なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヘラオオバコ(オオバコ科・オオバコ属)多年草

2017-04-22 16:28:10 | 草花
 河原近くの日当たりのよい場所に、ヘラオオバコも高く花茎を伸ばしていました。
40cmぐらいは、あったでしょうか。
 花穂は、3cmぐらいで、雌性期から、雄しべの伸びる雄性期へと移って、下から上へと
咲き上がっていきます。白い葯がぐるりと花穂を取り囲んで、独特の姿をしています。
葉は、披針形で、基部に多く、直立または斜上して伸びています。
花茎には、縦に何本か溝が入っています。このオオバコも帰化植物で、原産は、ヨーロッパ、
日本には、江戸時代末期に侵入したとされ、日本全土に広がっているということです。



















ツボミオオバコ(オオバコ科・オオバコ属)一年草

2017-04-22 15:10:29 | 草花
 「えっ、オオバコってこんなに群生するの・・?」 河原近くの日当たりのよい所に15cm
ぐらいの オオバコによく似た草が混み合って生えていました。
よく見ると、葉は、オオバコより細く、茎や葉に細かい毛がたくさん生えています。
全体にオオバコよりは、弱々しい感じがしました。
 掲示板で教えてもらって、ツボミオオバコという草だと判明しました。ツボミオオバコは、
名前の通り、蕾のままで、開かない閉鎖花のみをつけ、雄しべが外に出てくることは、ない筈です。
でも、中にはこの写真のように、開放花をつけ、雄性期に雄しべを外に出している系統も
あるということでした。まだ、草丈も短いうちに、花を咲かせ、夏草の伸びてくる前に実を稔らせ
ようという策略なのでしょう。オオバコは、在来種ですが、ツボミオオバコは、近年北アメリカ
から帰化したもので、だんだんとその数を増やしつつあるそうです。