青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

こんなご時世の夏休み

2020年08月15日 14時00分00秒 | いすみ鉄道

(夏の風追い掛けて@いすみ鉄道 上総東~西大原間)

さて、お盆の時期から少し遅れてはいますが、こんな私でも今日からささやかな夏休みなんですよね。周りを見ると、コロナ禍の中で夏休みなんか貰っても何もすることないよ・・・みたいな話も聞きますが、さすがにずーっと家に籠りきりと言うのもコロナ以前に精神的に宜しくない。日帰りで撮影旅に行くくらいはいいかなと思ってるんだけど、どこがいいかねえ。天気次第かな。と思って気象庁のHPを見たら、「災害級の暑さに警戒を」という文字が躍っていてずっこけた。どうすりゃいいねん(笑)。

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台風過ぎて

2019年09月10日 23時00分00秒 | いすみ鉄道

(夷隅川渡渉@いすみ鉄道 城見ヶ丘~上総中川間)

関東を直撃した台風15号、日曜の夜半から月曜の朝にかけて東京湾を横断して抜けて行った。さすがに我が家も夜半は吹き付ける雨と風の轟音で度々眠りを妨げられたんだけど、どちらかと言えば翌朝の首都圏の交通大混乱のほうに辟易としてしまったなあ。JRの計画運休はあんまり関係なかったんだけど、相鉄は二俣川で線路脇の足場が崩れて架線が切れただの、小田急では藤沢で電気系統がヤラれただの、復旧見込みを立てても立てても被害状況の全容が掴めていないのか見込み時間がどんどん後ろずれして行く状態。クルマでヘタに動いても、家の周辺から鉄道の途絶による大渋滞。これはもうどうしようもないな、と判断して会社に一報を入れ、相鉄と小田急の動きを確認してから12時半くらいに出社したのだが、それでも乗換え各駅ではホームに入場規制がかかるなど、難儀な出勤でありました。

竹生い茂る夏の夷隅川をキハ28+52の急行列車がのんびりと渡って行く。今回の台風、進路の東側に当たる千葉県の被害状況が非常に大きいと聞く。暴風によって送電線や電信柱が倒壊したため、大規模な停電と断水が広域に発生しており、なかなか復旧されないようだ。この台風が過ぎても熱帯のうだるような空気が残り、関東は異常に蒸し暑い上の高温が続いていて、冷房冷蔵水道が使えないのは生活的にも死活問題と思う。停電の影響は当然のごとく鉄道にも影響を及ぼしており、この時点でも千葉以遠の銚子方面、房総方面の鉄道は動いていない。ディーゼルの小湊・いすみとて、電気が止まれば踏切も信号も動かない訳で、運行できるはずもない。被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、早期の復旧を記念したい次第である。

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国鉄色は世代を超えて

2018年04月04日 22時16分50秒 | いすみ鉄道

(パパには なつかしい、ぼくには あたらしい@西畑駅)

茜差す西畑駅。国鉄色のキハに夢中でカメラを向けるパパを、不思議そうな顔で見ていた子供。あんな色した車両が、パパの子供の頃にはいっぱい走っていたんだよ…という会話が聞こえて来そうです。が、よくよく考えたらJR発足30周年という事を考えると、結婚の早い若いパパは既に国鉄時代を生きた事もないということか…(溜息)。それでも最近は若い世代にも「国鉄型車両が好き」という人も多いし、世代を超えた支持が広がっているのも事実なのでしょうね。

かく言う自分も「国鉄急行色のキハ」というものをそんなに頻繁に見ていた訳でもない。特にキハ28・58とか、本来のフィールドである地方路線の急行列車なんかほっとんど乗ったこともないしねえ。初めてこの車両を意識したのが、1985年のつくば科学万博の際に「エキスポライナー」として常磐線を走っていた時ですね。上野口から取手より先に行ける交直流電車が足りなくて、直流だろうが交流だろうが関係ないキハをムリヤリかき集めて会場への輸送を賄っていたんだよなあ。オールキハで走ってた急行ときわ・奥久慈なんてのもあったっけ。
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春の風吹き抜けて

2018年04月03日 21時13分31秒 | いすみ鉄道

(春色の国鉄色@総元駅)

3月下旬の訪問でしたんで、まだこの頃は桜もポロリポロリと咲く程度でしたが、その分菜の花は満開でした。午後の訪問になると大原側にぶら下がっているキハ28の正面がなかなか順光になるポイントがなかったんですけど、満開の菜の花とキハ28を。もう今日あたりは房総の中央部の桜も散り始めているようで…日本ではここでしか見られなくなった国鉄急行色のキハと、桜と菜の花の見事なコラボレーションを収められた方はおめでとうございます(笑)。


こいのぼりが上げられた総元の駅、まだ3月なのになんとも気が早いことで(笑)。とはいえ春の房総は4月になるとすぐに田んぼに水が張られて、GWを待たずに田植えが始まってしまうので季節の移ろいは見た目にもかなり早い地区ではあります。トンガリ屋根の総元駅を出て行く28+52のコンビ。大多喜から上総中野までは普通列車扱いです。


上総中川手前の菜の花築堤。いつもなら滝のように春色が降ってくる築堤ですけど、この築堤のピークはこんなもんじゃないんだよね。いつもに比べると花の勢いがないような…それでも窓を大きく開け放って、春の風を浴びながらの房総の汽車旅は気持ち良さそうです。何年か前に子供と乗ったっきりなので、また乗ってみたいもの。乗らないで帰るのも申し訳ないので、国吉駅でお土産を購入。子供が大好きないすみ鉄道もなかを購入したんですが、鉄道系ともなかの親和性というのは妙に高いような気がする。ちなみに私は甘辛しょうゆ味の「い鉄揚げ」がジャンキーなお味で好きです(笑)。
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花咲く路地にて

2018年04月02日 21時41分06秒 | いすみ鉄道

(色褪せたその姿も良きかな@久我原~総元間)

ちょっと桜写真が間に挟まってしまいましたが、先日の小湊&いすみ鉄道訪問時のカットを。房総の内陸を蛇行して流れる夷隅川、その屈曲する川に丸く囲まれたような三又地区。三又と言う地名は、この辺りで夷隅川と支流の西畑川が合流して丘陵地に三又の地形を形成しているからなんでしょうね。そんな三又の集落の路地に続くカーブは菜の花が満開。それなりに有名な撮影地なのか、我々親子を含めて7~8人が三脚立てて待ち構える中、午後の一本目の52+28がやって来ました。


この菜の花の路地に続く四種踏切。「とまれみよ」の横看板も懐かしい、古びた踏切標識があります。息子の構図はそんな古びた踏切を入れてワンカット。いすみのキハ52が国鉄標準色のツートンからタラコ色に塗られて何シーズン目でしょうか、ちょっと褪せたようなタラコ色がむしろいい風合いに落ち着いて、むしろ好ましい雰囲気を出してくれていますよね。ちなみにこの日は子供のカメラにPLフィルターをカマしてるんですけど、これだけ強い日差しだと効果てきめんですな。何となく昭和の時代の日南線でキハ20系列(キハ22とか)を撮影しているような、そんなイメージの一枚になりました。
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