの節から根を出して、どんどん殖えていきます。
丸い葉の腋から淡紫色の唇形花をほぼ2個ずつつけています。下唇は、中裂して、中央裂片が大きく前に
突き出しています。濃い斑紋と奥の方の白い短い毛が目立ちます。
雄しべは、よく見えませんが、4個あるということです。萼裂片の先は、尖っています。

































ノウルシ(トウダイグサ科・トウダイグサ属)多年草

2017-04-28 13:56:33 | 草花
 曽根沼の水際を黄緑に染めて、あちこちにノウルシが群生しています。
トウダイグサ科のその花を詳しく見たくて、近寄ろうとするのですが、足もとがぬかるんで、なかなか
近づけません。枯れ葦の倒れた上を注意深くべしべしと踏みしめて、ようやく3個の花に近づくことが
出来ました。
 写真ラストの2枚ですが、茎の先には、中心に1個と周りに5個の花のようなものがあります。
ネットで調べた説明と照らし合わせてみたのですが、この花は、まだ若くて、果実をつけるところ
までは、いっていないことがわかりました。
 写真に写っている周りの5個から、さらにそれぞれ3本の細い枝に分かれ、2枚の苞葉をつけ、
また、その苞葉の腋からそれぞれ2本細枝を伸ばし、その先に花をつけるということでした。
 写真の花のようなものは、「中心の杯状花序」で、雌花のない不稔性の花だということです。
黄色く光っている花弁のようなものは、腺体でした。ノウルシの花には、花弁も萼もありません。


































 ここまでは、4月15日に投稿したものですが、今日、もう一度ノウルシに実が出来ているかな・・と
見に行きました。すると、若い果実が出来ていましたので、もう一度ご覧下さい。