青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

禁煙前夜

2010年09月28日 23時05分52秒 | 日常
えー、世の中段ボール一箱買い込んで来たる値上げに備えておられる方もいらっしゃるようですが、とりあえず禁煙を約束させられてしまったので買いだめしませんでした。もちろん本意ではない。今日コンビニ行ったら「タバコは2箱まででお願いします」なんて張り紙がしてあったのだが、ついにタバコも統制品になってしまったのか。戦時中かよ。
あ、今まで禁煙した事ないのかと言ったらした事はあるんですよ。確か大学4年の時に半年だけ気まぐれの禁煙をしてみた事があるのだが、なんか「半年禁煙できたんだからいつでも止められるわ」と変に安心して再び吸い始めて今に至る。今はどうでしょうか。試しに昨日の夜から今日の午前中まで禁煙してみたのだが、禁煙明け(笑)のタバコは毛細血管の隅々まで行き渡り若干クラクラしたw

この値上げを機会に半数の愛煙家が禁煙に挑戦するらしい。値上げの理由は「国民の健康を考えて」と言うもっともらしい理由だが、いつだって税収不足の手っ取り早い補填手段として安易に増税されて来たタバコ。嗜好品であり、吸わなきゃいいだろうがと言われりゃそれまでだが、さすがにそろそろ喫煙も足元見られるのに我慢ならなくなったのかな。ま、舘ひろしもタバコを止める時代だしな。「あぶない刑事」世代の私にしてみたら心底まったく舘ひろしにはガッカリだよ(笑)。それこそ肺ガンでぶっ倒れるまで苦い顔してパイプマッチで火を付けたタバコを吸い続けるものだとばかり思ってたのに。

今度また「あぶない刑事」がリメイクされたらタカはたばこ吸わないんですかね??
ま、その辺りもパロディにして流してしまうのだろうが(笑)。
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歴史的V逸

2010年09月26日 21時12分51秒 | 日常
ご愁傷様。

まあ、残り8試合で2位と3.5ゲーム差もあってマジック4ですから、これを早漏野郎と責める事は出来ないのだけれど、とりあえず歴史的V逸でしたな。昨日は昼=猫VS鷲 夜=鷹VS公とガッツリNHKBSで野球を見てしまったのだが、昨日のダルと杉内の投げ合い、下手すりゃよっぽど優勝決定戦に近いような試合だったな。公と鷹でここまでがっぷり四つになったと言えば現在はプロブロガーの人がマウンドの上で動けなくなってしまった2006年のCS2nd以来でしょうか。あん時は八木だったけどね。
とりあえず今年のパリーグの混戦ってのは、上位陣の直接対決でホームチームが圧倒的に優位に戦ったせいでやたらと3連勝3連敗が多かったのが理由かなあと。んで、どこのチームもそれをきっかけとした長い連敗があって最後までどこも抜け出せなかった。最終的に鷹が抜けたのは、目下の敵である猫と最後に3つ福岡で試合が残ってたと言う日程の妙と言う気がしないでもない。

今回の鷹優勝、相手チームがマジック4まで行きながらの逆転Vと言うのは1989年の近鉄バファローズ以来らしいのだが、その近鉄Vの原動力となったのはご存知ラルフ・ブライアント。そして西武圧倒的有利で迎えた10月13日のダブルヘッダーで、そのブライアントに決勝の48号ソロを叩き込まれたのは現在の西武の監督さんでありました。ライトスタンドを呆然と見つめるその表情は今でも目に焼き付いているのだが、あの頃はまだ髪もフッサフサだったなあ(笑)。歴史は繰り返すと言うことか。

また、終盤戦で上位チームをとにかく手こずらせた楽天に、何だか昔のロッテを見るようで凄くシンパシーを感じたw
本拠地がドームじゃなくて試合消化が遅い下位チームってのはしばしばこういう役回りをするものだけれども。
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初秋の秩父路 煙り路

2010年09月23日 21時36分58秒 | 日常

(画像:奥秩父 黒い蒸気と ソバの花)

秩父市の奥の旧荒川村は昔からソバの里として有名なところですが、収穫を控えて真っ白なソバの花の中を走るパレオエクスプレス。国道際のソバ畑で三脚を立てて汽車を待っていたら、散歩しに来た初老の地元氏が「今年のソバは暑さでダメだったねぇ」との話。結構ソバってのは出来不出来で味が変わるみたいですが、被写体としては充分。白いじゅうたんのようで、可憐できれいな花ですよね。秩父鉄道は三峰口に向かってほぼ一方的な登り勾配になるんで、ドレーンを切りながら煙をたなびかせて駆け抜けて行きます。


武州日野駅付近でなかなかいい感じのアンダートラスの鉄橋を見付けたので構えてみました。武骨な作りのこの鉄橋は安谷(あんや)川橋梁と言い、元々磐越西線の鹿瀬付近にあった鉄橋がダムによって付け変えられるのを機に移設されたものなんだそうだ。磐越西線も秩父鉄道も「復活蒸気」の舞台となっているのも何かの縁なんでしょうかね。三峰口に向かって一方的な登り勾配と言う事は、帰りの熊谷行きは一方的な下り勾配になる訳で、下りのパレオは煙もなくゆっくりと惰性で山を下って行きます。


煙がないと迫力に欠けるなあと言う事で、帰りは花園ICに近い寄居駅で発車シーンを。
寄居は秩父盆地から山峡を流れて来た荒川が関東平野に出る場所に開けた街で、街の規模の割には東武東上線、八高線、秩父鉄道が交わる交通の要衝。
大きな汽笛一声、広い駅構内に白煙を上げて出て行くC58です。
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ひとりB-1グランプリ

2010年09月20日 21時41分20秒 | 日常

(画像:秩父名物みそポテト)

昨日一昨日とウチの近所の厚木で「B-1グランプリ」なるものが開催されまして、まあニュースなんかで報道もされてましたが二日間で40万人近くの来場者があったんだとか。会社のお客さんでもちょっと噛んでる人がいたんで、近所だし面白そうだしちょっと行ってみようかななんて思ってたが行かなくて良かったよ。厚木ごときで40万人とは正気の沙汰じゃない(笑)。一年で一番人が集まるのが夏の鮎祭り&花火大会程度の街なのになあ。だいたい厚木市の人口40万人もいないと思うし…ダービーの日の府中みたいなもんか。小田急線も臨時のロマンスカー出したりたいそうな騒ぎだったようだ。連休と言う事もあってメディアでも大きく取り上げられてましたが、地域振興とか街興しの一環としての「経済」的な側面が大きくなって来た事もあって新たにこの大会向けにご当地グルメを作り出そうと言う思惑も見え隠れして爛熟模様ですな。本来であれば「その地域でのみ古くから親しまれている庶民的な食べ物」で争うものであると思うのだが、あんまりこの大会も派手になって来るとどこぞの「漢字検定」みたいな騒ぎになったりしないかと。優勝したのは山梨県の「甲府鶏モツ煮」だそうだが、山梨県しょっちゅう行ってる私でも知りませんでしたよそんな食いもの(笑)。

「B級グルメ」と言えば、ホルモン系とか焼きそば系と言うのが頭に浮かぶんだけど、良く見るとほとんどがどっかの公営ギャンブルにありそうな食いものである事に気が付く(笑)。ここでいっちょ三競オート限定でB-1グランプリでもやってみたらどうか。
私的にベスト5を選ぶならば、
1.多摩川競艇の牛炊(ニンニク+一味たっぷし。牛ダシ汁とトロトロのバラ肉がウマイ)
2.川崎競馬の旧館2Fの煮込みライス(超コッテリギトギトウマウマ)
3.住之江競艇1Fのホルモン焼き(ホットプレートで焼いてるヤツね)
4.笠松かドンコの串カツ(ドテ煮の味噌ソースにくぐらすのがウマイ。キャベツも付いて一本100円)
5.福山競馬の焼きそば(太麺ガッツリの食い応え、オタフクソースのような独特のあまあまソース味)
番外編では宇都宮競馬の100円焼きそば(メイン前以降)とかねえ。浦和競馬の天乗せオニギリ醤油掛けに付け合わせのオバチャン手作り浅漬けもいい。佐賀競馬の割りバシ焼きさつま揚げとか上山競馬の玉こんにゃく&冷やし天ぷらうどんとかねえ。笠松&ドンコの味噌ベース串カツに対して同じ中京圏の蒲郡競艇の串カツはサラリとウスターソースベースなのだがこれもいい。平和島「あじさい」の煮込みライスも捨てがたいし、船橋競馬の東西商会のあっさり風味のお汁で頂く焼きノリ入り雑煮とか…川崎競輪のトロ巻き寿司もクセになるよねえ。ナイターとは言え熱帯夜の空気に温まりまくったドロドロのトロ巻き、衛生的に問題がありそうなのだがあの溶け加減が絶妙にウマイと思う(笑)。腹壊すかどうかは運と体調次第。ああ何か書いててキリがなくなって来ましたが、要するに公営ギャンブルを支えた団塊クソオヤジどもの味覚にようやく時代が追い付いてきたと言う事なのでしょう(←違)。

あ、本日はヨメさんにお暇を頂きましてぷらっと遊んで来ました。秩父鉄道まで行ってパレオエクスプレスを撮影して来たんだけど、写真は今日食ったB級グルメ「秩父のみそポテト」@道の駅ちちぶ。ゆでジャガイモに天ぷら粉でコロモをまぶして揚げたものに、甘辛い田楽味噌みたいなのがかかっている。北関東に行くと栃木県佐野市の「いもフライ」に代表されるようにやたらこの「ジャガイモ+コロモ」系のものが多くて、足利競馬なんかではこれをドップリソースに浸したのが主食でしたねえ。とにかく安くてでかくて腹が膨れるんでね。寒風吹きすさぶ曇天の足利競馬場、ナポレオンソロとかショウワルーキーなんて馬の名前を思い出したりするのでありますが。

秩父の「みそポテト」もコメが高級品だった時代に価なイモにコロモでかさ増ししてとにかくボリュームを出そうと言う魂胆で作られた貧乏くさい食いものだが、この炭水化物+炭水化物のハーモニー、胸焼け感を上塗りするような甘くてくどい味噌だれがマッチして美味いんですね。
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恨みの輪廻

2010年09月19日 23時54分22秒 | 日常
そろそろ9か月になる私の息子だが、最近テレビを見ていると滝川クリステルに異常に反応するので困る(笑)。PanasonicのブルーレイTVのCMなんですが。ニュースJAPAN時代はクールビューティーだった滝クリさん、意外に笑顔はかわいらしくてそう言う意味で趣味は悪くないのだけれど、0歳児で滝クリってのはどんなマセガキだと(笑)。

ロッテ2試合連続で逆転サヨナラ負け、仙台では去年から数えて都合16連敗となかなか面白い事になって来ました。負け方が奇跡的なあたりあの18連敗を彷彿とさせますな。基本的にドツボでのメンタリティの持ちようの極端に下手なチームですから、このまま1シーズン一回も勝たないで終わっても何ら驚きゃしませんが、仙台もロッテに何の恨みがあるのやら。

36年前に本拠地を捨てた恨みが、干支が三回回ってようやくやって来たのかもしれませんが。
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